青木、今季１号！鮮やか初回先頭初球打ち「思っていた通りの打撃」

エンゼルス戦の初回、今季１号を放ったジャイアンツの青木（右）は三塁コーチャーとタッチ（ＡＰ） Photo By ＡＰ

　米大リーグ、ジャイアンツの青木宣親外野手は３日（日本時間４日）、サンフランシスコでのエンゼルス戦に「１番・左翼」で出場、初回の第１打席で今季１号本塁打を放ち、３打数１安打１打点１死球だった。ジャイアンツは５―０で快勝し、３連勝。

　初回、青木はエンゼルスの先発右腕ウィーバーの初球、内角高めに甘く入ったボールを左翼席に運んだ。「たぶん、インサイドに来るんじゃないかと思っていた。思っていた通りの打撃ができた」と青木。続くパニックも右越えに１号を放ち、ジャイアンツは２者連続ソロで２点を先制し、試合の主導権を握った。

　青木は２回の第２打席が中飛、４回の第３打席は１死一塁からニゴロ併殺に倒れ、６回の第４打席は死球だった。６試合連続安打で打率は３割７厘。

　３連勝のジャイアンツは勝率５割まであと１勝。リードオフマンとしてチームをけん引する青木「一つ一つだと思うけど、５割は一つの目標だし、あしたも集中していきたい」と表情を引き締めた。 【試合結果】