上海株式市場 ４％余の大幅値下がり

5月5日 21時32分

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５日の上海株式市場は、当面の利益を確保しようという売り注文が広がったことなどから全面安の展開となり、代表的な株価指数は、終値で４．０６％の下落と大幅な値下がりとなりました。

５日の上海市場は、このところ株価の上昇が続いていたことを背景に、当面の利益を確保しようという売り注文が広がったことなどから、金融やエネルギー関連の銘柄を中心に全面安の展開となりました。その結果、代表的な株価指数である「総合指数」の終値は４２９８．７１ポイントと４日の終値に比べて４．０６％下落し大幅な値下がりとなりました。
上海市場では、総合指数が先月１か月で１８％余り上昇し、先月２７日にはおよそ７年２か月ぶりに終値が４５００ポイントを超えるなど株価の高騰が続いていました。市場関係者は「利益を確保しようという売り注文に加えて、最近の株価上昇の要因の１つとなっている信用取引に関して、証券会社の間で抑制しようという動きが相次いでおり、株式市場から資金が流出するのではないかという見方が広がったことも影響したのではないか」と話しています。