ヤスイリオスケ『ショッキングピンク!』
とお考えの当ブログ愛読者諸氏もおられるでしょうが、巨乳・貧乳博愛主義者な管理人はどっこい生きております。とは言え、ここ2日高熱と下痢で死にかけてはいましたが(復活済み)。
というわけで?、本日はヤスイリオスケ先生の待望の3冊目『ショッキングピンク!』(マックス)のへたレビューです。先生の前単行本『BUST TO BUST』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
もちもち柔らか爆乳装備な豪傑ガールズと子作りデイリーライフという脳味噌蕩けるハーレム空間に浸れる1冊となっています。
1話当りのページ数は16~20P(平均19P強)とコンビニ誌的に通常のボリュームで推移。エロシーンを十分量示しつつ、軽妙に話を勧めるスタイルは長編作でも短編作でも変わらない作家さんであり、今単行本もサクサク読めてサクサク使える1冊と言えるでしょう。
【ネタとして三国志を使い倒す軽快さが○】
“蜀+キング+ピンク”なタイトルが示す通りに、三国志のキャラクターを現代に写したお気楽ラブコメ作品であり、日本人的にも馴染みの深い豪傑達が美少女として登場する構図は、エロパロディとしての真っ当な楽しさの一つとして機能。
三国志のような“大きなネタ”をパロディ化する際には、元ネタを咀嚼した上で骨組みを作り変えるタイプ(例えば高岡基文先生の『ラピエール』など)か、エッセンスだけ借りてきて元の話の骨組みはつまみ食いに徹するタイプかに大まかに分かれますが、今作は後者のタイプであり、いわば節操のなさが作品のカラリと明るい雰囲気を下支えしています。
主人公と居候中な蜀ガールズと、主人公の幼馴染で曹操の役回りを担う幼馴染さんの魏一家との(結構平和な)全面対決へとなだれ込んで行く流れもいい意味でチープであり、勝負に絡んでくるドタバタ模様も含めて賑やかさが誌面から溢れているのが◎。
ドタバタコメディの中で多様な登場人物達のキャラを的確に立てる手腕にも安定感があり、捨てキャラを設けることなく皆さんニコニコなハッピーエンドへとスムーズに落ち着かせており、その場その場で話を繋いだにしては(あとがきより)十分過ぎる完成度でしょう。
強いて言えば、欲望に明るく忠実なヒロイン陣に対して主人公の青年が(序盤のみ)エロに引け腰な点が少々好みが分かれるかもしれませんが、“巻き込まれ型”の作品としては喧噪の度合いを増す上で正しい方法論の一つでしょう。
【多種多様なキャラ造形の爆乳三国志ガールズ】
濡れ場の回数的にもメインを張る蜀三姉妹は、欲望フルスロットルのライオットガール・劉備さん、腹ぺこクールガールな関羽さん、普段は純情&家庭的な妹系・時々ドス黒ドS系な二重人格ガールな張飛さんとなっており、蜀メンバーとしてここに天然ほわほわ娘な馬超さんが加わります。
ここに正統幼馴染なメガネっ娘・素子さん(分かりにくいですが曹操“猛徳”のもじり)、その姉で人妻な純情ヤサグレ系・惇さん、天才ヤンデレ双子な寿郁乃&悠姉弟といった魏メンバーが加わって、キャラ設定的にも実に賑やかなヒロイン陣となっています。余談ですが、一卵性双生児だったら姉弟にはならないんじゃないでしょーか、ヤスイ先生。
また、それぞれ性格は大きく異なりますが、個々にコミカルな一面を持つキャラクターとして描かれていることがラブコメ系としての楽しさに直結。
ヒロイン7名の内5名が釣鐘型の美爆乳の持ち主・一番小さい娘さんでも隆起がしっかり自己主張な並乳さんという、巨乳原理主義を相変わらず標榜しており、おっぱい星人にとっての桃源郷が諸兄をお出迎え。
ヒロインによっては身長170超えのキャラもおり、等身高めのしなやかな肢体のハイティーン美少女さん達ですが、爆乳がボディデザインにおいて突出することなく、適度に肉付きの良い体幹とのバランスが良好なのも美点と言えるでしょう。
【熱っぽさと汁気感をバランスよく組み合わせる艶態】
そもそものページ数があまり多くないことに加え、意外にコミカルパートの分量を大事にするスタイルなので、個々のエピソードにおけるエロの分量が豊富とは言い難いのは確か。
とは言え、たっぷりおっぱいに象徴されるようなエロさ無限大な女体のゴージャス感は視覚的な満足感を生み出しており、印象としてはエロのボリュームを強く感じます。
乳コキ等におけるおっぱいアップコマや結合部見せつけ構図などの、作画の意図が明瞭な中~大ゴマを主体とする作画は盤石で、コツコツと煽情性のインパクトを重ねてフィニッシュシーンで読み手をKOしてくれます。
自ら秘裂を“くぱぁ”という定番の擬音と共に広げる痴態などでは、丁寧に描き込まれた性器描写がよく映えており、直接的な煽情性も十分に○。
稀に外出しもあるものの、やや駆け足気味のエロ展開のフィニッシュは、そこに至るまでのタメに欠けるのが残念ながら、絶頂の快楽に蕩ける美少女さんの最奥に濃厚白濁液をたっぷり発射とよい抜き所として完成されています。
おまけ設定資料集等を読むと、どうも最近成人向けの活動に対するモチベーションが上がっておられないようなのが一ファンとしては悩みの種ではございますが、おっぱいエロ漫画の現在をリードする作家の一人として力量を発揮し続けて頂きたい所存。
劇中に登場させられなかったキャラクターもいることですし、続編を描かれても面白くなると思うので、できればそちらも期待したいところ。とまれ、巨乳好きはマストバイな1冊として折り紙付きで強くお勧めしたい1冊ですよ!
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