JRAホースショー ~馬とのふれあい編~ [KEIBA]
JRAホースショーでは、同じ会場で色々なレベルの障害競技が3日間で12回開催されます。
ひとつの競技会が終了すると、次の競技の準備をする間の時間に、馬事公苑所属のお馬さんたちによるアトラクションが開催される、というタイムスケジュール。なかなかよく考えられているなぁと感心。
私が体験したのは、その名もズバリ、「馬とのふれあい」!
馬事公苑所属馬の何頭かが、グラスアリーナの中を歩きながら、柵外にいる我々の間近まで来てくれるのです、撫で撫ですることも出来ます!
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
美しい歩様で我々の心を奪う芦毛のお馬さん。驚きの白さ。
可愛らしい模様のお馬さん。「栗駁毛(くりぶちげ)」という毛色です。
ポニーの半血種、リンゴ号。アトラクションではトリックホース(サーカスなどで披露されるような、お辞儀したり椅子に座ったりする演技)としても活躍しています。
こんなに近くまでやってきてくれるのです!
文字通り、触られまくりです(苦笑)。
でも、じっとしているのが偉いですね。
大はしゃぎする我々人間とは対照的に(笑)、全てを達観したかのような冷静沈着な表情と立ち居振る舞い。さすがです!
続いてやってきたのは、サラブレッドのポートマジン号。
こちらも触られるのは慣れているようですが…
「お腹空いたなぁ~。あそこの草、食べたいな~」
心ここにあらず、です(笑)。
たてがみが美しい芦毛さん。
きちんとお手入れされたたてがみが、風になびきます。太陽の光を浴びるとキラキラとして、本当に綺麗!
日本スポーツホース種の栄燐号。
必死こいて写真を撮る私の姿がよっぽど面白かったのでしょう、グイグイと顔を近づけてきてました。
「んふ~♪」
ち、近い~~!!
栄燐くんのあまりの面長っぷりで写真が見切れてしまっていますが、目が大きくて、ガラス玉のように綺麗。くりくり、キラキラしています。
「馬の身体の中でいちばん柔らかい部分は鼻」と聞いたことがあったので、勇気を出してお鼻を触ってみると…
や…柔らかい~~~~~っっ!!!
想像以上の柔らかさに、衝撃を受けました。ふにふに、しっとり☆まるでつきたてのお餅のような柔らかさです!またこれが、みょ~んと伸びるので、さらにお餅感アップ!!栄燐くんもお鼻を触られるのは好きなのか、鼻づらをコチョコチョとしてあげると、ほにょほにょと気持ち良さそうに鼻を伸ばしてくれました☆
か、かわええ~~~~っっ!!ヾ(≧∇≦*)〃ジタバタ☆
「そんな簡単に惚れるもんじゃねえぜ、あばよ…」
私の心をわしづかみにしながらも、クールに(?)去っていく栄燐くん。なんて罪な男なの…。(←お馬さんまでも妄想の餌食に)
日本ポニー種のゴット号。
長くてフッサフサな睫毛…。羨ましいわぁ…。
ハノーバー種のホワイミー号。
こうして見ると、お馬さんの体格や特徴も、本当に多種多様なのですね~。ふれあいながらも勉強になります。
登場した瞬間に我々の目をくぎ付けにしてしまった、美しい芦毛のペア。
ルシターノ種のネレイダ号とピノータ号かと思われます。同じお母さんから生まれたので、姉妹ですね。フランス出身の美人姉妹です。
たてがみはお洒落に編み込まれ、清楚な白い花のレイを首にかけてお淑やかに歩く姿は、神々しいまでの優美さ。
尻尾にもご注目!
丁寧に編み込みされていて、愛らしいピンクのコサージュが添えられています。
グラスアリーナの中央では、芦毛さんが様々な芸を披露してくれます。
これは一度、ごろ~んと寝転んだ後に起きた図。このあと、後ろ脚を前に投げ出すように座って、まるで「おすわり」のようなポーズを取ってくれました。
そして最後は、やっぱりご馳走をいただかなくなっちゃね☆
***
今回は初めてのホースショー体験で、競技会の観戦と、ふれあいタイムだけでも大満足。ですが、苑内で配布されたパンフレットを後でじっくり読んでみると、元競走馬の展示や警視庁機動隊騎馬隊による団体演技なども行われていたとか。あ~、もうちょっと事前にきちんと下調べしておけば良かったなぁ。
触ってみたお馬さんの感触はとても温かくて、優しくて。今でも思い出すだけでほんわか幸せ気分になれます。来年のホースパークショーも行きたいなぁ。来年機会があれば、もうちょっと計画的に回るぞー!
お天気の良い日にお出かけするのは、それだけでリフレッシュになりますね。新緑の香りに包まれた馬事公苑ホースショー、わずかな時間でしたがとても楽しいひとときでした。
※お馬さんに触れる時は、「触らせてくれてありがとうね~」という感謝の気持ちを忘れず、噛まれたり蹴られたりしないよう、細心の注意をしましょう。
馬事公苑の桜の写真をアップしました。コチラからどうぞ。
第44回 JRAホースショー ~競技編~ [KEIBA]
2015年5月3日(日・祝)~5日(火・祝) 馬事公苑
1964年に引き続き、2020年東京オリンピックの馬術競技会場が予定されている馬事公苑。東京ドーム4個分という広大な敷地内に馬場馬術や障害の競技アリーナ、厩舎、診療所、装蹄所など馬関連の施設がそろっています。
ゴールデンウィークの3日間に、ここで日本屈指の障害馬術大会「JRAホースショー」が開催されると聞いて、ちょっとのぞきに行ってきました。
障害馬術はグラスアリーナで開催されますが、正門から続くメインロードには屋台がたくさん出店!飲食物の屋台だけではなく、乗馬用の馬具などを扱うショップも並ぶのが特徴的です。自動車メーカー・アウディの名を冠した試合もあって、その関係かアウディの車も展示されていました。
馬術には様々な種目がありますが、オリンピックで競技として採用されているのは、馬の歩き方や動きの正確さを競う馬場馬術(ドレッサージュ)、障害を飛越しその正確さと走行タイムを競う障害馬術(ジャンピング)、これら2つの種目にクロスカントリー走行を加えた総合馬術(イベンティング)の3種目。
今回は、障害馬術の競技会が3日間に12回開催されました。競技の間には馬事公苑に所属するお馬さんたちによるショーやふれあいタイムなどがあります。
座って観覧できるスタンド席はすでに満席でしたので、アリーナの柵外に立って見ていたのですが、迫力満点でした!
(ここから先の写真は、クリックすると拡大表示されます)
以下、ほとんど同じようなアングルが続きますが…
ジャンプ!
踏み切って!
ジャンプ!!
400~500㌔もある馬体が、こんなにもジャンプして飛び越えることができるのですね。感動します。
この日は風がとても強くて、風の音やヒラヒラするものに敏感な馬たちにとってはかなり大変なコンディションだったろうなと思いますが、それでも人馬一体となって障害に果敢と挑戦する姿に、胸が熱くなりました。
ある一組のペア。男性の選手だったのですが、試合が始まる前に、パートナーである愛馬の首筋をゆっくりと何度も撫でていたのが印象的でした。まるで「さぁ、頑張ろうな」とでも言うように、じっくりと力をこめて撫でてあげていました。
ジャンプ直前に馬を鼓舞するためにかける、声にならぬ掛け声も気迫に満ちていて、その気魄に応えようと馬がひたむきに目の前の障害に挑む姿を見ていると、1頭と1人が心を通わせ合って、衝突して、ここまで来たのだろうなぁと思いを馳せ、すっかり感動してしまいました。
生来、馬はとても繊細で臆病な動物で、地上に置いただけの横木でも、最初は怖がって通過する事すらできないと聞きます。それを、訓練に訓練を重ねて、150センチもの高さの障害を飛び越えられるようになるというのは、馬と人が、共に心と力を合わせて、根気強く粘り強く歩んできた結果なのですよね。
お馬さんは音にも敏感なので、試合は無音(実況のみ)でするのかと思いきや、音楽をかけて競技しているのが意外でした。そういうのも、訓練されるのでしょうね。競技場のすぐ外には人がいっぱいいるし。耳当てをしているから大丈夫なのかな?
私が観戦した競技では、ちゃんと選手の皆さん1人1人、「マイソング」みたいなものを持っているらしく、この選手の時はこの曲、あの選手の時はあの曲…と出番ごとに曲が流されていました。阪神タイガースの大ファンだと言うある選手の方は、テーマソングが「六甲颪(ろっこうおろし)」でした☆
競技が終わり、表彰式後のウイニングラン。
馬術の試合では、順位に応じて決められたタスキとリボンが授与されます。
1位=青
2位=赤
3位=黄色
4位=白
5位=ピンク
6位=緑
入賞=紫
このようにリボンの色も決まっているそうです。
新緑の中を飛び、駆ける馬と人の美しさに、爽やかな感動をいただきました!
☆おまけ☆
表彰式の間、アリーナに生える青草を一心不乱に食べまくるトップランクのお馬さんたち(笑)。
競技中の精悍な顔つきとは一転、無心にムシャムシャしていた姿が可愛らしくてたまりませんでした。お馬さんにとっては、いちばんのご褒美ですよね♪
だいぶ季節外れですが、馬事公苑に桜を見に行った時の写真をアップしました。コチラからどうぞ☆
薄紅色の可愛い君 [おでかけ]
せとか…☆ [スイーツ☆]
お友達から、お土産をいただきました。お気遣い、いつもありがとうございます☆
愛媛県産のかんきつ「せとか」です。
Wiki先生によると、「清見」と「アンコール」を掛け合わせたものに「マーコット」を交配、育成させたものだそうです。
皮が薄くて、手を使って簡単にむけるのがうれしいところ。果実は瑞々しく、甘みが強いのですが後味がすっきり、さっぱりとしているので、パクパクといけてしまいます☆
そして、このネーミング…。
ええ、思わずやってしまいましたよ…。(期待には応えずにいられないカンゲキ通信)
……各方面関係者の皆さん、相変わらずいつもすみません…m(_ _)m
さぁ、みんなもせとかを食べて、瀬戸かずやくんを応援しよう!(ノ≧∀≦)ノ☆(意味不明)
…こんなささいな幸せを見つけては、日々を乗り越えている今日この頃です(笑)。
※「せとか」と瀬戸かずや氏は、当然のことながら何の関係もありません。
二人で頬寄せあえば 恐れることは何もない [宝塚歌劇]
ミュージカル『TOP HAT』(脚本・演出/齊藤吉正)
旅立つスターの円熟した輝きを堪能した翌日は、誕生したばかりの新しいスターの清新な輝きを満喫してきました。
宙組東京特別公演『TOP HAT』。朝夏まなとのトップスター御披露目公演です。
宙組は久しぶりの観劇でしたが、群舞とコーラスで一体感と個性が輝く、私が大好きな「宙組力」は健在!特に1幕ラストのレビュー場面、男役も娘役も黒燕尾に身を包み、一糸乱れぬ圧巻のダンスナンバー!!これぞレビュー!あっこ姐さん(大海亜呼)とすっしー組長(寿つかさ)のキレッキレのダンスも変わらず、嬉しくて嗚咽(T∀T)。
そして、新トップ・朝夏まなとの素晴らしいこと!!歌えるし踊れるし気品があるし、宝塚のトップスターかくありき、とも言える澄明なオーラにあふれていました。
朝夏は、指先の動きがとても優雅です。ダンスの時は勿論、お芝居の最中でも身ぶり手ぶりで見せる指先がひらひらと、まるで蝶の羽のような優美さで機敏さ。その美しく気品のある指先に、惚れ惚れしました。
朝夏を支えるトップ娘役・実咲凛音も見事です。花組時代からの気心知れた2人だからでしょうか、微笑み合うシーンも踊るシーンも、息がぴったり。
1幕、雨の馬場でユニゾンで踊る場面は、どんなに軽やかに激しく動き回っても、2人の間は常に一定の距離が保たれていて、それがまた技量だけでなく、「恋が始まる直前」の、絶妙な距離なのです。その距離を飛び越えた時、ジェリー(朝夏)はデイル(実咲)にキスをして…。やーん!キュンキュンしちゃう!(≧∇≦)
はっ、話がそれてしまいました(←いつも通り)。とにかく、実力のバランスも寄り添った時の雰囲気も、凄く素敵!
実力派ゴールデンコンビの誕生です!!