ドイツ:「反ナチス」闘い継承を 強制収容所跡で首相演説
毎日新聞 2015年05月04日 13時04分(最終更新 05月04日 17時35分)
ダッハウ強制収容所跡で花輪をささげるドイツのメルケル首相(左)=ドイツ南部のダッハウで2015年5月3日、AP
1933年、ヒトラーの政権掌握直後に設置された収容所で多くの強制収容所のモデルになった。ユダヤ人ら約20万人が収容され約4万1500人が犠牲になった。ドイツ語で「アルバイト・マハト・フライ(働けば自由になる)」と記された門扉の標語は、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴する存在として知られ、戦後たびたび窃盗被害に遭っている。