ニキビ跡はできてしまうとなかなか消すことができないので、かなりのお悩みポイントですよね。
ほほとか、あごの横あたりにできることが多く、赤みがあって、残念ながら結構目立ってしまいます…。 ちょっと痛々しいというか、初対面でも心の中で、あらあら可哀そうに…と思ってしまいます。
私のニキビ跡
私は、若い頃ニキビを潰しまくってしまったのですが、ひどく赤く残るようなニキビ跡にはなりませんでした。
どちらかというと、面皰圧出*(めんぽうあっしゅつ)に近い感じで、白ニキビの芯を出していたのだと思います。
*面皰圧出:皮膚科で行う、ニキビの芯を出す処置のこと
でも、もちろん指を消毒などしてやってませんでしたし、潰した後は1週間ぐらい赤かったので、跡に残ってもおかしくなかったですよね。
その代わり、毛穴のまわりに小さいクレーターのようなものができて、毛穴が開いているように見えるんです。
なんで毛穴じゃないってわかったかというと、エステの体験で、専用の機械で撮影してわかったんですね。
潜在している毛穴とか、シミがわかるようなものなんですが、なんとエステティシャンに「毛穴はあまり開いてないですね~」っていわれたんです。
そんなばかな!と思ったんですが、ふとこの頬の毛穴の開きのようなものって、超小さいクレーターなのでは?!と納得したんです。
毛穴の開きがなかなか改善しないと思ったら、ニキビ跡のクレーターだったわけですから、毛穴改善エステでは治らないわけですね。
ニキビ跡ができる仕組み
ニキビでこわいのが、このニキビ跡がなかなか消えないということです。
でも人間って、後先考えずに行動してしまう事ってありますよね。好奇心の方が勝ってしまうというか…。
でもニキビを潰したらニキビ跡になるよ!ってしっかり理解していれば、なるべくそういう行動をしないようになるはずです。
ニキビ跡ができる仕組みを理解するには、皮膚の構造を知っておく必要があります。
皮膚の構造
皮膚は、上から表皮、真皮、皮下組織にわかれています。
表皮の役割
表皮を更に細かく分けて角質層→顆粒層→有棘層→基底層となっています。
表皮というのは厚さがなんと0.2ミリ! これがさらに4つにわかれているなんてすごいですよね。
お肌を外部から守ってくれる、バリヤーのような働きをしています。
よく角質がたまってきて…といったりとか、角質がボロボロとれるなんていうスキンケアがありますよね。
実際の角質は0.2ミリより更に薄いはずですから、優しく扱わないといけないということがわかります。
角質ボロボロのスキンケアででてくる消しカスみたいなカスは、あれが角質なのではなく、消しカスみたいなのが古い角質をからめとっているんですよ。
誤解しないでくださいね~。
真皮
真皮は、上の極わずかな薄い部分を乳頭層(にゅうとうそう)、その下が網状層(もうじょうそう)という部分にわかれています。
よくニキビは毛穴に皮脂がつまってできるといいますが、この真皮の部分に皮脂線や毛穴があったりします。
またお肌のためにはコラーゲン摂らなきゃなんていいますが、この真皮の部分にはコラーゲン線維があって、肌の弾力やハリなどを保っているわけです。
皮下組織
皮下脂肪組織は、真皮と筋肉の間に挟まれている部分で、中性脂肪をためておく場所になります。
保温やクッション性の役割もあります。
簡単に皮膚の構造を説明しましたが、ニキビ跡とかかわりが深いのがこの真皮の部分です。
ニキビが炎症をおこすと、炎症が真皮の部分まで到達して、肌のターンオーバーをしている部分を破壊してしまいます。
そのため、真皮のコラーゲン組織が異常増殖してしまったり、縮まってしまうような感じになり、クレーターのようにへこんだニキビ跡になるのです。
赤っぽいニキビ跡
ニキビ跡でよくあるのが、赤っぽかったり紫色っぽい色になってしまうことです。
ケロイド体質の人に多いともいわれていますが、この色の原因は血液中に含まれるヘモグロビンにあります。
ニキビを潰してしまった時や、ひどくニキビが炎症をおこしたときに、ヘモグロビンが周辺組織に沁み出て、そのまま残ってしまうのです。
赤い色は皮膚の上では目立ちますので、コンシーラーなどで隠そうとするのですが、それも皮膚にはあまりよくないという悪循環になってしまいます。
茶色っぽいニキビ跡
ニキビ跡にできる茶色っぽいシミのようなものは、メラニン色素の影響です。
メラニン色素を作るのはメラノサイトという色素細胞なのですが、ニキビの炎症により皮膚を守ろうとしてメラニン色素を出します。
ターンオーバーが正常であれば、いずれ消えていくのですが、なかなかシミがとれないと悩む人も多いです。
ニキビ跡は、出来てしまって後悔しても、なかなか回復するのが難しいところがやっかいです。
できるだけニキビ、そしてニキビ跡ができないように普段からのケアを大切にしていくといいと思います。