脱原発の男性に暴行容疑、右派系市民活動家の男を逮捕

　５日午後、経済産業省の敷地内にあるテントで「脱原発」を訴えていた男性に対し暴行を加えたとして、右派系市民活動家の男が警視庁に逮捕されました。

　暴行の疑いで逮捕されたのは、自称、東京・世田谷区の解体業、櫻田修容疑者（５３）です。

　櫻田容疑者は５日午後５時半ごろ、経産省の敷地内に設置されているテントで「脱原発」を訴えている男性（４８）に対し、「いつまでやってるんだ。撤去に来たぞ」などと言いながら、胸を押す暴行を加えた疑いが持たれています。取り調べに対し、櫻田容疑者は「押していない」と容疑を否認しています。

　櫻田容疑者は右派系市民活動家を名乗り、経産省前で活動をする動画がインターネット上に投稿されていました。（06日01:35）