ワクチン接種見合わせで子宮頸がんは増えるのか
20〜40歳代の子宮頸がん発症例の70〜80%が高リスクHPVであるHPV16/18によるもので,感染からがん発症までの期間が短いことが分かっていると同氏。日本では,この20年で子宮頸がんの罹患年齢のピークが20歳程度若返っている(図2)。この要因について,同氏は「性交開始年齢の若年化の他,特にがん化リスクの高いHPV16/18が蔓延しているために,感染から発症の期間が短縮しているのではないか」と分析。「15〜25歳でほとんどの女性がHPVに感染する中で,感染するHPVのタイプがその後の運命を分けるといっても過言ではない。現在のワクチンにより,不幸にして偶然HPV16/18に感染してしまう女性を減らせる」と予防の意義を説明する。
HPVワクチンの市販後調査で懸念すべき報告のパターンはなく,同ワクチン以外のワクチン同様に薬剤ではなく針刺し行為による可能性があるが,同行為と疼痛などの因果関係を述べるにはデータが不十分。
日本で問題となっている“全身に広がる疼痛”が針を刺す行為そのものをきっかけとして起こる可能性が考えられるが,そのこととワクチンそのものの安全性は別問題。英国でも慢性疼痛などの副反応は報告されているが,発症時期,症状・経過などに統一性がなく,特定の疾患または疾患群とは考えられず,安全性への懸念(シグナル)は示されていない。
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子宮頸がんワクチンに関する記事ですが・・・
日本人はワクチンに関する拒絶反応と言いますか・・・
どうにも副反応が怖いという感情・・・
これは抑えられない国民性というのが有るでしょうね・・・
現時点では感染症輸出国などと言う有りがたくない呼称まで
頂いている国になってしまいましたね・・・
この子宮頸がんワクチンも副反応、特に全身に痛みが出る
事が有るというので多くの人が接種を見合わせていますね・・・
確か、死亡例も出ましたね・・・
そして多くの症例が出た痛み・・・
これはこのワクチンによるものではなく針刺しに伴うものだ・・・
だからワクチンの副反応ではない・・・
これが各国の反応ですね・・・
AUなどは既に多くの人達がワクチンを受けていて
次第にその効果が現れつつあるようですね・・・
日本とは対照的ですが
暫くして各国での比較が出れば日本の対応が
正しかったのかどうかはっきり分かるのではないでしょうか・・・
医者だって拒絶反応が、心理的にあるものを
怖いと思って打てばまた、痛みなどの副反応も出やすいですしね・・・
納得して摂取できるまでもう少し時間がかかりますかね・・・
ま、世界の国々は副反応には深刻なものはなくて
頚癌の予防効果が有るとして接種しているという事実は
知っておいて頂きたいと思います・・・
なんせ若年者がかかる癌で、予防可能な癌なんですからね
日本人の感情がどういう結果を生むのか・・・
自分たちの選択は正しかったのかどうか・・・
その結果も知る義務が有るでしょうね・・・
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「医療」書庫の記事一覧
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2015/4/26(日) 午後 3:39
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2015/4/19(日) 午後 4:00
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2015/4/19(日) 午後 3:58
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2015/4/12(日) 午後 2:44
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2015/4/5(日) 午後 2:11
子宮頸がん不要論が昨今は強くなってきていますね。
わが家は息子ばかりで、私ももういつ閉経してもおかしくない年齢なので(検診は受けてます)、関係ありませんが。
名古屋市は数年前に、小学6年生女子に無料接種してました。
今も継続しているのかは不明ですが。
先生は やはり予防の観点から必要だと思われるんですね。
仕事柄よく出る話なので、大変興味深く読ませていただきました。
確かに日本は、予防医学の意識が希薄ですね。
欧米のがん検診の受診率の高さを、まずは見習うべきだと思います。
かくいうわが家も、再来月は主人のPETがありますので、偉そうなことは言えませんが(笑)
2014/6/22(日) 午後 6:23
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ぬぬさん
感染症輸出国などと言う有りがたくない先進国になっています
ただ、ワクチンは予防なので絶対的な安全性が求められます
そこは感情論が入りますので国民性が出ますね
国民が納得できないものは医者も出来ませんよね
PETはまだまだ高額ですがPETCTでかなり拾い上げが出来ますので
ある程度の年齢の人は一度は受けると良いですよね
2014/7/6(日) 午後 3:37 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する