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違和感に気づくことは大切なことです。
“これは悪事である”と見抜く、見破る眼(まなこ)を養っていくには、『悪とは如何なるものか』と悪の本質を知ること、また個人の経験(場数)、感受性によるところも大きいですよね。
学会から人材が離れていくのは危惧すべきことです。
諸葛孔明の「出師の表」には以下の様な言葉がございます。
『賢臣に親しみ小人を遠ざくる、此れ先漢の興隆(こうりゅう)せし所以なり。
小人に親しみ賢臣を遠ざくる、此れ後漢の傾頽(けいたい)せし所以なり。』
現代文
『才能や仁徳にすぐれた家臣に親しんで、人格の劣ったくだらない者たちを遠ざけるのは、これは初期の漢の国の盛んになって栄える理由なのです。
一方で人格の劣ったくだらない者たちに親しんで、才能や人格にすぐれた家臣たちを遠ざけるのは、これは漢の国の末期に、勢力が衰えてしまった理由なのです。』
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