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北陸新幹線効果 JR東の売上高が過去最高へ4月28日 21時48分
JR東日本は来年3月期のグループ全体の業績予想を発表し、北陸新幹線の開業で利用者の増加が見込まれることから、売上高は過去最高の2兆8000億円となる見通しです。
JR東日本によりますと、来年3月まで1年間のグループ全体の売上高は、前の年の同じ期間と比べて1.6%上回り、過去最高の2兆8000億円となる見通しです。これは先月、長野から金沢までの区間が開業した北陸新幹線の利用者が増加し、収入がおよそ300億円増えると見込まれるためで、最終的な利益も過去最高の2380億円と見込んでいます。JR東日本の森本雄司常務取締役は「北陸新幹線の開業から2週間余りで、およそ20億円収入が増えた。開業フィーバーは数年続くとみているので、強気の業績予想となった」と述べました。