ニュース詳細
豪中央銀行 政策金利さらに引き下げ5月5日 21時34分
オーストラリアの中央銀行は、主な輸出品である鉄鉱石の価格の下落などで減速している景気の下支えを図るため、過去最低の水準になっている政策金利を0.25%引き下げて2%とすることを決めました。
オーストラリアの中央銀行に当たる連邦準備銀行は5日、金融政策を決める理事会を開き、政策金利を過去最低の水準になっている今の2.25%から、さらに0.25%引き下げて2%とすることを決めました。オーストラリアが利下げを行うのは、ことし2月に続いて、ことしに入って2度目です。
オーストラリアでは、主な輸出品の鉄鉱石の価格が下落し、最大の貿易相手国の中国向けの輸出が落ち込んでいることなどから、景気が減速しています。また、景気の先行きについて、連邦準備銀行は今回の理事会のあと発表した声明で、「企業の設備投資の低迷が見込まれ、公共投資も弱い動きが続く」という見通しを示していて、今回、追加の利下げを行うことで金融面から景気の下支えを図るねらいがあるものとみられます。
利下げの発表を受けて、オーストラリアのホッキー財務相は記者会見で、「利下げは雇用の創出につながるだろう」と述べて歓迎しました。
オーストラリアでは、主な輸出品の鉄鉱石の価格が下落し、最大の貿易相手国の中国向けの輸出が落ち込んでいることなどから、景気が減速しています。また、景気の先行きについて、連邦準備銀行は今回の理事会のあと発表した声明で、「企業の設備投資の低迷が見込まれ、公共投資も弱い動きが続く」という見通しを示していて、今回、追加の利下げを行うことで金融面から景気の下支えを図るねらいがあるものとみられます。
利下げの発表を受けて、オーストラリアのホッキー財務相は記者会見で、「利下げは雇用の創出につながるだろう」と述べて歓迎しました。