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安倍首相 ワシントンに到着 首脳会談へ4月28日 3時12分
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アメリカを訪れている安倍総理大臣は、オバマ大統領との日米首脳会談や、アメリカ議会上下両院の合同会議での演説に臨むため、日本時間の28日未明、首都ワシントンに到着しました。
日本の総理大臣として9年ぶりにアメリカを公式訪問している安倍総理大臣は、最初の訪問地のボストンを出発し、日本時間の28日未明、ワシントンに到着しました。
安倍総理大臣は日本時間の28日夜、ホワイトハウスでの歓迎式典に出席したあと、29日未明にかけて、去年の11月以来となるオバマ大統領との日米首脳会談に臨むことにしています。首脳会談で、安倍総理大臣は、新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインの下、安全保障面での連携を強化していくことを確認したい考えで、その一環として、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を着実に進める考えを伝えたうえで、沖縄の基地負担の軽減に協力を求めることにしています。また、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期妥結に向けてや、中国が提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行への対応などで、緊密に連携していくことも確認したい考えです。
また、日本時間の30日未明には、アメリカ議会の上下両院の合同会議で、日本の総理大臣として初めて演説することにしています。
安倍総理大臣は日本時間の28日夜、ホワイトハウスでの歓迎式典に出席したあと、29日未明にかけて、去年の11月以来となるオバマ大統領との日米首脳会談に臨むことにしています。首脳会談で、安倍総理大臣は、新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインの下、安全保障面での連携を強化していくことを確認したい考えで、その一環として、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を着実に進める考えを伝えたうえで、沖縄の基地負担の軽減に協力を求めることにしています。また、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期妥結に向けてや、中国が提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行への対応などで、緊密に連携していくことも確認したい考えです。
また、日本時間の30日未明には、アメリカ議会の上下両院の合同会議で、日本の総理大臣として初めて演説することにしています。
9年ぶりの首相の「公式訪問」
今回、安倍総理大臣は2006年の小泉総理大臣以来、9年ぶりに「公式訪問」としてアメリカに招かれました。
オバマ大統領は去年4月、「国賓」として日本を訪問しています。アメリカ国務省の外交儀礼のルールでも、国王や大統領などの国家元首が対象の「国賓としての訪問」が最上級の招待の形となり、日本の場合、これまで天皇陛下が招かれています。「公式訪問」は、総理大臣など各国政府のトップを対象に、「国賓としての訪問」に次ぐ手厚いもてなしを行うとされているものです。
「国賓としての訪問」や「公式訪問」では、各国首脳がワシントン郊外の空軍基地へ到着すると、そこでまず歓迎式典が開かれます。さらに大統領との首脳会談だけでなく、ホワイトハウスで歓迎式典や公式の晩さん会が催されるほか、国務長官主催の昼食会が開かれることが通例です。また、「国賓としての訪問」と同様にホワイトハウス近くにある迎賓館「ブレアハウス」が宿泊場所として提供されます。
安倍総理大臣がおととし2月にホワイトハウスでオバマ大統領と会談したときや、2007年4月にワシントン郊外のキャンプデービッド山荘で当時のブッシュ大統領と会談したときのアメリカ訪問は、いずれも首脳会談が中心の「実務訪問」でした。
オバマ大統領は去年4月、「国賓」として日本を訪問しています。アメリカ国務省の外交儀礼のルールでも、国王や大統領などの国家元首が対象の「国賓としての訪問」が最上級の招待の形となり、日本の場合、これまで天皇陛下が招かれています。「公式訪問」は、総理大臣など各国政府のトップを対象に、「国賓としての訪問」に次ぐ手厚いもてなしを行うとされているものです。
「国賓としての訪問」や「公式訪問」では、各国首脳がワシントン郊外の空軍基地へ到着すると、そこでまず歓迎式典が開かれます。さらに大統領との首脳会談だけでなく、ホワイトハウスで歓迎式典や公式の晩さん会が催されるほか、国務長官主催の昼食会が開かれることが通例です。また、「国賓としての訪問」と同様にホワイトハウス近くにある迎賓館「ブレアハウス」が宿泊場所として提供されます。
安倍総理大臣がおととし2月にホワイトハウスでオバマ大統領と会談したときや、2007年4月にワシントン郊外のキャンプデービッド山荘で当時のブッシュ大統領と会談したときのアメリカ訪問は、いずれも首脳会談が中心の「実務訪問」でした。