(cache) サーチナ|韓国で社会問題化!・・・「青少年の自殺」「低出生率」=中国メディア  



韓国で社会問題化!・・・「青少年の自殺」「低出生率」=中国メディア


 中国メディア・解放網は4月29日、青少年の自殺者が増えている韓国で、2013年には自殺が青少年の死亡原因のトップになったことが韓国政府の報告によって明らかになったと報じた。  記事は、韓国統計局が28日に発表した報告で、13年における同国の9-24歳の自殺率が10万人中7.8人だったと紹介。同国では1990年代より自殺率が高まりはじめ、98年にピークを記録。その後若干下がったが、2000年以降再び増加しているという。  また、14年には青少年の7.9%が「自殺を考えたことがある」と回答し、12年に比べて3.3ポイント減少したことも明らかになったと伝えた。自殺を考えた動機では、学校の生活や成績によるプレッシャーや、経済的な圧力が多かったとし、学校や仕事でのストレスを長期的に感じている青少年が61.4%にのぼったとした。  記事はさらに、青少年の自殺と並んで社会問題化していることとして、低出生率についても言及。13年における9-24歳人口の総人口比は19%と、1970年の35.1%から大きく減少、このままいけば2060年には11.4%にまで低下するとした。そして、低出生率の原因は結婚率の低下にあるとし、24歳以下の56.8%が「結婚しなくてもいい」と考えているとも伝えた。  このほか、出生率低下が深刻化する一方で、国際結婚の両親を持つ学齢児童の数が増加、14年には前年比21.6%増の6万7000人に達したと紹介。同国内の学齢児童総数約633万人の1.1%を占めており、今後も増加する見込みであるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Stephen Finn/123RF.COM)