富山魚津駅 売店“復活” 「魚源商店」開店 地元食材、輸入品も
JR北陸線からあいの風とやま鉄道への移管に伴い、JR系売店が廃止された魚津駅に三日、おにぎりや弁当、地元食材や輸入食品などを扱う新店舗「魚源商店」が新たに開店、初日から多くの駅利用者や地元客でにぎわった。 駅弁製造の「源」(富山市)が出店。乗降客だけでなく、地元民にも来店してもらえるよう、コンビニ品に加え、地元人気店の商品や土産を集め、珍しい輸入食材も販売。六十五平方メートルに、三百品種が並ぶ。中央のカウンターを台所のように配置し、客と店員が気軽に話せる雰囲気をつくった。 この日は午前十時のオープンを待つ地元民や観光客らの列ができ、店内は早速、混み合った。魚津宮本みそ店の「手作り味噌(みそ)」や「飲む糀(こうじ)」、げんげ・ほたるいかクッキー、魚津市内の喫茶店の本格コーヒーが人気を集めた。 あいの風の市井正之社長は「駅舎の活性化や電車利用者の増につながれば」と期待。移管に伴って県内五駅にある売店やコンビニ計十七店が閉店しており、「駅によって(乗降客などの)事情は違うが、人が集まる工夫をしていきたい」と話した。 営業時間は大型連休の四〜六日が午前八時〜午後八時。七日以降は毎日午前六時〜午後八時。 (伊勢村優樹) PR情報
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