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東村山市民が示した良識と限界、民主主義の到達点 東村山市長・市議選が終わって「本当に残念だった!」「小倉さんの立候補の目的は何?」「どうして一本化できなかったの!?」、と会う人 会う人 矢継ぎ早に質問されました。聞かれるまでもなく私自身が、「残念で残念で」仕方がありませんでした。改めて考えてみました。私は四年前も今回も市長候補擁立ではすべての局面に立ち会っており責任を逃れられない立場です。「四年前と今回の経過」「今回選挙の結果」全体を考えてみて、私は そこに良い面も遅れた面も「東村山市民の民主主義の到達点」を感じました。 東村山市民は市政刷新のために共産党とも共同する 小松恭子さんの得票18691票。 当選できなかったのは本当に!残念!」でした。しかし、私は、この東村山市民 有権者18691人の見識を、東村山の未来への希望として高く評価したいと思います。共産党市議候補5人の得票合計を大きく上回ったこの得票数に 私は東村山市民の良識を感じ、今後に大いなる希望を持ちました。小松さんは天下周知の共産党です。西口再開発反対では他の選択肢もある中、小松さんにこれだけの支持が寄せられたということは「東村山市民の多くは、かたくなな反共主義ではない」こと「市政刷新のためには共産党とも共同する」ことを示しました。 「共産党では勝てない」 は間違っていた 一方、「どうして小倉さんが立候補したか」。様々な事情もあります。が、究極的には小倉さんと その周辺のグループが「共産党ではダメ、また勝てない。自分なら勝てる」と考え、「それを押し通した」ということだと思います。しかし、選挙の結果は「共産党では勝てない」との考えは間違っていたことを示しました。それは最初から、多くの人が指摘していたのにどうしてこうなったか。それは究極的には、私たちの活動の不十分さであり、共産党の力もまだまだ小さいからです。また、ごく一部の活動家に「民主勢力に見えても、民主主義の遅れから反共意識があり」それが一本化を阻害したと思います。 前回は「共同を断り」、今回は「下りろ」と 小倉さんは四年前、一旦は「市民が市長をつくろう会」から立候補をすることになりながら、「みどりの会議公認」にこだわって「明るい会や共産党 市民」との共同を断って立候補しました。小倉さんは、今回も全く同じ主張をしましたが「いかなる政党、団体とも 『しがらみのない候補』とアピールしました。大企業や保守勢力との『しがらみ』がないことは評価できます。しかし「共産党や明るい会」また「市民との政策協定までしがらみ」としては共同は成り立ちません。そして、先行する小松候補に「下りる」ことを迫りました。四年前には「共同を断り」、今度は「下りる」ことを迫る。身勝手という感じもいたしましたが、どうでしょうか。 しかし、東村山の未来には希望がある。頑張りましょう! これら全体を通じて 私は東村山市における民主主義の現状、その到達点の「限界と市民の良識」、両面を実感いたしました。「本当に残念!」という気持ちと、しかしまた「未来への希望」をも実感した選挙結果でした。皆さん!「東村山の未来にはまだまだ希望があります」。四年間大いに頑張って、力をつけて 四年後には民主市政を実現しましょう。東村山の希望ある未来のためにともに頑張りましょう! こみあぐる 無念は言うな!四年後に 夢を託して 日々の研鑽 この文章はほのべ務個人の責任です が、ご意見等 お寄せいただければありがたく存じます。 |
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ブログが1年前からあることは、知らなかったデス。是非、毎週出している「のびどめ」の通信内容をここにも載せていただけませんか。もっと多くの市民が保延努の意見と活動を考えを、広く知ることが出来る立派な内容だと思っているのです。本当に地域の人々のことを、考えていただいているのですから。 |
市民のひとり 2007/12/21 22:45 |
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