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離島防衛で宮古島・石垣島に陸自部隊配備へ5月6日 4時07分
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防衛省は、南西地域の離島防衛で、より迅速な対応を可能にするため、沖縄県の宮古島と石垣島に、有事の際の初動対応などに当たる陸上自衛隊の部隊を配備する方向で検討しています。
防衛省は、中国の公船が沖縄県の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返すなど、海洋進出を活発化させていることを踏まえて、南西地域の離島防衛を強化するため、陸上自衛隊の配備を進めており、3年後をめどに、長崎県佐世保市に離島防衛で中心的な役割を果たす「水陸機動団」を新設する計画です。
また、今年度中に、日本最西端の沖縄県の与那国島にレーダーで警戒監視に当たる「沿岸監視部隊」を、3年後をめどに、鹿児島県の奄美大島に有事の際、初動対応に当たる550人規模の「警備部隊」を配備する方針です。
さらに、沖縄県の宮古島と石垣島にも初動対応などに当たる部隊の配備を検討しており、宮古島には、艦船を攻撃する地対艦ミサイルを備えた600人規模の「警備部隊」を配備する方向です。
防衛省は、離島への部隊の配備は、不測の事態への備えに加え、領海侵入などに対する抑止力を高めることにもつながるとしており、近く、左藤副大臣が宮古島と石垣島を訪問して、地元関係者に理解を求めることにしています。
また、今年度中に、日本最西端の沖縄県の与那国島にレーダーで警戒監視に当たる「沿岸監視部隊」を、3年後をめどに、鹿児島県の奄美大島に有事の際、初動対応に当たる550人規模の「警備部隊」を配備する方針です。
さらに、沖縄県の宮古島と石垣島にも初動対応などに当たる部隊の配備を検討しており、宮古島には、艦船を攻撃する地対艦ミサイルを備えた600人規模の「警備部隊」を配備する方向です。
防衛省は、離島への部隊の配備は、不測の事態への備えに加え、領海侵入などに対する抑止力を高めることにもつながるとしており、近く、左藤副大臣が宮古島と石垣島を訪問して、地元関係者に理解を求めることにしています。