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ホンダ 海外販売拡大で増収増益見通し
4月28日 22時08分

大手自動車メーカーの「ホンダ」が来年3月期の業績予想を発表し、国内販売は減少するものの、アメリカなど海外で販売拡大が見込まれるとして、売り上げと営業利益ともに増加するという見通しを明らかにしました。
ホンダが発表したことし3月期のグループ全体の決算によりますと、売り上げは12兆6467億円で前の年度を6.8%上回りましたが、本業のもうけを示す営業利益は6516億円で13.1%下回り、3期ぶりに減益となりました。
これは、アジアを中心に2輪車の販売台数が伸びた一方、おととし発売した新型車のリコールが相次いだことや、部品メーカーの「タカタ」が製造したエアバッグを巡る調査リコール費用がかさんだことなどによるものです。
一方、来年3月期の業績予想について、国内販売は減少するものの、アメリカやアジアを中心に海外で販売拡大が見込まれるとして、売り上げが14兆5000億円、営業利益が6850億円と、いずれも増収増益となる見通しです。
記者会見したホンダの岩村哲夫副社長は「今年度は軽自動車を中心に国内市場が縮小するとみられ、厳しい環境になると予想している」と述べました。

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