アシアナ機事故:広島空港が運航再開
毎日新聞 2015年04月17日 10時48分(最終更新 04月17日 11時15分)
今月14日夜、韓国・仁川からのアシアナ航空機(エアバスA320)が着陸に失敗した事故で滑走路が閉鎖されていた広島空港(広島県三原市)は17日朝、3日ぶりに運航が再開された。午前7時35分発の羽田行き全日空機(B787)が118人を乗せ、定刻通りに飛び立った。
同空港ではこの日、チャーター便を含む国内・国際線計60便のうち10便が機材の都合などで欠航する以外は、通常通り運航される。国土交通省によると、事故で誘導機器などが損傷したため、当分の間、見通しが5キロ以上あることなどを条件に離着陸が許可される。
滑走路南側の緑地帯には事故機が残されたまま。この日も国交省運輸安全委員会の調査官らが、機体の状況などを調べる。この日から、仏航空事故調査局(BEA)や機体メーカー・エアバス社の関係者も加わる。【菅沼舞、石川将来】