ウクライナからの報道によると、親露派組織「ドネツク人民共和国」の首長を名乗るザハルチェンコ氏は１６日、東部の要衝で港湾都市のマリウポリを「いずれ解放する」と語った。マリウポリはウクライナ政府軍が支配してきたが、親露派の手に落ちれば、戦況は政府側にとって大きく不利になるのは確実だ。親露派は、支配地域を最大限拡大した上で、ロシアへの編入を狙っているとみられる。