ep.EX 一日家政夫
ブリュードが一年生の時のエピソードです。
「ちくしょう、腹減ったなぁ……」
ボロボロの畳の上で蹲り、スカスカの財布を振りながら、今日何度目か分からぬ溜息を吐く。
腹の虫は絶えず鳴り続け、まるで合唱でもしているかのようだった。
――今日は月の始め。昨日家賃を払ったばかり。その所為で俺の家には今、一ルクスたりとも残っていない。
授業は休みなのがせめてもの救いだろうか。こんな状態であのババァにしごかれたんじゃ、一分も持たない自信がある。アイツは良いよな、食わなくても生きていけるんだから。
俺は今、学園で最低レベルの生活を強いられている。住んでいるのは、犬小屋みてぇな木造建築。所々空いた穴から、初夏の日差しが差し込んでくる。これからどんどん暑くなるのかと思うと、正直生きていける気がしない。
何故こんなに貧乏なのか。それは無論、俺がぼっちだからだ。
他のギルドの連中は、複数人で協力しながら依頼をこなす。つまりそれだけ収入を多く得られる。単純に比較して、俺はそいつらの数分の一の生産力しかない。
たまにフェミナから受ける特別依頼が、生活の要だ。〝神通領域〟へ向かい、脅威になる可能性のある魔物を駆逐する。危険を伴うということで、普通の依頼よりも報酬がかなり高い。
しかし当然そんなのは安定性に欠ける。いつ受けられるか分からないし。いくら貰えるかも分からないし。だからこんな究極の状況に陥ってしまう。
何なら俺もどっかでバイトでもするか。その方が安定するだろう。試しに心の内で妄想してみる。
『いらっしゃいませ。二名様で宜しいですか?』
『ぎゃああああ! 血濡れぼっちがバイトしてる! この店やべぇぇぇぇ!!』
……うん、どう考えても無理だ。客が逃げて行くに違いない。そもそもの前提として、俺を雇ってくれる店があるとは思えない。商人の間にも、俺の噂は広まっちまってるし。
「はぁぁ、腹減ったなぁ……」
仰向けにゴロンと寝転がる。こういう時は寝るのが一番だ。考えてると余計に体力を消費してしまう。
瞳を閉じ、いざ夢の世界に旅立とうとした所で――突然家の扉が、ガチャッと乱暴気味に開けられた。
しかもあろうことかそいつは、勝手に部屋の中にまで上がり込んで来やがるじゃねぇか。おい、不法侵入してんのはどこのどいつだ。慰謝料払え。
そいつをとっちめてやるべく、閉じた瞼を持ち上げると。
「ひゃひゃひゃ。相変わらず自堕落な生活しやがって」
目の前に、赤いパンツが浮かんでいた。スカートの中で、白い太ももを彩るかのように、堂々と浮かんでいる。
……まぁ、最初から分かり切っていたが。訪問者なんて、フェミナ以外に有り得ない。
奴はお決まりのゴスロリを身に纏い、俺の顔を跨ぐように立っていた。そして黒のニーソックスを履いた足で、俺の頬をぎゅっと挟み込んくる。
「うぉい! 何しやがんだババァ!!」
「どーせ暇だろ? ちょっとあたしに付き合え」
「嫌なこった。俺は今から寝るんだよ。無駄な体力使わせんな」
「あぁん? あたしの誘いと惰眠を貪るの、どっちのが大事なんだガキ」
「そりゃ勿論――」
言い終わる前に、フェミナは俺の顔面にストンと腰掛けた。視界が真っ暗に染まると同時に、パンツが口元にぎゅっと押し付けられる。
「むぐっ!? おい、むぁだ何も言っへねぇらろーが!」
呼吸をしようともがく度に、フェミナの匂いが鼻をつく。奴はそれを分かった上で、俺の首を絞めてくる。
「どうする、大人しく観念するか? それとも死ぬか? その場合死因はあたしのパンツってことになるから、覚悟しとけ」
「する! する! するから離せぇ!!」
ババァの足を何度もタップアウトする。女特有の香りで肺の中がいっぱいになる。意識を失う限界ギリギリになって、奴は漸く腰を上げた。
「ぶはぁ! はぁ、はぁ……!」
「ひゃひゃひゃ。そんなに興奮するほど良い匂いだったか? あぁん?」
「ちっげぇよ苦しくて喘いでんだよ! 見りゃ分かんだろうが!!」
本当にふざけたババァだ。いつもいつもアホみてぇな真似しやがって。
奴は金の長髪を揺らしながら、俺の首根っこを引っ掴んだ。そして強引に立たせられる。
「ほら、さっさと行くぞ。時間が惜しい」
「何処にだよ」
「あたしの家にだ」
「はぁ? 何しに」
「お前無一文なんだろ? あたしが家政夫として雇ってやる」
嫌な予感しかしねぇ。奴はまるで悪戯っ子のように笑いながら、
「金を貰えて、尚且つ美少女の家を掃除できるんだ。光栄に思え」
「おいおい、どこに美少女が居るん――痛ってぇ!!」
至極的確なツッコミをしようとした瞬間。紫電を纏った手で胸倉を掴まれる。そしてネクタイをぐいっと引っ張られ、人形の様な顔が間近に据えられた。
「テメェの目は節穴か。次は股掴むぞ、あぁん?」
「……勘弁してくれ」
結局強制じゃねぇかよ。休日までこのババァにしごかれなきゃならねぇのか。
俺は心底辟易しながら、深く溜息を吐いた。
――フェミナの家、と言うより教師たちの家は、生徒の住宅街から少し外れた場所に密集している。具体的には、校舎群の東側の辺りだ。
当然その中でも、ババァの家は一番デカイ。もはや城と言っても過言ではないと思う。こんな所に一人で住んでるんだから、敷地の無駄遣いもいいとこだ。
外観は何度か見たことがあったが、中に上がるのは今回が初めてだった。奴の後に続いて、豪奢な扉から中に入る。
まず目に飛び込んできたのは、赤絨毯の敷かれた大階段。そして蟻の巣の様に無数に作られた、部屋の数々。一体俺の家何軒分あるんだろう。
「付いて来い」
「はぁ……」
もはや反抗する体力も残って無く、フラフラしながら揺れる金髪を追う。通されたのは、一度に数十人は入れそうな広さを持つ、大浴場だった。
浴槽の中央に座す何だかよく分からねぇ怪物の口からは、延々と湯が流れ出ている。この野郎、俺は水道代を減らす為に頑張って節約してるのに。見ているだけで腹立たしい。
「此処で何しろってんだよ」
「言っただろ。掃除だ、掃除。ほれ、ぼさっとしてねぇでさっさと制服脱げ。濡れても知らねぇぞ」
怠い。物凄く怠い。
緩慢な動作で服を脱ぎ、パンツ一丁になる。フェミナは俺の裸体を舐めるように見て、にやりと笑った。
「ひゃひゃひゃ。良い筋肉してんじゃねぇか。あたしの指導の賜物だな」
「セクハラ発言してんじゃねぇぞババァ。慰謝料払え」
「あぁん? 美少女に裸を見てもらえて、寧ろ光栄に思うべきだな。ほら、アホ言ってねぇでさっさと働け」
ぶおんと空を舞い、デッキブラシを投げ付けられる。いつの間にか床には大量の洗剤がまかれていた。
フェミナは腰に手を当てながら、
「三十分で全面磨き切れ。できなきゃお仕置きだ」
「無茶言うな! どんだけ広いと思ってんだよ!」
「口答えしてる暇があるのか? あと二九分五五秒だぞ」
「くっ……!」
人使いが荒いにもほどがある。俺はブラシを床に叩き付け、無我夢中で擦り始めた。ろくな物を食ってない所為で足元が覚束ない。滑って転ばぬよう注意しつつ、作業を進める。
するとフェミナは何を思ったのか、一度脱衣所に引っ込んだ。そして数分後再び戻ってきた時には。
「ぶっ!?」
「ひゃひゃひゃ。どーだ、これ見りゃやる気が漲ってくるだろう。あぁん?」
所謂スクール水着と呼ばれる物に着替えていた。
体のラインを鮮明に浮かび上がらせる、紺色の生地。胸の部分には平仮名で『ふぇみな』と書かれた名札が貼り付けてある。ハイレグ型の所為で太ももがイヤと言う程露わになっており、俺は思わず目を逸らした。
しかしフェミナはすぐさま雷と化し、俺の目の前に瞬間移動してくる。そして小さな胸をぐいっと張った。
「ほれほれ、どーしたブリュード。あたしの魅力に興奮しちまったのか? ん?」
「な訳ねぇだろうるせぇなババァ! 邪魔すんじゃねぇよ!」
奴を振り払うべく走り出す。そんな俺を見て、フェミナは浴場全体に響き渡る程の声で笑った。
くそう、完全に遊んでやがる。何で俺は休日にまでこんな目に遭わなきゃならねぇんだよ。
俺は十分に距離を取ってから、奴に向かって叫んだ。
「大体お前、俺にこんなことやらせるくらいなら、メイドでも執事でも雇えばいいだろうが! 金と空き部屋はいくらでもあんだろ!」
「あぁん? そんなどこの馬の骨かも分からねぇ連中を雇うくらいなら、自分でやった方がマシだ」
「じゃあ何で俺にはやらせてんだよ!?」
「んなもん」
言いながら、再びバチッと紫電が迸る。次の瞬間、あろうことかフェミナは俺の首の上に移動していた。まるで肩車でもしているかのような体勢だ。
そして抵抗する間もなく、顔面を太ももでむぎゅっと圧迫される。
「聞くまでもねぇだろ? お前が、あたしの愛弟子だからだ」
「うぉい降りろ馬鹿ふざけんなぁ!」
「ひゃひゃひゃひゃ」
振り落すべく、ババァの腕を掴んで引っ張る。しかし奴は物凄い力でしがみ付き、全く外れる気配がない。
「どーだ、あたしの太ももは気持ち良いだろう? ん?」
「な訳あるか! 寧ろ首が痛ぇよさっさと降りろ!」
デッキブラシの柄を、奴に向かって突き出す。すると胴体部分だけ雷に変化させ、難なく擦り抜けられた。くそう、このままじゃ埒が明かねぇ。
逆にフェミナの両足をがっちりと掴み、浴槽に向かってダッシュした。湯の中に飛び込めば流石に外れるだろ。
俺の意図を察したフェミナは、股を後頭部にグリグリと押し付けながら言う。
「いいのかブリュード、んなことして」
「あぁん!? 何がだよ!?」
「別にあたしは構わねぇがな。一応言っておくと――」
ごちゃごちゃうるせぇな。冷静さを失っていた俺は、躊躇なく浴槽へダイブする。
滞空期間中、フェミナは絶望の一言を発した。
「感電するぞ、お前」
「あ。……アァァァァァァァァァァァ!!」
――その後も俺は延々とフェミナに扱き使われた。
庭の雑草の除去。ガラス拭き。薪割り。家中に散乱した奴の下着の回収……。
最後に一つ大仕事が残ってるから、それまで休憩していろと言われた。現在は、最上階にある奴の自室に監禁されている。
監禁とは、決して誇張表現ではない。脱走しないよう、部屋の外からカギを掛けられているし。窓から逃げるにも、高すぎて降りられないし。
結局俺は死を待つだけの家畜のように、蹲ることしかできなかった。
「くそう、全身が痛い。視界がぼやける。本当にやべぇぞ、これ……」
限界なんてとっくの昔に超えている。もう一歩も動けそうにない。空腹を通り越して逆に吐き気がする。
このピンク一色のメルヘンチックな部屋にぶち込まれて、早一時間。準備があるとほざいていたが、奴は一体何をしているのだろう。耳を澄ましてみるが、何の物音も響いてこない。
俺は壁に背を預け、呆然と天井を仰いだ。こんなデケェ家に、あのババァは一人で暮らしてるんだよな。本当に無駄ったらありゃしねぇ。掃除の最中に観察したが、九割以上は埃の積もった空き部屋だった。
何でメイドや執事を雇わないんだろう。そうすれば家事なんて自分でする必要はなくなるのに。どこの馬の骨かも分からん連中はイヤだ、とか言ってたが……。
ま、そもそもアイツの元で働きたいなんて、奇特な趣味を持つ奴はいねぇか。
昔は狂戦士科の生徒も何人かいたみたいだけど、皆すぐにやめちまったみたいだし。そりゃそうだよな。俺だってぼっちギルドを創る代わりに、無理矢理入らされただけだし。
なんつーか……。よくよく考えてみたら、あのババァも俺と同じで十分ぼっちだな。プライベートで誰かと会話してるの、見たことねぇし。生徒は怖がって、用事がなきゃ近付かねぇし。
ははっ、そうじゃん。アイツ、俺と同じで友達とかいねぇじゃん。何だよ、自分も人のこと言えねぇじゃねぇか。
――そこに考えが至った途端。何だかこの豪邸が、酷く寂しいものに見えてきた。
寝ても起きても自分一人だけ。学園に行っても仕事の話をするだけ。俺が入学するまでは、アイツ本当にぼっちだったんじゃないだろうか。
だからいつもこうやって、俺にちょっかいばかり出してくるのか……?
まさか、な。考え過ぎだ。あのババァに限ってそんなこと、あるわけない。あんだけ長く生きてるんだ。知り合いなんていくらでも……。
そんなことを考えていると。不意に今朝と同じく乱暴な動作で、扉が開かれた。フェミナは横たわる俺を見るなり、ズカズカと歩みを進める。そして首根っこをぎゅっと掴まれた。
「準備ができたぞ。付いて来い。今日はこれで最後だ」
「もう歩けねぇんだけど……」
「なら引き摺ってやろう」
「鬼か!?」
抗議の声など何処吹く風。フェミナは本当に俺の体を引き摺って歩き出す。
くそう、ふざけやがって……。今日稼いだ金で、明日は腹一杯美味しい物を食ってやる。そして元気になって復讐してやる。覚えてろよ、クソババァ。
ズルズルと廊下を進むうちに、何やら良い匂いが漂ってきた。途方もなく食欲をそそられる、良い匂いが。
まさかあまりの空腹で脳がイカれちまったのだろうか。そうに違いない。こんな所に料理なんてあるわけ――
連れて行かれたのは、馬鹿みたいに広い食堂だった。会食で使うような長細いテーブルが、部屋の奥までずっと伸びている。
そしてその上には、見たことも無いような料理が所狭しと並んでいた。今作ったばかりなのか、美味しそうに湯気が立ち上っている。一体何人分あるのだろう。数える気にもならない。
――幻覚か。俺は自分の目をゴシゴシと擦った。しかし景色は変わらない。腹の虫は思い出したかのように、グーグーと叫び出す。
そんな俺に向かって、フェミナは満面の笑みを湛えながら言った。
「最後の仕事は、食堂の掃除だ。ちゃんと全部綺麗にするまで帰るんじゃねぇぞ? バカ」
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