セウォル号船長に殺人罪適用 無期懲役=控訴審判決

【光州聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没事故で、乗客を救助せずに船を脱出したとして殺人罪などに問われた船長のイ・ジュンソク被告(69)ら乗組員15人の控訴審判決が28日、光州高裁であり、イ被告に無期懲役(求刑死刑)が言い渡された。裁判所は一審では認めなかった殺人罪を認めた。

 昨年4月16日に起きた事故では修学旅行中の高校生ら304人が死亡・不明となった。イ被告は乗客らへの救助を怠ったとして殺人罪などに問われたが、昨年11月の一審は殺人罪を認めず、遺棄致死罪などで懲役36年を言い渡した。

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