2015年05月04日

現在の服用状況と雑記

 随分、自分のブログを放置していた。仕事が忙しかったせいだろう。今もまとまりのある文章を打てる自信がない。
 
 もともと書きたい事を、書きたい時に書くために始めたブログなので別に良いのだが。


 現在の筆者の服用状況について

 デパスジェネリック1mg 1日3錠

 NCノーム0.05mg 1日1錠
 
 スタブロン(SSRE)12.5mg 1日3錠

 全て医師の処方ではなく個人輸入である。

 各薬剤について少し説明する。
 デパスは説明の必要はないだろう。過去の記事でも取り上げているので良かったら見て頂きたい。
 NCノームは女性ホルモンである。これも過去の記事で取り上げている。1年ほどかけて筆者の体質を大きく変えた薬剤だが現在は骨粗しょう症の予防程度にしか考えていない。
 スタブロンは本邦未承認のSSRE(セロトニン再取り込み促進剤)である。薬理はSSRIの真逆である。セロトニン再取り込みを促進して脳内のセロトニン濃度を下げる効果がある。
 

 多忙で少し滅入っていることを差し引けばかなり安定していると言える。スタブロンは2ヶ月ほど前から服用を始めた。効果は良いようだ。ただし自然な効き心地で、言い換えれば弱い薬剤だと思う。体感できた効果は意欲の継続時間の延長と傾眠傾向の改善である。暫くはこの3種類の薬剤で筆者のQOLは高い水準を維持できそうである。
 
 デパスもスタブロンも耐性を生じやすい薬剤である。デパスは既に長い付き合いなので、効果がこれ以上減じない、少なくとも突然には消失しないと思われるので良いのだが、スタブロンは不明である。心配な点はそこである。

 今後ブプロピオンなども試す価値はあるのではと思うが、未定である。ちなみにブプロピオンも3ヶ月から半年で耐性を生じるらしい。耐性を生じやすい薬剤には共通点がある。ドーパミンを増やす作用を有している点、即効性に優れた抑うつ作用を持つ点である。デパスやSSREは多分ドーパミン系を賦活している。

 
 筆者の精神状態について述べる

 気分に関係したことに限った場合の筆者の悩みは、@過敏であることA疲労しやすい事B意欲が消失する事である。これらは社会と筆者の関わりに対してハンディキャップとなりQOLを低下させている。恐らくは@がAを引き起こし、AがBを引き起こしている。
 放っておけば進行性に悪化すると思われる。意欲の低下が長期にわたれば認知機能の低下を引き起こすこと思われる。実際そのような時期もあった。
 
 とはいえ精神系のクリニックなどに来院しても恐らく筆者は健常と判断されて、適当な薬剤を渡されるだけだろう。自己分析的にも筆者はどの精神病、気分障害にも当てはまらないと思う。(自己判断は妥当性に欠くかもしれないが)
 精神病、気分障害予備軍の状態を長らく保っている。少し他者と相いれない性格を有している。といったところではないだろうか。

 ちなみに2度、姉の勧めで精神科(それぞれ別の病院)に行ったことがある。自身は病識はないので必要ないと思ったが、姉の勧めを断る理由はないので来院に至った。
 ちなみに筆者の兄はうつで自殺をしているので姉は筆者の事も心配になったのだろう。
 一度目は老年の精神科医に面接し「君は大丈夫でしょう」と言われ漢方薬をもらって帰った。
 二度目は問診票のようなものを沢山(5,6ページの冊子を3種類ほど)書いた後、医師と面談して不安障害の恐れがあると言われた。そしてSSRI(レクサプロ)を処方された。このレクサプロ、思いっきり筆者の精神状態を悪化させた。2週間ほど我慢したが結局胃腸系の不調で断念した。なんと腸閉塞で入院に至ったのだ。
 その頃の薬剤をまだ持っているので、半錠に割って試したりもしたが続けられなかった。

 これは推測であるが、筆者は統合失調症の破瓜型に近い状態なのではないだろうか。最近そう思い始めている。筆者の変調はやはり思春期頃に始まっている。好き嫌いが明確になり、強い内向的性格になった。易疲労性と光線過敏、精神過敏の傾向があった。少しづつ抑うつがあらわれ、簡単なこと(字を書く、他者と面談する)でも困難な時もあった。
 それらを減じたのがデパスであった事。デパス単剤では意欲の改善は十分でなく、最近始めたSSREが効果を出していることからそのような推測をしている。
 
 とはいえもしそうだとして27歳現在はほぼ寛解状態にあると思われる。一般に破瓜型の予後は悪いのだが、統合失調症全体で見れば放っておいても寛解に至ることが多い。特にうつを伴う場合、そうでない場合より予後良好であることが多い。
 統合失調症においてうつは心が生きている証拠なのである。

 事の発端は筆者の偏屈で根暗で過敏な性格にあるのだが、それは筆者のアイデンティティでもあるので手放すつもりはない。

 筆者には同棲中の女性がいる。たまにしか会わないのだが姉もいる。自分から離れていかない人間の存在が筆者に及ぼす影響は大きい。彼女たちの存在に勝る治療薬はないだろう。薬は所詮薬なのだ。
posted by Atomu at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬剤
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