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アジア開発銀行 ネパール支援さらに360億円5月3日 20時27分
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大地震によって、甚大な被害を受けたネパールの復興を支援するため、ADB=アジア開発銀行は、日本円で、およそ360億円の資金を道路の再建などに充てることを表明しました。
ADB=アジア開発銀行は、アゼルバイジャンで開いている年次総会の中で、大地震の発生によって、甚大な被害を受けたネパールに対する支援を話し合う緊急の会合を開き、日本の麻生副総理兼財務大臣など25の国の代表らが出席しました。
アジア開発銀行は、今回の大地震を受けて、すでに2億ドル余りの資金をネパールに提供しています。
それに加えて、この日の会合では、もともとネパールのインフラ開発用に組んでいた予算の一部を、地震で壊れた道路や学校の再建などに振り向けることで、3億ドル(日本円でおよそ360億円)の資金を速やかに充てることを決めました。
また、会合では、日本政府が、ネパールへのさらなる支援を検討するための国際会議を、アジア開発銀行と協力して、早期に開くことを提案し、各国の同意を得ました。
会合のあと、アジア開発銀行の中尾武彦総裁は、記者団に対し、「被災地で、災害に強い建物などをどう整備していくかが、復興へのカギだ。今回決まった支援は、国際社会がネパールのために連携するという姿勢を示すものだ」と述べました。
アジア開発銀行は、今回の大地震を受けて、すでに2億ドル余りの資金をネパールに提供しています。
それに加えて、この日の会合では、もともとネパールのインフラ開発用に組んでいた予算の一部を、地震で壊れた道路や学校の再建などに振り向けることで、3億ドル(日本円でおよそ360億円)の資金を速やかに充てることを決めました。
また、会合では、日本政府が、ネパールへのさらなる支援を検討するための国際会議を、アジア開発銀行と協力して、早期に開くことを提案し、各国の同意を得ました。
会合のあと、アジア開発銀行の中尾武彦総裁は、記者団に対し、「被災地で、災害に強い建物などをどう整備していくかが、復興へのカギだ。今回決まった支援は、国際社会がネパールのために連携するという姿勢を示すものだ」と述べました。