プロ野球の観客数８％増 広島は大幅増

5月1日 18時39分

プロ野球の先月末までの観客数が去年の同じ時期よりおよそ８％増え、中でも広島は、黒田博樹投手の復帰の影響などで１試合平均で７０００人以上多く、大幅に増えていることが分かりました。

プロ野球は先月３０日までに各球団ともホームとビジターでひとまわり対戦が終わり、日本野球機構は１日、これまでの観客数を発表しました。
それによりますと、１試合平均の観客数はセ・リーグが３万３２７人で、去年の同じ時期に比べて２２００人余り多く、パ・リーグも２万２９０６人と１８００人近く増え、ともに８％の増加となっています。
球団別では、巨人と阪神が４万人を超え、ソフトバンクも３万人を超えています。
また、広島が、大リーグから復帰した黒田投手の加入で注目度が高まったことや２年連続でクライマックスシリーズに進出した活躍などで３３％、およそ７２００人増え２万９３６２人と観客数を大きく伸ばしています。
パ・リーグでは、現在首位で若い女性をターゲットにしたイベントなどを行った日本ハムが１９％増え、オフに大型補強したオリックスも１８％増と観客数が伸びています。