ゲーム情報局2<テイルズオブリバース>『テイルズ オブ リバース』 (Tales of Rebirth) は、2004年12月16日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2用コンピュータRPG|RPG。2008年3月19日にはプレイステーション・ポータブルに移殖された。
概要テイルズオブシリーズのメインタイトル第6作品目。略称は「TOR」または「リバース」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「君が生まれ変わるRPG」。キャラクターデザインはいのまたむつみ。主題歌はEvery Little Thingの恋文/good night|good night。シナリオは異なる人種間の「対立」や「差別」、「共存」をテーマにしており、タイトルの「rebirth(再誕)」は「人間関係や種族関係の再構築」という意味合いで付けられた。戦闘システムは従来のシステムのラインを3本に増やし、2Dでありながら戦闘フィールドを立体的に表現した「#3ラインリニアモーションバトルシステム|3ラインリニアモーションバトルシステム (3L-LMBS) 」。その他の特徴として、ヒロインがNPCである。日本ゲーム大賞|The 8th CESA GAME AWARDS FUTUREを受賞。
ストーリーこの世界には対照的な2つの種族、ヒューマとガジュマがいる。ヒューマは「人間」の外見を持ち、知的能力に優れている。ガジュマは「獣人」の外見を持ち、身体能力に優れており、不思議な力「フォルス」を操る者の大半を占めていた。この2つの種族は同じ「ヒト」として、ガジュマの王をいただくカレギア王国のもとで、種族を意識することなく、平和に共存していた。しかし、1年前の国王ラドラスが変死した日、いわゆる「ラドラスの落日」を境に、フォルスがヒューマ、ガジュマを問わず大勢のヒトに発現し、またバイラスと呼ばれる怪物が異常発生するようになった。さらに年若い新女王アガーテによって国は大いに乱れ始めた。北のはずれの山村スールズに住むヴェイグは、ラドラスの落日に突然発現した自身の「氷のフォルス」の暴走で大切な幼馴染クレアを氷漬けにしてしまう。手を尽くしたが氷の中から彼女を救い出すことはできず、途方に暮れる日々を過ごしていた。1年後、「ラドラスの落日の真実を探っている」と言う2人の尋ね人・マオとユージーンがヴェイグの元を訪れ、クレアを氷の中から救う。しかし、そこに現れた「王の盾
W$N2人組、サレとトーマによってクレアが攫われてしまう。ヴェイグは攫われたクレアを救うため、マオとユージーンは王の盾に命令を下した女王アガーテの真意を探るため、共にスールズを旅立つ。生まれ故郷スールズを離れたヴェイグは道中で仲間と出会い、人々の対立を目にし、やがて遥か昔に存在したという「聖なる王」にまつわる戦いへと足を踏み入れる。そして、スールズという狭い世界では考えることの無かった「種族」について考えさせられる。
世界観本作の世界は「カレギア王国」という統一国家であり、全世界がカレギア王国の国土である。ヒューマとガジュマは、一部で種族間の対立はあるものの基本的には共存の道を歩んでいる。従来作品に登場した様な特異な科学技術は存在せず、近代的な要素は少ないが、首都バルカを始めとして蒸気機関が開発されており、まだ一部ではあるが交通手段などに取り入れられている。
システム[ 戦闘関連 ][ 3ラインリニアモーションバトルシステム ]テイルズオブシリーズでは一貫して戦闘システムに「リニアモーションバトルシステム (LMBS) 」を採用しており、作品ごとに独自の改良・工夫が施されている。LMBSの基本システムに関してはテイルズオブシリーズ#基本システム|こちらを参照。本作の「3ラインリニアモーションバトルシステム (3L-LMBS) 」では、従来は1本だった移動の軸となるラインを3本に増やし、戦闘フィールドの「奥行」を表現している。各々のキャラクターはライン上での前進、後退、跳躍による「前後上下」の動きに加え、ラインを乗り換える「手前から奥へ、奥から手前へ」と言う3次元的な移動が可能。通常攻撃や一部の術技は同じライン上の敵にしかヒットせず、別のラインの敵を攻撃するにはラインを乗り換えるか、別のラインを攻撃する性能を持つ術技を使用しなければならない。これは敵も同様であり、従来の作品以上に戦闘中の「位置取り」が重要な要素となる。
[ フォルスゲージとラッシュゲージ ]戦闘に参加する各々のキャラクターが持つ2種類のゲージ。戦闘中の行動や時間経過に応じて蓄積量が変動する。本作には、従来のシリーズ作品で術技を使用する際に消費していた「TP」が存在せず、この2種類のゲージが重要な要素となる。
・ フォルスゲージ (FG)
: 術技を使用する際に消費されるゲージ。各々のキャラクターは術技がセットされているコマンド(十字キーの上下左右)に対応した4本のFGを持ち、術技を使用するとそのコマンドに対応したFGが消費される。FGは時間経過や通常攻撃を繰り出すこと、敵を倒すことで回復し、溜めたFGは術技を使用する度に全て消費される。FGの回復量はそのキャラクターの「FG回復力」が高いほど多くなる。
: 術技はFGの蓄積量に関係なく何回でも連続で使用できるが、FGが全快の状態で術技を使用すると#HP回復|HPが回復するほか、#フォルスキューブ|フォルスキューブの特殊効果が発揮され、逆に全快でない状態で使用した場合はこれらの効果は発揮されず、威力も低くなる。
: 4本のFGの最大値は、対応するコマンドにセットされた術技によって変動する。基本的に強力な術技ほどFGの値が高く設定されており、FGの全快までに時間が掛かる。また、奥義によってFGを消費すると、全快までにさらに時間が掛かる(#術技形態|術技形態参照)。
・ ラッシュゲージ (RG)
: キャラクターの感情の高ぶりを示すゲージ。蓄積量に応じてキャラクターのパラメータが変動する。特定のコマンドにより任意に増減させることが出来る他、ダメージを与えたり受けたりすることで蓄積し、攻撃を防御したりバックステップすると減少する。増減のスピードはキャラクター毎に異なる。最大値は100で、RG100の状態を「ラッシュバースト」RG0の状態を「クールダウン」と言う。
: RGが上昇すると敵に与えるダメージが増えるが、同時に敵から受けるダメージも上昇し、HPの回復量は逆に低下する。特にラッシュバースト時は#HP回復|HPを回復する行動を取っても全く回復しなくなるため、RGが高い状態が継続するのは危険である。一方、クールダウン時には敵の攻撃を防御できなくなり、RGが少ないということは敵の攻撃を連続で防御できる回数が少ないことを意味する。また、RGが一定以上蓄積していなければ奥義が使用できず、効率的にダメージを与えるのが難しくなる。以上のように、RGの変動には長所と短所が付き纏い、状況に応じて適切な量に調整する必要がある。
: ラッシュバーストしたキャラクターは、その瞬間から一定時間無敵状態になる。連携によって連続で敵にダメージを与えると敵のRGが上昇し続け、やがて無敵状態となり連携が途切れる。このため、連携を長く繋げていくことが難しい。
[ HP回復 ]本作には従来作品の「ファーストエイド」のようなHPを回復するための術技が殆ど存在しない。また、回復アイテムであるグミも高価なものとなっており、戦闘中に任意のタイミングでHPを回復することが難しい。その代わり、戦闘中に特定の条件を満たすとHPが回復するようになっており、HPの回復はそれらの条件を繰り返し満たすことで行うのが基本となる。また、回復量は回復するキャラクターの「HP回復力」が高いほど多くなる。HP回復の条件には「FG全快で術技を使う」「味方の弧法陣(後述)に入る」「敵を倒す」などがあり、いかにしてこれらの条件を満たすかがHP回復の要点である。また、RGとHP回復の関係上、HPの回復量を確保しつつ戦うには「ある程度攻撃したら後退してRGの低下を促す」というヒット&アウェイの戦法を取るのが一般的である。なお、回復アイテムのHPの回復量はキャラクターの最大HPを元に算出されるので、RGに関係なく一定量のHPを回復できる。
[ 術技形態 ]本作の術技はシステム上、特技、導術、陣術、錬術の4種類に大別される。また、上位の術技として奥義がある。威力や詠唱時間、術技使用後の硬直時間、術技使用時の鋼体時間などが詳細に数値化され、メニュー画面で確認できる。全ての術技がHP回復の手段を兼ねているが、各術技に設定された異なるHP回復力が使用時のHPの回復量を変化させる。また、前述通りFGの値も術技によって異なる。HP回復力が高い術技や、FGの値が低くFG全快で使用できる機会が多い術技はHP回復向けの術技と言える。
・ 特技
: 武器を用いて技を繰り出す術技。導術に比べ射程距離が短くて効果範囲が狭く、1ヒット当たりの威力も低いが、詠唱時間が不要で、通常攻撃から連携することが可能。
・ 導術
: 攻撃魔法。特技に比べ強力かつ射程距離も長いが、発動までに詠唱時間を必要とし、その間に攻撃を受けると不発に終わる。また、FGが全快でない状態では威力が大幅に低下する。
・ 陣術
: 戦闘フィールド上に一定時間「弧法陣」と呼ばれる円陣を発生させる防御・補助系統の魔法。導術同様に詠唱時間を必要とし、使用者を中心に陣が発生する。弧法陣の中に入った味方キャラクターは一定時間、状態異常回復や能力値上昇などの効果を得ることが出来る。また、弧法陣内に入っている間は徐々にHPが回復するため、貴重なHP回復の手段でもある。FGが全快でない状態で使用すると、孤法陣の半径が狭くなる。
: 敵が使用する陣術の中には、味方の陣術とは逆に状態異常を付加したり能力値を低下させたりするものもある。
・ 錬術
: FGが全快でなければ使用できない、フォルスキューブの特殊効果が反映されない、派生する奥義が存在しない、錬術からの連携では奥義を発動できない、と術技の中では特殊な扱いである。FGが全快でなければ使えないので、連続使用はできない。効果は統一性が無く使用者によって様々である。詠唱時間の無いもの、HP回復力の高いものが多く、緊急時のHP回復手段としても使える。
・ 奥義
: 2種類の術技から派生して修得する上位の術技。派生元の術技を使い込むことで修得できるようになる。各術技にはその術技から派生した奥義を1つセットすることができ、RGが一定以上で、術技からの連携でFG全快の術技のコマンドを入力すると、その術技にセットされた奥義が発動する。使用条件に制限が多い分、術技より強力でダメージソースとして欠かせない要素と言える。導術、陣術から派生した奥義は詠唱時間を要する。
: 奥義に設定されているFGの値は、派生元の術技に設定されているFGの値を大きく上回っている。そのため、奥義を使うとFGの蓄積量が奥義のFGと術技のFGの差分だけマイナスの値まで低下してしまい、術技使用時よりも全快までに時間が掛かる。
[ 秘奥義 ]前衛キャラクターと後衛キャラクターが2人一組で放つ必殺技。従来の秘奥義と違い、前衛と後衛のキャラクターが行動可能な状態で、かつ敵に止めを刺すときにしか使えないので、使用状況はかなり限定される。
[ フォルスキューブ ]術技が持つ本来の効果に加え、+αの特殊効果を付加するシステム。前述通り、FG全快の状態で術技を使用すると、あらかじめセットしておいたフォルスキューブの特殊効果が発揮される。術技使用時のHP回復量を高める「ヒール」や、術技使用後の硬直時間を短縮する「ファスト」などの様々な特殊効果が存在し、セットした術技を使い込むほどその効果は向上していく。各キャラクターはそれぞれ8種類の特殊効果を持っているが、「キューブ」の名称の通り、立方体の頂点に設定された特殊効果を十字キーに設定された術技に当てはめるというシステムのため、特殊効果の組み合わせ方は六通りに限られ、自由に付け替えることは出来ない。
[ GRADE ]戦闘終了時に手に入る戦闘の評価点。本作では特定の条件を満たせるか否かがGRADE入手の条件となる。戦闘中にアイテムを使用した場合はその戦闘で得られるGRADEが数パーセント減らされるが、それ以外に減点対象となる行動は存在せず、入手GRADEが0を下回ることは無い。そのため、一度入手したGRADEが減ることはないが、同じ組み合わせの敵に対して同じ条件でGRADEを入手できるのは一度限りであるため、入手できるGRADEの総量は限られている。
[ エンハンス ]戦闘に勝利する事で装備中の武具に蓄積するEP(エンハンスポイント)を消費して武具を強化できるシステム。溜めたEPを武具が持つ各種の性能に割り振ることで、EPを割り振った項目を強化できる。強化できる回数は武具によって異なり、高レベルの武具ほど強化できる回数が多い。
・ 潜在能力
: 本作では武具が持つ追加効果を「潜在能力」、その追加効果が戦闘中に発生する確率を「覚醒率」と呼ぶ。最初から潜在能力が備わっている武具は存在せず、エンハンスで何回か武具を強化すると、武具に潜在能力が付加される。潜在能力の覚醒率は潜在能力ごとに決まっているが、EPを潜在能力に割り振れば覚醒率を上げることが出来る。
: 潜在能力は全ての武具に付加するが、1つの武具に対し1つしか付加させられず、一度付加したら変更することが出来ない。また、どのような潜在能力が付加されるかはランダムであり、同じ武具に同じ潜在能力が付加するとは限らない。
・ 属性
: 本作には潜在能力同様、最初から属性を持つ武具も存在せず、特定のアイテムを使用して属性を付加させることができる。どの武具にも好きな属性を付加することが出来るが、基本的に1つの武具に付加することの出来る属性は1つだけで、付加した属性を取り消したり別の属性で上書きしたりすることは出来ない。
: 属性付加のシステムは厳密にはエンハンスとは関係無いが、同じ武具カスタマイズのシステムとして同じ項目に記述する。
・ 武具継承
: エンハンスで強化した武具の「強化の度合い」を他の武具に継承させるシステム。「継承先」の武具はエンハンスとは別に性能が向上し、エンハンスされていない状態の同じ武具よりも強力になる。継承によってどの性能がどれだけ向上するかは「継承元」の武具がどの性能をどれだけ強化していたかによって決まり、継承を行うと「継承元」の武具は消滅してしまう。なお、武具継承で強化することが出来るのは、まだエンハンスも武具継承も行っていない未強化の武具に限られる。
: 武具継承で継承されるのは「エンハンスによる強化の度合い」のみで、武具自体の能力は勿論、武具継承による強化の度合いや潜在能力、属性などは継承されない。
[ 戦闘以外 ][ 料理 ]手に入れた食材で料理を作り、食べることで料理ごとの効果を得るシステム。テイルズオブシリーズ#料理|基本システムは従来作品のものとほぼ同一だが、各々の料理に「シークレットファクター」という、稀に出現する効果が設定されている。シークレットファクターの効果は発現した次の戦闘でのみ有効な効果で、「詠唱時間半減」などの強力なものが揃っている。
[ スクリーンチャット ]専用の画面上でキャラクターが会話を行う、テイルズオブシリーズお馴染みのフェイスチャットシステムの一種。本作では以前D2に採用されたスクリーンチャットが採用された。詳細はテイルズオブデスティニー2#スクリーンチャット|当該項目を参照。また、本作では次の行き先を示すチャットが何回も繰り返して見られるようになっている。
[ フォルス能力 ]フォルス能力(後述)は基本的に戦闘中に術技として使用されるが、場合に拠っては移動画面でも使用される。ダンジョンによってはキャラクターのフォルスを利用しなければ進めない場所も存在し、従来のソーサラーリングのような役割を果たす。
[ ディスカバリー ]フィールドマップ上に存在する、世界各地の「名物」を見つけるというおまけ要素。フィールドマップ上にオブジェクトとして配置されているものもあれば、特に他の場所と見分けが付かない部分に隠されているものもある。名物の中には架空の動植物をはじめ、自然物や人工物、景観や自然現象、歴代のテイルズオブシリーズに登場したキャラクターやエピソードをモチーフにしたものなど様々なものがある。
用語[ 人種 ]・ ヒューマ
: 人間(ホモサピエンス)の姿をしたヒトの種族。
: ガジュマに比べ“知力に優れ、体力に劣る”とされる。また、「ラドラスの落日」以前は、フォルス能力を発現するヒューマはほとんどいなかった。
: 現在ではガジュマと共存共栄しているものの、遠い昔、両人種は分かれて生きていた。文明を発達させていたヒューマが、自然とともに暮らしていたガジュマに戦争を仕掛けたという歴史もある。
・ ガジュマ
: 擬人化した動物の外見を持つヒトの種族。モンスターを除いてテイルズオブシリーズ初の「獣人」。一括りにガジュマと言っても、牛の様に角と尻尾を持ったガジュマや、鳥のように嘴と羽毛を持ったガジュマなど、さらに何種類かのガジュマがいる。作中ではそれら全てが「ガジュマ」である。
: ヒューマよりも“体力に優れ、知力に劣る”とされる。また、「ラドラスの落日」以前は、フォルス能力はほとんどガジュマにしか発現しなかった。
: どのような職場でも作業の効率化のため、頭脳労働をヒューマ、力仕事をガジュマが担っている(建築の場合、ヒューマが設計図を書き、ガジュマが工事を行う)ことが多いが、この傾向を「偏見に基づく悪習」と主張するガジュマもいる。
: ちなみに、あくまで「ヒト」なので鳥の容姿のガジュマであっても羽ばたいて空を飛ぶことはできない。
・ ハーフ
: カレギアにおいてはヒューマはヒューマ同士、ガジュマはガジュマ同士(ガジュマは外見が近いもの同士)婚姻関係を結ぶのが普通であるが、稀に種族の垣根を越えて愛し合ったヒューマとガジュマも存在する。そうしたカップルの間に生まれた混血児を、作中では「ハーフ」と呼ぶ。
: ハーフは外見的特徴はヒューマに近く、身体的な能力もヒューマと同等であるが、角や耳、尻尾など体の一部に親であるガジュマの特徴が表れる。また、ハーフの角は凄まじいフォルスの源とされており、ハーフにフォルス能力が発現した場合、そのフォルス能力はガジュマを遥かに凌ぐ強力なものとなる。
: 前述通りヒューマとガジュマの婚姻自体が稀であることに加え、ハーフは子供の頃は体が弱く、大人になる前に死んでしまうことも少なくない。そのため、カレギアにはハーフは殆ど存在しない。また、無事成長したとしても、ヒューマでもガジュマでもないという立場から双方の種族から排斥されるケースが多い。
[ フォルス ]生命力と精神力を源とする、超常的な事象を起こす力。精神を源とするだけあり、フォルスによって引き起こされる事象は発現した者ごとに大きく異なる。基本的にガジュマにしか発現しないが、ごく稀にヒューマにも発現する。元々フォルスが発現するものは極めて少なく、以前はフォルス能力者の数はカレギア全土でもせいぜい100人程度(割合的にはガジュマ97、8人に対し、ヒューマ1、2人程度)であった。しかし「ラドラスの落日」を境にカレギア全土で次々とフォルス能力が発現する者が出現し、現在ではヒューマ、ガジュマを問わず多くのフォルス能力者が存在する。とはいえ、フォルス能力を持たない者に比べればその数は程度の知れたもので、フォルス能力者はしばしば脅威の対象となる。
・ 暴走
: フォルスは精神力を源とするため、フォルス能力者が極度の情緒不安定に陥るとフォルス能力が暴走する。その際に引き起こされる事象の規模や力強さは通常時の比ではなく、能力者によって制御もされていないため、フォルスの暴走は周囲に壊滅的な破壊を撒き散らす。ラドラスの落日においても、突然のフォルス能力の発現に驚いたことでフォルスを暴走させ、自他共に甚大な被害を及ぼしたフォルス能力者が多く存在した。
・ バイラス
: フォルスの発現、またはフォルスの影響により怪物化した、「ヒト以外のもの」の総称。怪物化する以前よりも体が大きく、凶暴であるケースが多い。また、鉱物などの無生物や、ヒトの死体などがバイラス化するケースもある。なお、生きているヒトは基本的にバイラス化しない。
: 元々はフォルス能力者同様ごく少数だったが、そのルーツがフォルスであるため、ラドラスの落日によってフォルス能力者と同様に爆発的に数が増えた。
: “ウイルス|virus(ラテン語)”の英語読み。
・ 月のフォルス
: カレギア王家の血筋にのみ発現するとされるフォルス能力。
: アガーテのように他人と体を入れ替えることができる一方、ラドラス王がゲーム冒頭で行ったように他人のフォルス能力を強制的に覚醒させることもできるなど、「氷」のフォルスや「炎」のフォルスに比べその定義が曖昧で謎が多い。しかし、カレギア全土に影響をおよぼすなど、他のフォルスよりも強大な力を持つことは確かである。
[ カレギア王国 ]世界全土を国土とする統一国家。初代国王ゴルドバが月のフォルスの力で世界を統一に導いたとされている。
・ 王の盾
: カレギア国王直属の特殊部隊。主にフォルス能力を持つガジュマで構成される。危険人物の暗殺などの公に出来ない汚れ仕事を請負うことが多く、その立場から基本的に表立って動くことはない。また、フォルス能力者の管理も仕事のひとつで、部隊員がフォルス能力者で構成されているのは、ときにカレギア国に対する危険分子となりうるフォルス能力者を手元に置くことで管理するためでもある。
・ ラドラスの落日
: 先代国王ラドラスが崩御した日。この日、死に際にラドラス王が放ったフォルスによってカレギア全土でフォルス能力者の覚醒と暴走、さらにバイラスの大量発生が相次いで起こり、全世界は混乱の極みに陥った。
[ 聖獣 ]世界を司る偉大な存在。万物を司る聖獣の王「ゲオルギアス」を筆頭に、地、水、火、風、光、闇を司る6体の聖獣が存在する。表立ってヒトに干渉することは無い。また、聖獣の存在は一般的に知られているものではないが、各地に聖獣が元となった伝承が数多く残っている。各聖獣のモデルは中国の四神などがモチーフとされている。
・ 聖なる王
: カレギア王家に伝わる聖獣の伝承。聖獣王ゲオルギアスを「聖なる王」、六体の聖獣を「六人の聖者」として、遥か昔にあった人々の争いと聖獣の争いが伝わっている。初代カレギア王国国王ゴルドバが建国の儀を行ったとされるメセチナ洞窟に、この伝承に関する碑文が残されている。
・ 蒼獣信仰
: 港町バビログラードに布教している宗教。信者は家族以外の異性と口を利くことは許されず、女性信者は素顔を晒すことも許されない。蒼獣信仰の「蒼獣」は、水の聖獣シャオルーンを指している。
[ その他 ]・ 種族主義
: ヒューマはガジュマより(またはガジュマはヒューマより)優れた種族だとする思想。両種族が共存しているカレギアではタブーとされている思想であるが、潜在的にこの思想を抱いている者は少なくない。
・ 世界七大まぼろし
: 「幻のバイラス・リブガロ」や「幻の庭」など、古くからカレギアに伝わる7つの存在。その名が示す通り、公式に存在が確認されたものは1つも無いが、各地に存在を示唆する伝承が残っている。
キャラクター[ パーティキャラクター ][ 戦闘メンバー ]ここではパーティキャラクターの内、戦闘に参加するメンバーを指す。
・ ヴェイグ・リュングベル 【Veigue Lungberg】
: 声:檜山修之
: 18歳 183cm 71kg
: 種族:ヒューマ
: 主人公。カレギア北西部の山村スールズに住む青年。三つ編みされた青白い長髪が特徴。寡黙でクール、というより無口で暗いため、周りから冷たい男と思われがちだが、実は心優しい性格で、困っている人を放っておくことは出来ない。ただ、一つの物事にとらわれすぎて、周りが見えなくなる欠点もある。特にクレアに対しては元々実の妹の様に思っていたことに加え、「ラドラスの落日」の一件で強い贖罪の念を感じており、クレアのこととなるとその欠点が顕著になる。好物はポプラおばさんの焼いた「ピーチパイ」。
: 幼少の頃に両親を失い、育ての親であった祖父とも死別して以来、クレアの両親に引き取られて家族同然に育てられた。「ラドラスの落日」の際にフォルス能力を覚醒、暴走させてクレアを氷漬けにしてしまった。以後、彼女を助け出すために手を尽くすが、彼女を覆う氷は砕けることも溶けることも無く、一年後にユージーンとマオがスールズを訪れるまで自分を責める苦しい毎日を送っていた。
: 氷や冷気を発することが出来る「氷」のフォルスの能力者。主に氷柱で敵を威嚇したり、氷漬けにして行動不能にする事が出来る。氷で足場を作ることも可能。また、クレアの父マルコとスールズに住む老剣士の手解きを受けた剣術はかなりのもので、その剣技は実に多彩。大剣を振るい果敢に戦う。
: 備考
: 銀色の長髪、二枚目、長身、服装の配色など、キャラクターデザインにテイルズオブデスティニー|TODのテイルズオブデスティニーの登場キャラクター#ウッドロウ・ケルヴィン|ウッドロウ・ケルヴィンとの共通点が多く、TODがリメイクされた際にそれにちなんだサブイベントが追加された。また、同イベントを進めるとアニー、アガーテと共にハイデルベルグ城に肖像画が飾られる。詳細はテイルズオブデスティニーの登場キャラクター#PS2版|当該項目参照。
: 特典DVDのチャットドラマでは、クレアを労わる点と本作のテーマの1つ「種族間の共存」が誇張され、「クレアァァァァ!」の叫び声と共に登場し、何かにつけて「共存」を持ち出す、本編とキャラクターが大きく異なるネタキャラとして扱われることが多い。また、本編とキャラクターが大きく異なること自体をネタにされることもある。
・ マオ 【Mao】
: 声:渡辺明乃
: 13歳(外見的特徴) 153cm 38kg
: 種族:ヒューマ
: 「ラドラスの落日」により自身のフォルスを暴走させ、記憶を失った少年。赤い髪と中性的な顔立ちが特徴。天真爛漫な性格で、記憶を失った事はさほど気にしていない。歌が好きで即興で歌を作って歌っている(パーティ内では好評)。子供扱いされることが嫌い。口癖は「 - なんですけど」「なんてね」。「マオ」とは「無」を意味する古代カレギア語で、記憶を失ったマオの名前としてユージーンが名付けた。
: ラドラスの落日でフォルスを暴走させ、ユージーンに保護される。記憶のない彼にとってユージーンは父親のような存在であり、フォルス能力者であったことから王の盾の一員となるも、ユージーンが軍から追放されたとき、彼を追って軍を脱走した。ユージーンと共に各地を旅し、「ラドラスの落日」の真相と自身の記憶を探っている。
: 真の名は「オルセルグ」(古代カレギア語で「穢れ無き瞳」または「無邪気な瞳」という意味)といい聖獣達が彼の目や耳を通して、ヒトの世界を傍観するために作り出した存在。「火」を司る聖獣フェニアによって生み出され、フェニアとは実質上親子のような関係でもある。その燃えるような真っ赤な髪は聖獣から受け継がれた。一年前以前の記憶がないのは、彼が一年前に作られた存在であるからで、元より記憶は存在しなかった。
: 火炎や熱風を行使する「炎」のフォルスの能力者で、氷漬けとなったクレアを救った。また、フォルスを探知する能力に優れ、フォルス能力者を探知することが出来る。炎、風、闇の属性の導術を扱う導術使いで基本的に遠距離攻撃を得意とするが、トンファーを用いた接近戦も苦手ではなく、動きも素早い。
: 今作では主に彼が料理をつまみ食いすることでレシピを得る。
・ ユージーン・ガラルド 【Eugene Gallardo】
: 声:石塚運昇
: 40歳 193cm 108kg
: 種族:ガジュマ
: かつて「王の盾」の隊長を務めていた、黒豹に似た外見と長い弁髪が特徴のガジュマの戦士。武勇とその外見から「カレギアの黒豹」の異名をとり、ガジュマの間では最高の戦士として名高い。常に落ち着いた物腰で状況を判断し、猪突猛進なヴェイグやティトレイを諌める。また、知識も豊富で、文武に優れるパーティのまとめ役。身だしなみにも気を使う。口癖は「質問に質問で返すのは感心せんな」。
: 「ラドラスの落日」後の混乱の最中、ドクター・バース殺害の容疑でカレギア軍を追放され、以後ラドラスの落日に端を発した不可解な事件の真相を知るため各地を旅している。また、有事の際に対応するために仲間となるフォルス能力者を探しており、ヴェイグの噂を聞きつけてスールズを訪れる。その武勇から、カレギア軍を離れた現在も彼を慕うカレギア将兵は多い。
: 物理的な質量を持ったエネルギーを発することができる「鋼」のフォルスの能力者。岩や瓦礫を粉砕することが出来る。戦闘では槍の長いリーチと鋼のフォルスを活かしたパワフルな攻撃を得意とする他、防御の術にも長けている。その巨体ゆえに力や体力は随一だが、俊敏な動作は余り得意ではない。
: 備考
: 彼の弁髪、及びアガーテの王冠が、PS2版TODでコレクターアイテムとして登場する。
・ アニー・バース 【Annie Barrs】
: 声:矢島晶子
: 15歳 155cm 40kg
: 種族:ヒューマ
: 先代カレギア王ラドラスの典医であったドクター・バースの一人娘。偉大な父親に憧れを抱き、自らも医者になることを目指し勉学に励んでいたが、「ラドラスの落日」後の混乱時に父を失ったことから、父の仇を討つためにドクター・バース殺害の容疑で軍を追われたユージーンを追う。仇を討つためにヴェイグ達の前に現れるが、ユージーンの態度に疑問を感じ、ユージーンの人物像を見定めるために同行することになる。
: ユージーンに対する憎しみが高じてガジュマという種族全てを嫌っているが、本来は優しく教養深い少女。大人の女性や恋愛に憧れる年齢相応の一面もあり、ヒルダを姉のような存在として慕っている。また、恋愛小説を好んでよく読む。牛乳と怖い話が苦手。日記をつけるのが日課。
: 杖で大地に円陣を描き、範囲内の味方の生命力や戦闘能力を活性化させる、陣術の使い手。また、雨雲を作り出し雨や雪を降らせる「雨」のフォルスの能力者でもあり、味方の能力強化や敵の能力減退を引き起こす特殊な力の宿った雨を降らせることもできる。フォルスによる味方のサポートに長ける一方、元々医者志望で戦闘訓練を積んでいないため、ほとんど杖を振り回すぐらいしか攻撃の手段を持たない。
: 本作唯一の回復魔法はアニーが習得するが、回復量はかなり少なく、奥義であるため連続使用も難しい。
・ ティトレイ・クロウ 【Tytree Crowe】
: 声:山口勝平
: 17歳 178cm 69kg
: 種族:ヒューマ
: 工業都市ペトナジャンカの製鉄工場で、姉のセレーナと一緒に働いている青年。口数が多く冗談が好き。明るく前向きで、曲がったことが大嫌い。姉のことが大好きで、近寄る男を追い払うこともしばしば。マオにシスターコンプレックス|シスコンとからかわれるが、本人はただの姉想いのつもり。ちなみに理想のタイプは姉のような女性で、ヒルダのことが気になっている。料理が得意だが辛いものが苦手で、カレーや麻婆豆腐にハチミツを入れて甘口にしたりする。星の数で物事を評価する(最高5つ星)。
: ペトナジャンカを「王の盾」が訪れた際にフォルス能力を暴走させ、製鉄工場を自身の植物で覆い尽くしてしまう。その事件がきっかけでヴェイグ達と出会い、王の盾に攫われたセレーナを取り返すために無理矢理ヴェイグ達に同行する。この事件まで、能力者である事を周囲に隠していた。
: 植物を自在に操る「樹」のフォルスの能力者。植物のツタを伸ばすことで、遠くのスイッチを押したり、階差のある場所へ昇ったり、様々なダンジョンの攻略で力を発揮する。武器は格闘技用のグローブと左腕に取り付けたボウガンで、素早い動作から多彩な格闘技を繰り出す。また、ボウガンによる遠距離攻撃や、樹のフォルスの生命力で自身の肉体を活性させることも出来る。
・ ヒルダ・ランブリング 【Hilda Rhambling】
: 声:大原さやか
: 21歳 168cm 48kg
: 種族:ハーフ(父がヒューマ、母がガジュマ)
: カレギア軍「王の盾」に所属する、ヒューマとガジュマの間に生まれたハーフ。外見はヒューマに近いが、偶蹄類の様な耳と赤い角を持ち、角は半ばから折れている。幼い頃からハーフであることを理由に周囲から疎外されていたため、ハーフであることに対し強いコンプレックスを持っており、耳と角をターバンで隠している。トーマ直属の部下で、同じハーフであるミリッツァとは親しい間柄。冷たい口調で他人に皮肉を浴びせ周囲との馴れ合いを極端に嫌う一方、常に孤独で自分の居場所を探している。物心付く前からタロットカードを所持しており、タロット占いが得意。またチェロの演奏も得意。お酒が大好き。口癖は「ぶつよ」。
: 好意を寄せていた男性にハーフであることを理由に拒絶された過去があり、その際にパニックを起こしてハーフのフォルスの源といわれる角を折ってしまう。それ以来ハーフであることへのコンプレックスが強まり、「純粋なヒト(ヒューマかガジュマ)の体」を手に入れることを望むようになる(角と耳をターバンで隠すようになったのもこの頃)。「純粋なヒトの体を手に入れることができる」というトーマの言葉を信じてトーマの命令に従い続け、当初はヴェイグ達の敵として現れるが、トーマの言葉が嘘だったと知り、成り行きからヴェイグ達に同行するようになる。
: 紫電を発し、自在に操る「雷」のフォルスの能力者。武器は占いで使うタロットカードで、手裏剣のように投げて攻撃する。水、地、光の三属性の導術の使い手。威力・効果範囲共にマオを上回る術を駆使するパーティ随一のアタッカーだが、その分詠唱時間が長く武器も接近戦には向かないため、前に立ち壁となる仲間のサポートは欠かせない。ちなみにティトレイの評価によると彼女のカード攻撃は4つ星の威力らしい。
[ 非戦闘メンバー ]ここではパーティに同行するが戦闘には参加しないメンバーを指す。イベントで操作する機会はあるが、基本的にはNPCである。
・ クレア・ベネット 【Claire Bennett】
: 声:安田未央
: 17歳 163cm 45kg
: 種族:ヒューマ
: 本作のヒロイン。優しく、気立てよく、意志の強い娘。ヴェイグに対し大きな信頼を寄せる一方、ヴェイグに頼り切りになることは無く、自身の力で状況を打開しようとする。「ラドラスの落日」に暴走したヴェイグのフォルスで氷漬けにされてしまう。1年後、マオのフォルスによって氷柱から解放されるも、その直後スールズに現れた四星のサレとトーマに誘拐されてしまう。
: 誘拐されてカレギア城に招かれた後、アガーテの「月」のフォルスで体を入れ替えられ、ガジュマの体になってしまう。しかし、そんな境遇に立たされても常に前向きに生き続け、ヴェイグを追って各地を転々とする。そしてその過程、ベルサスの街でアガーテとして行った演説が、このゲームのテーマである"人種差別"に決着を付ける答えを導き出す切っ掛けをヴェイグ一行に与えることになる。
: なお、テイルズシリーズで唯一の戦闘に参加しないヒロインである。
・ アガーテ・リンドブロム 【Agarte Lindblum】
: 声:篠原恵美
: 20歳 165cm 43kg
: 種族:ガジュマ
: 先のカレギア王ラドラスの一人娘。比較的ヒューマに似た顔立ちだが、猫の様な大きな耳と尻尾を持つ。父王亡き後、略式の戴冠式を経て若くしてカレギア国女王の位につく。突然王位を継ぐことになったため、まだ王としての自覚に欠けている。種族の異なるミルハウストに恋心を寄せるが、ミルハウストはアガーテの想いを受け入れなかった。それが自分がガジュマであることが原因であると思い込み、以降ヒューマの体を切望するようになる。
: 王位を継いだ後、ジルバの提案により「聖なる王(聖獣王ゲオルギアス)」の力によってラドラスの落日以来の混乱を治めると同時に、ヒューマと体を入れ替えることを決意し、「王の盾」にカレギア中の美しいヒューマを捕らえるよう命令する。そして、入れ替わる体としてクレアを選び、カレギア城でゲオルギアス復活の儀式を執り行い、それと同時にクレアと自分の体を入れ替え念願のヒューマの体を手に入れる。しかし、そこに彼女の望んだ幸福は存在せず、カレギアの混乱もさらに深まる結果となってしまう(#7体の聖獣|当該項目内の「ゲオルギアス」を参照)。それから自らの行いを心から悔やみ、各地を転々とし、その過程で人種同士の対立に触れ、徐々に女王としての自覚を持つようになる。
: 王家に代々伝わる「月」のフォルスの能力者。他者と体を入れ替える、他者のフォルスを覚醒させるなど、様々な力を行使することが出来る。
[ カレギア王族・軍関係者 ]・ ラドラス・リンドブロム 【Ladras Lindblum】
: 60歳 186cm 78kg
: 種族:ガジュマ
: 前カレギア国王。アガーテの父。病床に臥し、一年前に崩御した。死に際に自らのフォルスを暴走させ、世界中に飛散した彼のフォルスはカレギア全土でフォルス能力者とバイラスを急増させた。王の死と、それに伴い発生した世界規模での異変から、彼の死去した日は「ラドラスの落日」と呼ばれる。
: 一般的には病死とされているが、真実は月のフォルスでジルバに体を乗っ取られたドクター?バースによる病死に見せかけた毒殺。死の間際、ジルバの計略に気付き、その計略に対抗するフォルス能力者を増やす為に自身の月のフォルスを暴走させた、と言うのがラドラスの落日の真相。
・ ミルハウスト・セルカーク 【Milhaust Selkirk】
: 声:三木眞一郎
: 28歳 185cm 72kg
: 種族:ヒューマ
: カレギア正規軍の国将軍位。フォルスの力こそ持たないが、その凄まじい剣術と鋭敏な精神で軍の最高位まで登りつめた。
: カレギアに忠誠を誓い、将軍の身でありながら自ら世界中を駆け回っている。それゆえ、国民や部下たちの信頼は厚く、人気を博している。「ラドラスの落日」後から、各地で起こるガジュマとヒューマの種族間の争いを鎮圧するために奔走し、幾度かヴェイグたちと会うことになる。
: 実はアガーテを種族・身分の壁を超えて愛しているのだが、あまりの身分の違いに葛藤しながら、愚直なまでに誠実な、カレギアひいてはアガーテへの忠誠心により、「禁断の愛である」と必死で自分の気持ちを押し殺している。
・ ドクター・バース 【Dr.Barrs】
: 声:市川治
: 種族:ヒューマ
: 本名はケビン・バース。アニーの父親。ラドラス王の主治医。ラドラスの落日後の混乱の最中にユージーンに殺され、それが原因でアニーはガジュマを嫌うようになった。「命に色はない」という信念を持ち、この言葉は多くの若い医師たちの道標であるとともに、アニーを大きく成長させる命題となる。
: その死の真相は、月のフォルスによってバースの体を乗っ取ったジルバが、ユージーンを殺害して彼に罪を着せるか、失敗してもユージーンをバース殺しの容疑者としてカレギア軍から追放できると言う計略。ユージーンはジルバに体を乗っ取られ自身に刃を向けるバースを苦渋の決断で手に掛け、ジルバの計略どおりカレギア軍から追放された。
[ 王の盾 ]・ ジルバ・マディガン 【Zilva Madigan】
: 声:真柴摩利
: 37歳 175cm 58kg
: 種族:ガジュマ
: アガーテの乳母にして側近。ラドラス王の死後、政治に疎いアガーテに代わり国政を一手に取り仕切っている。また、ドクター・バース殺害の一件で退役したユージーンに代わり、王の盾の隊長も務めている。教鞭を持ち、それを掌に打ち付けるクセがある。
: ガジュマを至上とする種族主義者であると同時に、王家の血縁に連なる「月」のフォルスの能力者。ある時からヒューマを滅ぼしてガジュマだけのカレギア王国を作ることを計画し、王国の実権を握る為に邪魔者となるラドラス王、ユージーン、アガーテの3名を排除する事を企む。月のフォルスによってドクター?バースの体を乗っ取り、ラドラス王の殺害、及びユージーンを軍から追放する事に成功した後は、アガーテのミルハウストへの想いを利用してヒューマと体を取り替えること、及びラドラスの落日以来の混乱を治めるために「聖なる王」を復活させる事を吹き込み、アガーテをカレギア城から追い出すと共にゲオルギアスにヒューマを殲滅させる事を企む。結果、カレギア城の儀式でアガーテは行方不明となり、ジルバはカレギア軍の実権を握る事に成功する。
・ ドネル
: 種族:ガジュマ
: 王の盾の兵士。王の盾に攫われた娘を追うヴェイグ達を抹殺するべく、バビログラードへの山道で襲い掛かる。何かにつけて言葉の頭に「ド」を付けるクセがある。マオが彼の真似をした際ユージーンに怒られたので、ユージーンはドネルの口調について快く思っていなかったようである。
: ヴェイグ達の抹殺は失敗に終わるが、ドネル自身も一命は取りとめ、ストーリーを進めるとキョグエンに姿を現す。どうも記憶を失ったようで、独特の口調がなくなり妙に大人しくなっている。
: 土を自在に操る「土」のフォルスの能力者で、地面に潜ったり、土で作った人形を操ったりすることができる。
・ 漆黒の翼#
テイルズオブリバースにおける漆黒の翼|漆黒の翼
: 王の盾の新参者3人組。詳細は当該項目参照。
[ 四星 ]王の盾の中でも特に秀でた戦闘能力を持つ、4人のフォルス能力者。
・ サレ 【Saleh】
: 声:菊池正美
: 24歳 169cm 54kg
: 種族:ヒューマ
: 四星唯一のヒューマ。「ラドラスの落日」以前からフォルス能力を持ち、その能力が四星になれるほど高かったという、ヒューマとしては稀な存在。同じく四星のトーマと行動を共にしている。ヒトを痛めつけたり傷つけたりすることで喜びを感じる冷徹非道な性格。カレギア城でヴェイグ達に敗れてからはその性格がさらに顕著になり、ヴェイグ達の「心」を屈服させるべく執拗に付け狙うようになる。好物はワインとブルーベリージャム。特にジャムは、パンにはつけずそのまま食べるのが彼の趣向らしい。
: 暴風を巻き起こす「嵐」のフォルスの能力者で、フォルス能力による風の導術を得意とする。また、細身の剣を使った剣術も相当なもので接近戦の戦闘能力も侮りがたい。こちらがグミを使用すると、ラズベリーグミで自分を回復する。
・ トーマ 【Tohma】
: 声:郷里大輔
: 38歳 192cm 126kg
: 種族:ガジュマ
: ウシ|牛のような外見のガジュマ。何事も力で捻じ込めようとする傾向がある。サレとチームを組んで行動することが多いのは、王の盾への忠誠心を持たないサレが暴走しないように監視するためであるが、彼自身もサレに引かず劣らずの残忍な性格で、特にヒューマに対しては何の感情ももたずに痛めつける種族主義者でもある。また、フォルスの相性がよいというのも、サレとチームを組んでいる理由の一つらしい。自分の手駒として、強力なフォルスを持つハーフを従えている。
: 引力と斥力の両極の力を操る「磁石|磁」のフォルスの能力者で、敵の攻撃を防いだり、はじき飛ばしたりと多彩な技を使う。鍛え上げられた肉体から威力十分の拳を見舞うパワーファイターで、強靭な肉体から繰り出される、豪快でかつ力強い一撃は圧倒的な破壊力。回避に失敗すると防御状態でも問答無用で戦闘不能に陥る技まで使用する。
・ ワルトゥ 【Walto】
: 声:大塚芳忠
: 44歳 178cm 48kg
: 種族:ガジュマ
: 蝙蝠に似た外見を持つガジュマ。カレギア王国への忠誠心が強く任務の達成を絶対とする反面、操ったヒトに傷を負わせないという紳士的なポリシーの持ち主でもある。ユージーンとは長い付き合いで、今でも彼を信用している場面が幾度と見られる。切に国の行く末を憂い、ユージーンが再び「王の盾」に戻ってくるよう説得する。
: 「音」のフォルスの能力者。音を媒体にして、ヒトに暗示をかける力を持つ。操られたヒトは、ワルトゥに与えられた指令を果たすか、媒体とした音をもう一度聞くかすると暗示が解かれる。なお、音そのものはフォルスでは無いため、洗脳されたヒトからはフォルス反応は無い。戦闘では、身軽に地上・上空から超音波による攻撃を繰り出す。武器は仕込み杖で、刹那の速さで敵を打つ居合いを得意とする。
・ ミリッツァ 【Militsa】
: 声:水谷優子
: 23歳 163cm 46kg
: 種族:ハーフ
: ユージーンが軍を追われてから四星の座に着いた、四星の紅一点。ヒューマとガジュマの間に生まれたハーフで、ヒルダ同様にハーフの特徴である角と偶蹄類のような耳を持つ。同じハーフと言うこともあり、ヒルダとは幼馴染のように育ってきた。ヒルダ同様にハーフであるがゆえの辛い幼少時を過ごしたためか、目に光がなく無口で感情を表に出すことが少ない。王の盾のみがハーフである自分の居場所であると信じ、命令を忠実に遂行する。ちなみに、彼女の名前は古代カレギア語で「愛」を意味する。
: 光を操る「虹」のフォルスの能力者。光の屈折を利用した分身術や、光によって異空間を作り出したり、光の波動で敵をはじき飛ばしたりなどのトリッキーな戦術を得意としている。また、陣術も扱うことが出来る。
[ 7体の聖獣 ]・ シャオルーン 【Shaorune】
: 声:朴?美
: 「水」を司る無邪気な性格の聖獣。ヒトへの興味・好奇心は聖獣随一である。鱗の無い龍の様な姿で、巨大な宝玉を抱えている。バビログラードの宗教「蒼獣信仰」の「蒼獣」はシャオルーンを指している。モデルは「青竜|青龍」。
・ ランドグリーズ 【Randgriz】
: 声:筈見純
: 「地」すなわち大地を司る老齢の聖獣。聖獣の中でも長老の位置にいる。年老いた亀のような姿で、中華風の法衣を着ている。モデルは「玄武」。
・ フェニア 【Fenia】
: 声:兵藤まこ
: 「火」を司るおだやかな性格の聖獣。破壊の力ではなく、誕生・起源の力としての火を司る。着物を着た女性の姿で、腕から先が翼になっている。ピピスタの町では「聖なる鳥」と呼ばれ崇められている。モデルは「朱雀」。マオの生みの親でもある。
・ ウォンティガ 【Wontiga】
: 声:大川透
: 「風」を司る理知的な性格の聖獣。どんな物事にも決して私情を挟まない。仮面を被った白い虎の様な姿。モデルは「白虎」。
・ イーフォン 【Eephon】
: 声:中田譲治
: 「闇」を司る荒々しい雰囲気の聖獣。力を用いた物事の解決を好む。ガジュマの上半身と獅子の胴体を持つケンタウロスのような姿で、巨大な剣を携えている。ラジルダでは「闇の力」として言い伝えられており、ヒューマにとっては聖なるもの、ガジュマにとっては忌むべきものとされている。モデルは「獅子」。
・ ギリオーヌ 【Gilione】
: 声:一城みゆ希
: 「光」を司る聖獣。物事に対して突き放した態度をとるが、しかし無関心ではいられないという二律背反な性格。モデルは「麒麟」であり、姿形もストレートに麒麟を彷彿とさせる。その住処であるアルヴァン山脈の麓にある環状列石遺跡が「不思議な力に満ちた遺跡」として言い伝えられている。
・ ゲオルギアス 【Geyorkias】
: 声:堀内賢雄
: 聖獣たちの上に君臨する聖獣王。体が二股に分かれた金色の龍で、多数の翼を持つ。遥か昔、6体の聖獣によって封印されたが、カレギア城でアガーテが執り行った儀式により復活し、ヒューマの殲滅を唱える。以降、カレギア全土でガジュマ達がヒューマへの敵愾心を剥き出しにするようになり、自然と種族間の対立が深まり、ラドラスの落日以来の混乱は更に深まる結果となる。
: ヒューマとガジュマが分かれて暮らしていた遥か昔、ヒューマがガジュマに対し戦争を仕掛け、その争いが激化した事により世界中で負の感情が高まり、負の感情の化身である怪物ユリスが生まれる可能性が出た。これを察知したゲオルギアスは、片方の種族を消し去ることで争いを終結させようと考えヒューマの殲滅を唱えた(殲滅の対象がガジュマではなくヒューマだったのは、ヒューマが仕掛けた争いであるため)。しかし、6体の聖獣はこの意見に賛同せず、ゲオルギアスは6体の聖獣により封印された。また、世界中の負の感情は聖獣達により浄化され、ヒューマとガジュマは共存の道を歩み始めた。
: しかし、ゲオルギアスが封印された時、既にユリスは誕生しており、ゲオルギアスは封印されながらもユリスを抑えていた。それから長い時が流れ、カレギア城での儀式により不完全ながらも復活し、ユリスが目覚める前にと再びヒューマの殲滅を謳うも、儀式の場に居合わせたヴェイグたちに倒される。これによりゲオルギアスがユリスを抑えることが不可能となり、結果、ユリスの思念が世界中に飛散してガジュマ達の負の感情が高まってしまう(子供や老人には思念の影響は薄いらしい)。
[ サブ・キャラクター ]・ ザピィ 【Zaphie】
: 声:住友優子
: 種族:ノースタリアケナガリス
: クレアのペットのノースタリアケナガリス。「マフマフ」という愛称で親しまれていて、地方によって色が違う。ノースタリアケナガリスは普通ヒトには懐かないが、ザピィはヒトに慣れており、特にクレアとヴェイグに懐いている。そのため、よくヴェイグの肩に登ってくる。
: TOD(PS2版)にゲスト出演している。
・ マルコ・ベネット
: 声:水内清光
: 種族:ヒューマ
: クレアの父。ヴェイグが7歳の頃、祖父を亡くしたヴェイグを引き取り、息子同然に育てた。寝る前の読書が趣味と言う読書家。また、剣術の心得もあり、ヴェイグの剣術は彼の手解きによるもの。
・ ラキヤ・ベネット
: 声:堀越真己
: 種族:ヒューマ
: クレアの母。マルコとは姿の見えない真っ暗な洞窟の中で出会い、姿を見る前にお互い惹かれ合った。現在は落ち着いた雰囲気の女性だが、若い頃はかなりお転婆だったらしい。高原野菜のクリームスープが得意料理。
・ ポプラ
: 声:滝沢ロコ
: 種族:ガジュマ
: クレア、ヴェイグの近所に住むガジュマのおばさん。ピーチパイが得意で、近所でも評判がいい。集会場で開かれるピーチパイパーティーはスールズの定番行事となっている。ヴェイグのことを幼い頃から知っており、クレアとベネット夫妻を除けば、ヴェイグが心を開いている数少ない人物。
・ スティーブ
: 種族:ヒューマ
: スールズで武器屋を営む青年。ヴェイグの友人。
・ モニカ
: 種族:ヒューマ
: スールズに住む少女。クレアの友人。王の盾がスールズを訪れた際、自身の言動からクレアが目を付けられた事で責任を感じている。
・ キュリア
: 声:引田有美
: 種族:ヒューマ
: ミナールに住むヒューマの女医。国王に認められた特殊な医師免状を持つ優秀な医者で、国の要請を受けて別の土地へ出向く事もある。若い頃にドクター・バースの講義を受けた事があり、その時から彼を尊敬している。母に見捨てられたミーシャを引き取り、助手として働かせている。
・ ミーシャ
: 声:佐藤ゆうこ (声優)|佐藤ゆうこ
: 種族:ガジュマ
: キュリアの助手であるガジュマの子供。ラドラスの落日にフォルス能力が発現したことが切っ掛けで母親に見捨てられ、そのときの母親の拒絶がトラウマになっている。
: 低級のバイラスを操ることができる「牙」のフォルスの能力者。
・ セレーナ・クロウ
: 声:荒木香恵
: 種族:ヒューマ
: ペトナジャンカに住むティトレイの姉。容姿が美しいため王の盾に誘拐されてしまうが、他の誘拐された人を落ち着かせるなど、クレアと同じく強い心を持った女性。また、種族でヒトを判断するようなことも無い。
・ フランツ
: 声:楠見尚己
: 種族:ヒューマ
: 「世界七大まぼろし」を追い求める探検家。TOD(PS2版)にも「世界四秘」を求める同名のキャラクターが登場する。
・ オックス
: 声:笹沼晃
: 種族:ヒューマ
: バルカの玄関口と呼ばれる港町バビログラードに住む青年。ガジュマのダナと恋人同士であるが、ヒューマはヒューマ同士、ガジュマはガジュマ同士結婚するというカレギアの通念に加えて蒼獣信仰の戒律により、人前で会うことはできず肩身の狭い思いをしている。
・ ダナ
: 種族:ガジュマ
: バビログラードに住むガジュマ。オックスの恋人。片づけが苦手らしく、部屋には衣服がぎゅうぎゅうに押し込められたカゴがある。
・ ヨッツア
: 声:山崎たくみ
: 種族:ガジュマ
: 国家の重要機密から近所の噂話まで扱うガジュマの情報屋。通称「カレギアの辞書」。昔ユージーンに助けてもらったことがあるらしく、ユージーンの頼みを断れない。
・ ジベール
: 声:長克己
: 種族:ヒューマ
: 首都バルカに住む謎の紳士。情報屋のヨッツアと交流があり、裏の世界で顔が利く人物。
・ ハック
: 声:白石稔
: 種族:ヒューマ
: ジベールの元で考古学を研究しているヒューマの若者。最近は聖獣関連の伝承について調べており、聖獣の力を捜し求めるヴェイグたちの手助けをする。
・ ナッツ
: 声:白石稔
: 種族:ガジュマ
: 王の盾の兵士。ユージーンの退役後、サレとトーマの強引なやり方に反発したため、バルカの収容所に捕らえられた。
・ イゴル
: 種族:ヒューマ
: ラジルダのヒューマの長、イーガの息子。王の盾がラジルダを訪れ女性を攫って行った際に抵抗したためバルカの収容所に捕らえられた。居住区画がヒューマとガジュマで分けられているほど種族間の対立が激しいラジルダでは珍しく、ガジュマに対し特に嫌悪感を持っていない気のいい男。
・ ドバル
: 声:石井康嗣
: 種族:ガジュマ
: ツルベナ荒野にあるガジュマの街・ピピスタの酋長を務める男。ハックと手紙のやり取りをするなど、以前はヒューマに対してもある程度の理解を示していたようだが、現在はヒューマに対し強い嫌悪感を持っており、住民のガジュマにもその傾向が見られる。なお、ピピスタにヒューマが住んでいないのはドバルの意志ではなく、単にツルベナ荒野の環境がヒューマの生活に適さないためである。
・ ワン・ギン
: 種族:ヒューマ
: キョグエンの街に住む富豪。全体的に裕福な住民が多いキョグエンの中でも一番の有力者であり、「金で買えないものは無い」という持論の持ち主。珍しい品を各地から集めては定期的に各地の富豪を呼び寄せてオークションを開催している。
・ スカラベ
: 声:田口昴
: 種族:ヒューマ
: ベルサスの街の町長。知的に優れたヒューマがガジュマの上に立つべきという考えを持つ種族主義者。あからさまにガジュマを嫌悪しており、王の盾によって娘が攫われて以来その傾向が一段と強くなっている。そのためか、ヒューマの住民にもガジュマを見下す傾向があり、ベルサスに住むガジュマ達はスラム街での生活を余儀無くされている。
・ スージー
: 種族:ヒューマ
: ベルサスの街の町長・スカラベの娘。父親と違い、特にガジュマに対して嫌悪感は持っていない。クレア同様に王の盾に攫われ、王城から逃げ出した。追っ手に追われていた所をヴェイグ達に助けられる。
・ ナイラ
: 声:速見圭
: 種族:ガジュマ
: ヒルダの母親である占い師の女性。サニイタウンの実業家の青年アムジル(声:岡崎雅紘)との間にヒルダを儲けるが、ハーフの手駒を欲するトーマに夫を殺されヒルダを攫われてしまう。以来、ヒューマとガジュマのカップルが多く住むモクラド村に住んでいる。
・ サイグローグ 【Cyglorg】
: 北方の地にある謎の洋館・サイグローグの館の主人。道化師のような格好をしている。サイグローグの館は全60階層のエクストラ(ストーリー上、立ち寄る必要のない)ダンジョンで、途中で「泥」のフォルスの能力者・クローネルや、本編に登場したボスが本編ではあり得ない組み合わせで出現する。
: テイルズオブデスティニー|リメイク版TODにも本編クリア後に行ける隠しダンジョンの導き手として出演している。
・ ユリス 【Yuris】
: 今作のラスボス。ヒトの持つ負の感情が集合・具現化した存在。ゲオルギアスに「破滅の者」と称される。ゲオルギアスを遥かに上回る真っ白な巨体に2本の腕と一対の翼を持ち、所々にヒトの体の部位のような意匠が見受けられる。ヒトの悲鳴のようなおぞましい鳴き声を上げ、口から巨大な眼球のような分身を吐き出す。世界中のヒトに自らの思念を飛ばすことで負の感情を増大させ、それを糧としてさらに強大になってゆく。やがて自らの領域を作り出し、それを徐々に広げると同時に世界を侵食、この世の全てを無に帰す。自我は持たず、負の感情をそのまま本能とする。
: 遥か昔、ヒューマとガジュマの争いが激化したことで世界中で負の感情が高まり生まれ、長年にわたりゲオルギアスに封じ込められて来た。しかし、ラドラスの落日以前から徐々に世界中で負の感情が増しており(この事が、「世界を見る聖獣達の目」としてマオが生み出される切っ掛けともなった)、それにより徐々に力をつけたユリスはゲオルギアスに抑えられつつもジルバに干渉、種族主義者であったジルバに対しゲオルギアスの名を騙りヒューマの殲滅へと踏み切らせた。そして、カレギア城の儀式が切っ掛けでゲオルギアスから解き放たれた。#toc|目次へ移動する
主題歌 曲名:恋文/good night|good night
作詞:持田香織、作曲:HIKARI、編曲:HIKARI、伊藤一朗 / 歌手:Every Little Thing
プレイステーションポータブル版
2008年3月19日発売。以下はその変更点。
闘技場が追加され、その賞品として新たなアイテムが追加されている。
イラスト本の追加。
秘奥義のカットイン追加。
イベントの追加。
戦闘難易度「GOD」の追加。
PS2版では非売品だったアップルグミが購入可能になった。
町やダンジョンでの移動速度が速くなった。
中断データが、ロード後も維持されるようになった。
グレードショップに新たな項目が追加された。
[ ドラマチックDVD ピーチパイ篇 ]
PSP版の初回特典DVD。チャットドラマ『テイルズオブリバース再誕記念篇』、声優インタビュー、「ポプラおばさんのピーチパイ」の作り方などが収録されている。
・ チャットドラマ『テイルズオブリバース再誕記念篇』
: 2004年から3年間、(何故か)自身のフォルス能力でコールドスリープしていたヴェイグの元に、マオ、ティトレイ、ユージーンの3人がPSP版テイルズオブリバースが発売した事を伝えに行く、と言う内容のチャットドラマ。
・ 声優インタビュー
: 上記チャットドラマに出演するキャラクター(ヴェイグ、マオ、ユージーン、ティトレイ、サレ、ミルハウスト)の担当声優へのインタビュー。
・ 「ポプラおばさんのピーチパイ」の作り方
: タイトル通り、ピーチパイの作り方がポプラの解説入りで収録されている。レシピと調理行程はフィクションではなく、実際にピーチパイを作れるもの。
ドラマCD
テイルズ オブ リバース 第1巻 アガーテとクレア
テイルズ オブ リバース 第2巻 聖なる力を求めて
テイルズ オブ リバース 第3巻 憎しみの連鎖
テイルズ オブ リバース 第4巻 再誕する世界
サウンドトラック
「テイルズ オブ リバース」オリジナル・サウンドトラック(絶版)
小説
著:結城聖 イラスト:いのまたむつみ・松竹徳幸 全3巻 スーパーダッシュ文庫。
テイルズ オブ リバース 1 落日の世界 ISBN 4086302284
テイルズ オブ リバース 2 聖なる王と二つの魂 ISBN 4086302292
テイルズ オブ リバース 3 再誕 ISBN 4086302330
: テイルズオブデスティニー2|TOD2、テイルズオブシンフォニア|TOSのノベライズ作品同様、基本的に原作に準じたストーリーだが随所でイベントの展開が異なるアレンジがあり、それに伴って多少の設定変更がある。また、出版社の言語表現の関係上、ヒューマとガジュマの混血児を指す言葉として「ハーフ」ではなく「混じり者」と言う言葉が用いられている。
著:矢島さら イラスト:いのまたむつみ 全5巻 ファミ通文庫
テイルズ オブ リバース 第一話 落日の瞬間 上 ISBN 4757721722
テイルズ オブ リバース 第一話 落日の瞬間 下 ISBN 4757722532
テイルズ オブ リバース 第二話 偽りの再誕 上 ISBN 4757723601
テイルズ オブ リバース 第二話 偽りの再誕 下 ISBN 4757724349
テイルズ オブ リバース 第三話 新たなる時代 ISBN 4757725116
:各巻の副題の読みは、第一話「らくじつのとき」、第二話「いつわりのとき」、第三話「あらたなるとき」。
関連書籍
テイルズ オブ リバース 公式コンプリートガイド ISBN 4902372053
テイルズ オブ リバース ファイナルマニアックス 〜カレギア見聞録〜 ISBN 4757722338
テイルズ オブ リバース ガイドブック(Vジャンプ編集部) ISBN 4087793095
外部リンク
PS2版公式サイト
PSP版公式サイト