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スター・ウォーズ展 あすから東京で
4月28日 18時24分

スター・ウォーズ展 あすから東京で
世界中に熱狂的なファンを生み出している映画「スター・ウォーズ」をテーマにした展示会が29日から東京で始まるのを前に、映画で実際に使われた小道具などの展示物が28日、報道関係者に公開されました。
この展示会は映画「スター・ウォーズ」の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画されたもので、29日から東京・港区の六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」で開かれます。会場には映画の中で実際に使われた衣装や小道具、それに国内外のアーティストが映画をテーマに描いた絵画などおよそ100点が展示されていて、28日報道関係者に公開されました。このうち、衣装の展示コーナーでは主人公の1人、アナキン・スカイウォーカーや俳優のハリソン・フォードさんが演じたハン・ソロの衣装などが展示されています。また、おなじみのダース・ベイダーの衣装は映画そのままの不気味さを漂わせています。このほか、小道具も数多く並べられ、「ライトセーバー」と呼ばれる光り輝く剣は実際にダース・ベイダーや主人公の師匠、オビ=ワン・ケノービが使っていたものが展示されています。この展示会は29日から6月28日まで開かれます。

「スター・ウォーズ」 魅力は

「スター・ウォーズ」シリーズは、はるかかなたの銀河を舞台に、自由と正義のために戦う「ジェダイ」と呼ばれる騎士たちと悪の存在「シス」たちとの善と悪の攻防などを描いたSF作品です。映画監督のジョージ・ルーカスさんが、オリジナルの脚本から映画に仕上げ1977年、日本では1978年に初めて公開されると社会現象となり、興行収入の記録を塗り替える世界的なヒットとなりました。シリーズ作品として製作、公開された「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」も人気を集め、世界中に熱狂的なファンを生み出しました。
SF映画はそれまで「子ども向け」「大衆向け」とされていましたが、スター・ウォーズのヒット以降、さまざまな趣向をこらしたSF映画が製作されるきっかけともなりました。
スター・ウォーズの魅力の1つは優れた特撮技術です。広大な宇宙空間に浮かぶ巨大な宇宙船や激しい戦闘シーン、それに特殊メイクを多用した精巧な宇宙人の造形など、それまでの特撮シーンを革命的に進歩させた映像は映画ファンをうならせました。スター・ウォーズで培われた撮影技術はその後、コンピューターグラフィックス技術の発展にもつながり、「アビス」や「ジュラシック・パーク」などCGを多用した映画の製作に貢献しました。
また「サーガ」、叙事詩とも形容される奥深いストーリーも魅力の1つです。主人公、ルーク・スカイウォーカーとその父、ダース・ベイダーの関係性や銀河を圧政で支配しようとする帝国と星々の自由を守ろうとする反乱軍の戦いなど、いくつものドラマが重なりあう物語はオリジナルの脚本としては斬新なものでした。映画には少ししか出てこないキャラクターや小道具にも背景や物語が設定されていたこともファンの興味を引きつけました。
当初、スター・ウォーズは6作目を最後に続編は作られないのではないかと言われていましたが、ことし12月に公開される7作目の「フォースの覚醒」が新たに製作され、今後8作目と9作目の製作も予定されていることから、ファンの間で話題となっています。

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