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『永遠の指導者』ー"指導者"とあるということは、百年先、否、もっと先の遠い未来まで、三代の会長の闘争及び思想・哲学が学会の進むべき規範となることーーだと理解しております。
学会員の多くが、創価学会会則に記されるまでもなく、歴代三代会長の指導・精神を継承し、現実闘争の中で体現してこられたはずです。
発表された当初、正直「会則にすること?」って思いました。
でも、いやまてよ。
もしかしたら『永遠の指導者』という言葉を会則に盛り込んだということは、“師弟の精神がない幹部”、“三代会長の指導を無視した会長”が出た際の縛りなのかもしれない…。そりゃあ、遠い時代にはありそうだ。
ところがどっこい。池田先生と同時代を生きた池田門下生がいなくなる遠い【未来】のことではなく、まさに【現在】の段階で、『永遠の指導者』と定義しておきながら、過去の三代会長の指導との整合性を無視し、今回の会則変更を実行する人々。
これは一体なんだろうか。
学会は人材育成の団体ですから、百年先にどのような人材が躍り出るか分かりません。世界広布の時代、歴代会長と同じような力量を兼ね備えたリーダーが指揮をとるかもしれません。
池田先生の構想の中にもあるでしょう。
先生はスケールが大きいですから。
それを考えると、「永遠の指導者」と定義したのは遠い未来の学会員に向けたものではなく、現代の我々に向けたメッセージなのではないか。
つまり、「我々は池田先生(永遠の指導者)のお側で指揮をとっている。言わずもがな、当然我々の指導には池田先生の意志が含まれている。永遠の指導者を根本とするのは当たり前だ。だから疑わず戦えばよいのだ!迷わず進め!」と。
なんて、邪推してみました。
SokaNetの英語表示ってないんですよね?
「永遠の指導者」を英語でどう訳しているのか見たかったんですが、SGIのサイト(
http://www.sgi.org/index.html)にも歴代会長のことは触れていますが、永遠の指導者という言葉は見当たらないので、日本独自なのかと思いました。
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