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首相の訪米「素晴らしかった。多数の成果」 米国務省が評価
米国務省のラスキー副報道官代行は1日の記者会見で、安倍晋三首相のワシントン訪問を「素晴らしかった」と評価した。日米防衛協力指針(ガイドライン)改定や米議会演説で敵対国から同盟関係となった「日米の和解」を強調したことなどを挙げ「数多くの成果があった」と述べた。
演説で旧日本軍による従軍慰安婦問題への踏み込みが十分だったかとの質問に対し、ラスキー氏は、首相が4月28日の記者会見で、同問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話を継承する考えを示したと指摘し「その点に注目している」と述べた。(共同)