ネパール大地震、101歳の生存者救出 警察当局
2015年05月03日 21:36 発信地:カトマンズ/ネパール
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【5月3日 AFP】(一部更新)大地震に見舞われたネパールの警察当局は3日、前日に被災地のがれきの中から101歳の男性が救出されたと発表した。
首都カトマンズ(Kathmandu)の北西80キロに位置するヌワコット(Nuwakot)地区の警察官によると、101歳のFunchu Tamangさんは崩れた自宅のがれきから救出され、ヘリコプターで病院に搬送された。Tamangさんは左足首と手を負傷しているが、容体は安定しているという。
地震は4月25日に発生しており、Tamangさんは7日後に救出されたことになる。
また、カトマンズの警察当局者によると3日にも、大きな被害を受けたシンドゥパルチョーク(Sindupalchowk)地区のがれきから3人の女性が警察によって救出されたが、いつから閉じ込められていたかは不明だという。1人は地すべりに巻き込まれ、ほか2人は崩れた住宅に閉じ込められていた。
ネパール政府は2日、首都のがれきから生存者がこれ以上見つかる可能性はないという見方を示していた。(c)AFP