ウクライナ支援策 国際会議で表明へ

4月28日 4時01分

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緊張が続くウクライナへの支援策を話し合う国際会議が、日本時間の２８日午後、首都キエフで開かれ、日本から薗浦外務政務官が出席し、経済支援や人道支援を着実に実施するなどの支援策を示すことにしています。

ウクライナでは、２月の停戦合意のあとも、東部で政府軍と親ロシア派の間の戦闘が散発的に起きるなど緊張が続いていて、経済や財政の立て直しが課題になっています。こうしたなか、ウクライナへの支援策を話し合う国際会議が、日本時間２８日午後、首都キエフで開かれ、日本から薗浦外務政務官が出席し、支援策について演説することにしています。
この中で、薗浦政務官は、ウクライナの平和と安定のために、すべての当事者が２月の停戦合意を完全に履行するとともに、ウクライナ政府が国内でまん延していると指摘されている汚職への対策や司法改革に積極的に取り組むよう求めることにしています。そのうえで、日本がすでに表明している１８億ドル余りの経済支援や人道支援を着実に実施する方針を示すほか、新たに経済や財政などの分野で助言する専門家の派遣を検討する考えを表明することにしています。