2007年 06月 19日
【野洲高サッカー部】新・野洲スタイル完勝 プリンス第5節@ビッグレイク |
高校総体2回戦虎姫戦以来、ひさしぶりの野洲高サッカー部の公式戦にいってきました。
場所はビッグレイク。
高校総体3回戦 綾羽戦でまさかの敗退
国体選抜(野洲高サッカー部選手多数選出)対綾羽戦 敗戦
と、このところいいところなしの野洲。
「今日負けたらどないなんにゃろ~」
と思いながら名神高速を飛ばします。
野洲を観戦にいくときは、必ずケツメイシの『桜』を聴いてテンションあげます。
ケツメイシの『桜』は84回大会決勝(鹿実戦)前に、野洲高サッカー部控え選手がベンチ入りのメンバーのモチベーションを上げるために作成したビデオのバックに流れていた曲です。
おいら的には野洲高サッカー部のテーマソングに勝手になっています。聴けば楠神くんの修徳戦の「裏街道」ドリはじめ、伝説のプレーが蘇ります。
ビッグレイクへ到着。今日はスタンドのないCコートです。
人ようけいてます。異常です。高校生の試合にこれほどの人とは。
野洲高人気はすごいですね。
(人大杉。)
いつもは観客席付のBコートですが、今日はCコート。
今日はBコートなんかやってのかね。地域リーグとか。
で、気になってBコートいってみました。
(ガラーン)
なんか、おっさんがボール蹴っています。ってなんでやねんっ。
野洲の試合、Bコートでやってくれよ。
相手は大阪桐蔭。インターハイ予選大阪府大会を優勝した強豪。まさに天王山です。
頼れる男8番@木村選手が累積警告で出場停止なのがメサ痛い。
先発メンバーは
10番@坂本選手
7番@松永選手 18番@潮入選手 19番@冨田選手 21番@藤野選手
6番@内久保選手 12番@上田選手
25番@福本 2番@青木選手 5番@西口選手
17番@横江選手
です。ワントップですか・・・。先発で注目の左サイドには7番@松永選手。
(大阪桐蔭応援団。統制がとれてます。熱心です。)
(やべ、俺らも応援せんと。)
大阪桐蔭は控え選手が熱心に応援をしていました。
野洲も桐蔭が応援を始めると、対応して始める感じでした。
(17番@横江選手。頼れる守護神です。)
今日のGKの17番@横江選手のユニホームは、いつもの緑を基調としたものではなく、黄色とオレンジのユニホームでした。これが17番@横江選手に良く似合います。カッコイイ。17番@横江選手は肌の色が褐色なので、ユニが緑だと全体として重い感じになってしまいますが、オレンジとか黄色だと逆に映えます。
17番@横江選手はGKということもあり、試合中よく声が出ます。
「そこ切れっ」
「10番やぞ」
「裏取られるな」
などです。17番@横江選手のファインセーブ、的確なディフェンスへの支持で何度も苦しい試合を乗り切っています。まさに野洲の守護神です。
試合中、何回か17番@横江選手が、21番@藤野選手にボールを出そうとしていますが、21番@藤野選手は気付かずに前線へスタコラサッサと走っていく、という光景を目にしました。21番がだんだん遠くなっていきます。
いつかの試合のときも、そのようなことがあって、17番@横江選手が堪らず、
「友貴っ!!」
と読んでいました。
が、今回は仕方なく左サイドへボールを出していました。
(21番@藤野選手)
21番@藤野選手とえいば、試合中に相手の選手ともつれ、なんと相手選手の背中のうえをゴロンと転がってしましました。柔道の背負い投げみたいなカンジで。そして見事に着地。21番@藤野選手はなぜか、ユニフォームのシャツが出ているのが似合います。
(6番@内久保選手。彼の闘志が野洲をひっぱります)
試合中はがいつにも増して声を出しています。
ここのところ野洲は苦しい状況だと思いますが、こういう時に6番@内久保選手の激や表に見える闘志は重要です。6番@内久保選手は副キャプテンなのかな?
「もっと入っていけ。自分でもっていけっ。」
「前に出ろ」
「気持ち切らすな。声だせっ」
声がよく響きます。6番@内久保選手の闘志がピッチを支配しているようでした。
綾羽に敗戦したときは、ピッチに倒れこんだという内久保選手。
そのときの心境に想いを馳せつつ、目の前頑張りを見ていると、ほんとうにジーンと来ました。
ツライかったやろね。その後も不安だっだやろね。
アカン、書きながら思い出して、泣きそうになってきた。
今日は攻撃的MFの二人が司令塔というよりはトップ下的に機能しているので、守備的MFの6番@内久保選手がいつもより前に出てきてプレーしています。まるで6番@内久保選手が司令塔のようです。
(野洲のCP2番@青木選手)
キャプテンの2番@青木選手はクールな選手です。
クール(冷静)なキャプテンにアツイ副キャプテン。いいバランスです。両方ともクールでも両方ともアツくてもチームはうまいこといきません。バランスが大事です。
個性派が多い野洲をまとめるのは大変だと思います。金本竜市選手も、田中雄大選手もキャプテンに決まったときは個性の強い選手をまとめるのが大変そうで、イヤだったそうです。
勝って当たり前と言われるチームを率いる労苦やプレッシャーは並大抵ではないはずです。
そのような経験をした6番@内久保選手も2番@青木選手が、成長しないはずがない。まさに
「フットボールは少年を大人に、大人を少年にする」
です。鍛えられた二人はきっとすばらしい大人になるはず。
(湖国が誇るサッカー指導者。山本先生と岩谷コーチ。すばらしい大人二人です。)
山本監督、岩谷コーチは今日も支持を出していました。曰く、
「顔を出してやれ」
との言葉が多かったように思います。ボールを持っている選手がパスを出しやすいところに動いていけ、という意味でしょう。つまれはボールを持っている選手と連動して各々のプレーヤーが動けということなのでしょうか。それができれば正に「セクシーフットボール」です。
結論として4―1の野洲の完勝でした。総体敗退以来、野洲高サッカー部はもちろん、われわれ、野洲ファンも苦しかったですが、強豪の大阪桐蔭に完勝したことで、ふっきれた感じがしました。
試合終了直後に21番@藤野選手の両腕をあげたガッツポーズが印象的でした。同じような21番@藤野選手のガッツポーズは3点差をひっくり返して終了直前に7番@松永選手の決勝ゴールで勝った4月15日の近大和歌山戦でも見られました。
試合終了後、野洲のコーチ(北村コーチ?村田コーチ?)と思われるかたが、知り合いの方に、
「おー、勝ててよかったなぁ」
と言われて、
「おお、泥沼からの脱出やわ。」
なんて言ってました。
しかも強豪に完勝です。
本当によかったです。
試合の流れ技術的なことは、サッカー知識・経験がおいらよりはるかに豊富な以下のブログを、参照願います。野洲高ブロガーはほんとうに「にわか」とかいいながら、サッカーに詳しいです。
『とらやんハウス』
『こちょうのゆめ』
『むうみぃの日記』
『Gracias,Conejo!』
『haruppeの徒然日記』
を参照願います。
次は淡路島で、我が愛する街の伏見工業との試合です。
ちょっぴり複雑ですが、応援いくどーーー。
ってか、なんで京滋のチームが淡路で試合やねん。皇子山と太陽が丘でええやん。
(オメデトウ。野洲)
Tags:#野洲高サッカー部観戦記
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by sazanami226 | 2007-06-19 02:25 | 野洲高サッカー部