2010年05月12日 15時55分47秒
▲ツイッターを始めたら!(1)RTを自動でつける
テーマ:▲ツイッター
公式サイトをブラウザでアクセスする場合、非公式 RT を使いこなすには不自由を感じます。
そこでブラウザを離れ、ツイッター専用アプリを利用します。
ツイッターの提供するサービスとルールは公式サイトと「API」という仕組みで提供されています。
APIとは「アプリケーション・プログラム・インターフェース」の略で、私的に直訳すると「コンピューター命令処理のための接続口」となります。
わかりやすく言うと、パソコンや携帯電話などからのアクセスを可能とする魔法の出入口です。
ツイッターは、大きなひとつの入れ物に情報を格納しており、この出入口を通してツイッターに流れる情報を取り出したり、入れたりすることができるのです。ただし我々ユーザーをAPIを意識する必要はありません。アプリがコンピューターを操ってアクセスするからです。
今回は Windows/Mac, iPhone/iPad で利用できるアプリ(ケーション)「TweetDeck」を取り上げます。
インストールから始めますが、実際に使えるまでスグです!(サイト内の様式は、2010年5月12日現在)
「カイロプラクティック オラキノ」で話しながら変更するのに数分程度でした。
<1> http://www.tweetdeck.com/ にアクセスして [Desktop] をクリックします。

[Download now, it's free] をクリックすると自動でOSを判定してダウンロードが始まります。
お使いのパソコン環境により、いくつかの質問に答えを迫られるかも知れませんが
大きな障壁とはならないでしょう。
<2> TweetDeck が立ち上がります。
同時に [Welcome to version 0.33] のパネルがかぶせて表示されます。[Getting start] をクリック!

<3> 表示してるけど文字化け?
最初は英語の設定になっています。
・右上スパナマークの [Settings] ボタンで「環境設定パネル」が表示されます。
[Colors/Font] → [OriginalFont] で [InternatinalFont] を選びます。
ここでは背景色などをいじれます。

以下3つは文字化けには直接関係ないですが、ついでに「環境設定パネル」で変更します。
・[Services] の2個目を Japanese に変更しておきます。
・新しく入手したツイートがポヨォ~ンの音と共にPopUp表示されるのを消します。
[Notifications] → [sound] を 0%に、[window] を off にします。
・エンターキーを押すだけでツイート送信される設定になっているので解除します。
[General] → [Press Enter to Send an Update]の check を外します。
パネル右下 [Save settings] でパネルから抜けると日本語表示されます!
<4> 4カラム表示!
Mentions、All Friends、Messages、Reccomend の4カラムが表示されています。
右上のスリットが一個のボタンでカラム1個→複数個→1個とトグル表示します。
下の小さな空気口のスリットのようなボタンが各カラムをactiveにします。

左上の (+)ボタンでカラムを増やすことができます。詳細は次回触れます。
<5> All Friends がタイムライン(TL) です
公式サイトで見ていたTLが All Friends カラムにてリアルタイムに表示されます。
自動で上から振ってくる感じに新しいツイートが表示されていきます。
わたしはこれを「情報のテトリス」と読んでいます。
<6> ツイート
左上の紙にペンの黄色いボタンをクリックすると書き込みエリアがドンと上から表れます。
残り文字数が小さく右下に表示され、140文字を超えるとエリアが赤くなります。
カメラボタンで保存してある画像を選んで添付できます。
iPhoneであれば、ここでカメラを起動するか保存したファイルを探すかを選択できます。
[+] で複数のツイッターアカウントを利用している場合に追加し、発言アカウントを選べます。
追加すれば複数アカウントのTLを別カラムに同時に表示することができます。
<7> 返信
返信やリツイートは対象アイコンにマウスカーソルを合わせると、4つのボタンが
現れるので左の縦2個のJ(Reply=返信)→(Retweet)をクリックします。
おさらい:
▲ツイッターを始めるまでの壁をとっぱらおう!(7)つぶやき、ツイート、リツイート
<8> リツイート
リツイートは、該当ツイートの文章全ての引用の前に RT を自動で付与します。
その上で140文字を超えるとエリアが赤くなって引用されますので適宜削ります。
初期設定のままだと公式リツイートか旧式(非公式)リツイートのどちらにするのか?
をいつも選択させられることになります。公式を重用したい人はそれでよいでしょう。
いちいち選ぶのが面倒な人は、
[Settings] → [Twitter] の一番下の [Retweet button shoud] の選択肢を
[Edit before sending] に変更しておくと旧式リツイートの動作をすぐに実行します。
[send without editing] は公式リツイートしかできなくなりますので注意が必要です。
以上「RTを自動でつける」ためにアプリ「TweetDeck」の導入を紹介しました。
一旦、使い始めると便利ですのでおそらくブラウザからのアクセスはしなくなります。
ただし、アプリの設定でAPIを通して情報を取り出すタイミングが遅かったりしますので
最新の状態をリアルタイムで確認したい時はブラウザで公式サイトを確認するべきです。
ブラウザで最新の状態を表示するには Ctrl+R で refresh します。
次回は(1)の2として今回の補足を中心に触れ、以降もTweetDeckを使って進めます。
<関連もくじ>
●既にツイッターを始められてる方向け初級編
ツイッターを始めたら!
(1)RTを自動でつける
(1の補足) TweetDeckの到着音・カラム追加
(2)URL短縮化サービス利用の効用
(3)検索とハッシュタグ/ List による仮想TLの作成
(4)その他ツイッター関連サービスの有効利用
(5の前に)限定@返信のしくみ
(5)ブログ&ホームページとの連携
●これからツイッターを始める方向け準備編
ツイッターを始めるまでの壁をとっぱらおう!
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<ミニコラム>
みなさんは情報共有ツールとして電子メール、ツイッター、ブログ、ホームページを使っていると思いますが、電子メールの同期について不自由していませんか?
電子メールの同期とは、例えばわたしは iPhone/iMac を使っていますが iMac で利用しても iPhone で利用しても受信簿・送信簿・フォルダを同じ状態(未読・既読・送信済み・削除など)で閲覧できるのです。
出先で iPhone でチェックした既読メールは iMac に向かっても既読ですので、次の未読メッセージから処理すればいい訳です。削除済みであれば iMac では目にすることもありません。その逆もしかりです。
この同期には IMAPサービスを利用します。インターネットプロバイダならば大抵は装備しています。
プロバイダのオンラインヘルプ:メール設定のどこかに「IMAPの場合は~」というくだりがあると思います。
設定は通常のPOPの場合と大差ありませんのでヘルプには部分的にしか登場しません。
IMAP対応ができればWindows/Mac/iPhone/スマートフォンの間で同期が有効ですのでメール処理の煩わしさから開放されます!
携帯電話の場合はスマートフォンのタイプであればほぼ対応していると考えられます。
それ以外の通常タイプでは可能性は低いかも知れませんが、いづれも調べて頂くしかありません。(_o_)
echofon というツイッター・アプリは有償アップグレードすれば iPhone と Mac とで同期が可能です。
そこでブラウザを離れ、ツイッター専用アプリを利用します。
ツイッターの提供するサービスとルールは公式サイトと「API」という仕組みで提供されています。
APIとは「アプリケーション・プログラム・インターフェース」の略で、私的に直訳すると「コンピューター命令処理のための接続口」となります。
わかりやすく言うと、パソコンや携帯電話などからのアクセスを可能とする魔法の出入口です。
ツイッターは、大きなひとつの入れ物に情報を格納しており、この出入口を通してツイッターに流れる情報を取り出したり、入れたりすることができるのです。ただし我々ユーザーをAPIを意識する必要はありません。アプリがコンピューターを操ってアクセスするからです。
今回は Windows/Mac, iPhone/iPad で利用できるアプリ(ケーション)「TweetDeck」を取り上げます。
インストールから始めますが、実際に使えるまでスグです!(サイト内の様式は、2010年5月12日現在)
「カイロプラクティック オラキノ」で話しながら変更するのに数分程度でした。
<1> http://www.tweetdeck.com/ にアクセスして [Desktop] をクリックします。
[Download now, it's free] をクリックすると自動でOSを判定してダウンロードが始まります。
お使いのパソコン環境により、いくつかの質問に答えを迫られるかも知れませんが
大きな障壁とはならないでしょう。
<2> TweetDeck が立ち上がります。
同時に [Welcome to version 0.33] のパネルがかぶせて表示されます。[Getting start] をクリック!
<3> 表示してるけど文字化け?
最初は英語の設定になっています。
・右上スパナマークの [Settings] ボタンで「環境設定パネル」が表示されます。
[Colors/Font] → [OriginalFont] で [InternatinalFont] を選びます。
ここでは背景色などをいじれます。
以下3つは文字化けには直接関係ないですが、ついでに「環境設定パネル」で変更します。
・[Services] の2個目を Japanese に変更しておきます。
・新しく入手したツイートがポヨォ~ンの音と共にPopUp表示されるのを消します。
[Notifications] → [sound] を 0%に、[window] を off にします。
・エンターキーを押すだけでツイート送信される設定になっているので解除します。
[General] → [Press Enter to Send an Update]の check を外します。
パネル右下 [Save settings] でパネルから抜けると日本語表示されます!
<4> 4カラム表示!
Mentions、All Friends、Messages、Reccomend の4カラムが表示されています。
右上のスリットが一個のボタンでカラム1個→複数個→1個とトグル表示します。
下の小さな空気口のスリットのようなボタンが各カラムをactiveにします。
左上の (+)ボタンでカラムを増やすことができます。詳細は次回触れます。
<5> All Friends がタイムライン(TL) です
公式サイトで見ていたTLが All Friends カラムにてリアルタイムに表示されます。
自動で上から振ってくる感じに新しいツイートが表示されていきます。
わたしはこれを「情報のテトリス」と読んでいます。
<6> ツイート
左上の紙にペンの黄色いボタンをクリックすると書き込みエリアがドンと上から表れます。
残り文字数が小さく右下に表示され、140文字を超えるとエリアが赤くなります。
カメラボタンで保存してある画像を選んで添付できます。
iPhoneであれば、ここでカメラを起動するか保存したファイルを探すかを選択できます。
[+] で複数のツイッターアカウントを利用している場合に追加し、発言アカウントを選べます。
追加すれば複数アカウントのTLを別カラムに同時に表示することができます。
<7> 返信
返信やリツイートは対象アイコンにマウスカーソルを合わせると、4つのボタンが
現れるので左の縦2個のJ(Reply=返信)→(Retweet)をクリックします。
おさらい:
▲ツイッターを始めるまでの壁をとっぱらおう!(7)つぶやき、ツイート、リツイート
<8> リツイート
リツイートは、該当ツイートの文章全ての引用の前に RT を自動で付与します。
その上で140文字を超えるとエリアが赤くなって引用されますので適宜削ります。
初期設定のままだと公式リツイートか旧式(非公式)リツイートのどちらにするのか?
をいつも選択させられることになります。公式を重用したい人はそれでよいでしょう。
いちいち選ぶのが面倒な人は、
[Settings] → [Twitter] の一番下の [Retweet button shoud] の選択肢を
[Edit before sending] に変更しておくと旧式リツイートの動作をすぐに実行します。
[send without editing] は公式リツイートしかできなくなりますので注意が必要です。
以上「RTを自動でつける」ためにアプリ「TweetDeck」の導入を紹介しました。
一旦、使い始めると便利ですのでおそらくブラウザからのアクセスはしなくなります。
ただし、アプリの設定でAPIを通して情報を取り出すタイミングが遅かったりしますので
最新の状態をリアルタイムで確認したい時はブラウザで公式サイトを確認するべきです。
ブラウザで最新の状態を表示するには Ctrl+R で refresh します。
次回は(1)の2として今回の補足を中心に触れ、以降もTweetDeckを使って進めます。
<関連もくじ>
●既にツイッターを始められてる方向け初級編
ツイッターを始めたら!
(1)RTを自動でつける
(1の補足) TweetDeckの到着音・カラム追加
(2)URL短縮化サービス利用の効用
(3)検索とハッシュタグ/ List による仮想TLの作成
(4)その他ツイッター関連サービスの有効利用
(5の前に)限定@返信のしくみ
(5)ブログ&ホームページとの連携
●これからツイッターを始める方向け準備編
ツイッターを始めるまでの壁をとっぱらおう!
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<ミニコラム>
みなさんは情報共有ツールとして電子メール、ツイッター、ブログ、ホームページを使っていると思いますが、電子メールの同期について不自由していませんか?
電子メールの同期とは、例えばわたしは iPhone/iMac を使っていますが iMac で利用しても iPhone で利用しても受信簿・送信簿・フォルダを同じ状態(未読・既読・送信済み・削除など)で閲覧できるのです。
出先で iPhone でチェックした既読メールは iMac に向かっても既読ですので、次の未読メッセージから処理すればいい訳です。削除済みであれば iMac では目にすることもありません。その逆もしかりです。
この同期には IMAPサービスを利用します。インターネットプロバイダならば大抵は装備しています。
プロバイダのオンラインヘルプ:メール設定のどこかに「IMAPの場合は~」というくだりがあると思います。
設定は通常のPOPの場合と大差ありませんのでヘルプには部分的にしか登場しません。
IMAP対応ができればWindows/Mac/iPhone/スマートフォンの間で同期が有効ですのでメール処理の煩わしさから開放されます!
携帯電話の場合はスマートフォンのタイプであればほぼ対応していると考えられます。
それ以外の通常タイプでは可能性は低いかも知れませんが、いづれも調べて頂くしかありません。(_o_)
echofon というツイッター・アプリは有償アップグレードすれば iPhone と Mac とで同期が可能です。
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1 ■こんにちは
すごくいい情報ありがとうございます。
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