韓国石油大手のSオイルは27日、第1四半期(1-3月)の営業利益が前年同期比407%増の2381億ウォン(約265億円)だったと発表した。売上高は4兆3738億ウォン(約4866億円)。同社は昨年第4四半期(10-12月)の営業損益が原油安で2440億ウォン(約271億円)の赤字に転落したが、1四半期で黒字転換に成功した。
Sオイルは「原油安で国内外市場で需要が増大したことが黒字転換の要因だ。特にシンガポール市場でのスポット価格が急騰し、精製マージンが1バレル当たり6ドルまで増加したことが大きかった」と説明した。第1四半期に製油事業部は売上高3兆4641億ウォン、営業利益1190億ウォンで黒字転換を主導した。