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 英王室は4日、ウィリアム王子(32)と妻キャサリン妃(33)の間に生まれた王女が「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と名付けられたと発表した。「プリンセス・オブ・ケンブリッジ」の称号も与えられ、「シャーロット王女」と呼ばれることになる。

 英国では一般国民でもファーストネーム以外に複数の名前を持つことは普通で、家族の名前を受け継ぐことが多い。王女の場合も、「シャーロット」は祖父チャールズ皇太子(66)の名前の女性型、「エリザベス」は曽祖母エリザベス女王(89)、「ダイアナ」は1997年にパリで交通事故死した祖母でウィリアム王子の母ダイアナ元皇太子妃にちなんだとみられる。

 王女は長男ジョージ王子(1)に次ぐ第2子で、エリザベス女王の5人目のひ孫にあたる。王位継承順位は、祖父チャールズ皇太子、父ウィリアム王子、兄ジョージ王子に次ぐ4位となる。(ロンドン=渡辺志帆)