2015年5月5日17時33分
■自民党・二階俊博総務会長
(安倍晋三首相が安全保障関連法案について、米議会演説で「この夏までに成就させる」と表明したことについて)国際的な約束と同じだ。これに対して我々も与党として、しっかりした対応をして、できるだけ早く法案が成立するように努力をすることは当然だ。まだ党内の正式な審議は終えていないので、あくまでも慎重にやっていきたい。
野党側からもいろんな意見が出るでしょう。それは当然だ。野党がしっかりした意見を出すことは、政党政治のためにも大事なことだ。日本の国の安全を守っていくためには、与党にも責任があるが、野党にだって責任はないことはない。国会の中で、国民が納得されるような議論を展開していくことが大事だろう。
昔は、安保と言ったら、国会も上へ下への騒ぎになった。我々はまだ国会議員ではなかったが、警官隊との衝突とかいろんな場面を見てきただけに、そういうことではなくて、穏やかなうちに、厳しい議論を展開する。それがいいことではないか。審議時間は十分かける。夜も昼もやればいい。必要な時にはね。(シンガポールのチャンギ空港で、記者団に)
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