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会則珍問答11
A: やっと暖かくなってきたなぁ~。桜ももうじきじゃし、心弾む季節になって、、、
B: 師匠!
A: うゎお! またお前か。頼むから突然呼ばんでくれんかのぉー。
B: すいません、師匠。お久しぶりです。
A: おう。久しぶり。元気じゃったか?
B: それがぁ、このところ消化不良が続いてましてイマイチなんですぅ。(グゥ、グル、ピー)
A: おっ、おい、いつからそんななんじゃ。
B: はい、昨年の11月頃からで、、、
A: (なんか嫌な予感が、、、)
困ったもんだのぉ、心が病んでるんじゃないのか?
B: さ、流石師匠。お見通しで。まさにその「心」に悩んでおりますぅ。
A: なんか難しそうじゃのー、なんなんじゃそれは?
B: よくぞ聞いてくれました。
最近皆さんからよく「異体同心で」「異体同心で」、と言われるんですが、、朝晩の勤行の度にその言葉が引っかかってしまいまして、、、
A: いったいどういうことじゃ?
B: はい、昔師匠は私に、「いいか、観念文というのはな、御本尊に向かう人の「心」を示すものなんじゃ、つまり観心を整える為の最も基本的な大事な作業なんじゃ」と、教えてくれました。
A: その通りじゃ、ワシもいい事言うじゃろ。
B: ですが師匠、会則発表以来、二座のご観念文は皆さんバラバラなんじゃないですか?
なんたって会則とちがうんですから。
御本尊に向かう最も基本的な「心」がキチンと定まって無いのに「異体同心!」とスゴまれても、、、
A: またそれかぁ、いい加減カンネンせぇよぉ。
B: (ウマい) いや、ダジャレを言ってる場合じゃありませんよ。だいたい会長様がどんなご観念文を為されているかさえ誰も知らないんですよ。大師匠の心に背いた会則変更だという噂もありますし、、、
A: あの怪文書のことか。
B: 怪文書どころか「快文書」だともっばらの評判ですよ。
A: (グルッ、グゥ)おや、なんかワシも下痢がうつったみたい、、、
B: またぁ、今日は逃がしませんよ。
A: なっ、なにを言うか、ワシゃ逃げたりせんわい!
B: ありがとうございます。お陰様で、私の方はチョット良くなってきたみたいですので、ついでにもう一つ、、、
A: (腹だ怪腸、助けてぇ~)
(つづく、いや、つつく)
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