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 シューセイさんとお呼びしている、かつて新党さきがけの知恵袋として知られた田中秀征さんと「安倍演説」について語り合った。デモクラTVという開始3年目の市民ネット放送で、「保守心髄」というタイトルのわたしの番組に出ていただいたのである。

 4月30日午前0時(日本時間)、その演説はNHKでテレビ中継した。なにしろわが総理大臣が史上初めて、アメリカ議会の上下両院合同会議で演説するというのだから、少々眠いからといって見ないわけにはいくまい。秀征さんもそうだったらしい。

 安倍晋三首相は、英語で演説した。ゆっくりしたしゃべり方だから、かなり聞き取れる。あちらの議員はどう受け止めたか、演説のさわりの部分には、みんな立って拍手していたから、そう悪くはなかったのだろう。しかし、そんなことはともかく、と言って、秀征さんは「あの演説を向こうから頼まれてしたのか、こちらから頼んでやらせてもらったのか、そこが問題ですよ」と切り出した。