ガイナーレに出資　東京のコンサート企画会社

　サッカーのガイナーレ鳥取を運営するＳＣ鳥取（塚野真樹社長）は１日、コンサート企画会社バックステージプロジェクト（杉本圭司社長、本社・東京都渋谷区）が株主として資本参加することを発表した。出資額など詳細は後日の会見で明らかにする予定。

　同社ホームページなどによると、ロックバンド「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」や「ＬＵＮＡ　ＳＥＡ」など多くのコンサートを手掛け、ライブハウス「Ｚｅｐｐ」を運営する。

　ＳＣ鳥取は２０１５年１月期決算（１４年２月～１５年１月）で債務超過を発表。提携により、集客面でのノウハウを生かして経営改善を図り、今季のＪ３クラブライセンスと来季のＪ２ライセンス申請の追い風になるか注目される。

　ＳＣ鳥取の広報を通じ、バックステージプロジェクトの杉本社長は「まるで自分の子どもの試合を応援する親のような気持ち」とし、ガイナーレを新人アーティストにたとえ「東京ドームでのコンサートを目指す」とコメントした。