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2015年05月03日

ハナムラチカヒロ先生の提唱する風景異化問題5 

大坂都構想問題

ここには「まなざしのデザイン」問題が隠されている。

推進派は「二重行政の無駄」と言う。

そもそも「無駄」はダメなのかという問題は意図的にデザインされて隠されている。

「無駄」と言えば、それはダメに決まっているという意図的な暗示がなされている。

この「無駄」というデザインで古くは国鉄も民間企業とされ、新しくは郵政も同じ論法で民営化処理された。

国有企業は「無駄」がダメなのかというと僕はダメどころか赤字を出しても良いはずだと思っていた。

税金の無駄遣いだというが、税金で補てんすることで国民の足を守るという国の責任がある。

むしろ税金が使われることは国民にとって「無駄」ではないはずだ。

少なくともバブルの破裂で証券会社や銀行に税金を投入したことより有益だ。

「無駄」というデザインをすることで多くの人々の意識を操作している。

「無駄」って本当にダメなことなのだろうか。

無駄の対極には合理主義があって、同じ意味で合理って本当にいいのか?と考える。

言葉の上では合理とは理に適っているという意味だけれど、現代の意味はどうも違う。

目先のことだけに囚われている合理だ。

長期的な視野という「まなざしのデザイン」で考えれば今の合理はかなり不合理なはずだ。

ある危険遊具を販売している会社があって・・・。

続く




posted by 変才冨田 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | わたしの哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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