【ソウル聯合ニュース】文化、芸術、技術をひっくるめた韓国最大級の文化公演イベント「C―Festival」が、30日から来月10日にかけソウル・江南の貿易センター一帯で開催される。
ソウルのランドマークとして定着した貿易センターをアジアのMICE(国際会議、報奨旅行、展示会などの総称)産業の中心地に育てることを目的に、同センターに入る13の企業・機関が企画した。
韓国の観光週間、中国の労働節(メーデー)、日本のゴールデンウイークに合わせて開幕し、約19万平方メートルの貿易センター一帯を舞台に200余りの公演や展示が行われる。
主なプログラムとしては、韓中日をはじめとするアジア6カ国が参加する文化交流展「Asia Mania」、ブランドと芸術のコラボ作品展示会「Creative U」、文化と技術の特別展「Culture―Tech Fair」、アジアの展示、医療、文化、技術をテーマにしたコンベンションイベントなどがある。
このほか、55階建て・高さ228メートルのトレードタワーの外壁をスクリーンに見立ててメディアアートを演出するメディアファサード、ポロロなど韓国の人気キャラクターが登場するキャラクターパレード、野外での映画上映、夜のビールパーティ、韓国トップクラスのDJが出演する野外公演など、多彩なプログラムが行われる。
30日の開幕式には韓国政府の要人や約20カ国の大使のほか、広報大使を務めるアイドルグループのEXO(エクソ)、各国のMICE業界関係者らが出席する予定だ。
貿易センターには130万人以上の外国人を含め毎年4500万人が訪れている。C―Festivalの組織委員会は、外国人客を2017年までに300万人に増やし、年間38億ドル(約4520億円)の外貨収入を得ることを目標としている。