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自転車選手 ぜんそく治療薬で薬物違反
5月1日 20時55分

自転車の実業団の大会に出場した男子選手が、ドーピングの規程で禁止されている物質を含むぜんそくの治療用の貼り薬を使ったとして、3か月間の資格停止処分を受けました。
処分を受けたのは、自転車のトラック種目の伊藤信選手(31)です。
日本アンチドーピング機構によりますと、去年11月に静岡県で行われた自転車・トラック種目の実業団の大会の試合後のドーピング検査で、伊藤選手から規程で禁止されている「ツロブテロール」が検出されたということです。伊藤選手が、ぜんそくの症状を緩和するため、かかりつけの医師から処方された貼り薬に禁止薬物が含まれていたということです。
選手への処分を判断する日本ドーピング防止規律パネルは、「医師の判断に頼り、ほかの専門家に確認しないで禁止物質を使用した行為には、過誤が認められると言わざるをえない」として、ことし3月25日から3か月間の資格停止処分を出しました。

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