2007年 07月 04日
【野洲高サッカー部】まさかの逆転負けプリンス第6節@アスパ五色メイン |
●試合結果
野洲が先制、1-0で前半を折り返す。後半に入って野洲の追加点。
しかし、後半20分ぐらいから伏工の怒涛の攻め。
結局2-4で●野洲○伏見工となる。
●リーグ戦結果
プリンスリーグは最終節。
明石南戦の7点差、大阪桐蔭戦の3点差がきいて、野洲高校がBリーグ制覇!!!
選手・関係者の皆様、おめでとうございます!
(* ̄∇ ̄)/゚・:*【祝】*:・゚\( ̄∇ ̄*)
来年も野洲高校はプリンスリーグに残留することになりました!!
しかも、滋賀からは野洲以外のチームも出られるようになるとのこと。
滋賀県の高校サッカーを牽引している感じが出ています。
オメデトウ 野洲高校。よくやった野洲高校。すごいぞっ野洲高校。
●相手高校について
本日の相手高校は「伏見工業高校」。
あのラグビーの名門「伏工」です。
ドラマ『スクール☆ウォーズ』のモデルになった高校です。
無名の公立高校(伏工)に一人の熱血教師(山口先生)がやってきて、ラグビーで全国制覇―。
無名の公立高校(野洲)に一人の熱血教師(山本先生)がやってきて、サッカーで全国制覇―。
よく似ています。
野洲もテレビドラマにならんへんかね。
BBCでもええしね。
っていうかやるべきやろ!BBC。
やってくれっ!!BBC
※「BBCとは「びわこ放送」(Biwako Broadcasting Co.Ltd)のことです。
「英国放送教会」(The British Broadcasting Corporation)のことではありません。あしからず・・・。
4年ほど伏見区に住んでいたので「伏工」には思い入れがあります。
大学卒業後、奨学金も無し、無職のオイラはアパートの家賃がはらえず、伏見を離れました。
泣く泣く家賃8千円アパートを見つけ左京区岩倉へ引越。
伏見が大好きだっただけに意気消沈。
その年の全国高等学校ラグビーフットボール大会の決勝に伏工が進出。勝てば3回目の全国制覇。
オイラは決勝戦をテレビで見ていて涙が出てきまいた。伏見に戻りたいという想い、無職になった不安、一生懸命走り回る伏工フィフィティーンへの感動がない交ぜになってあふれ出たのです・・・。
いまでも忘れません。
結果は準優勝。
そのあと、伏見のなじみの喫茶店にいくと、そこの大将が、
「いや~惜しかったね。でも伏見の子らがあっこまでやってくれると、うれしいわ」
と言っていました。「伏見の子」の一言に伏見の人々が、いかに伏工を愛しているかがにじみ出ています。
ピッチでラグビー部とほぼ同じ伏工サッカー部のユニフォームを見たときは鳥肌でした。
「おなじ赤いシャツに黒パン、黒ソックスやん」って
●試合経過
場所は淡路島のアスパ五色運動公園メイン。
前日の3時に岐阜を出発。休憩・朝食を採りながら会場に着いたのは試合開始2時間前の9時ぐらいでした。
いつもはぎりぎりだけに、早くつくのもたまにはいいもんだ。
スタメンは前節同様1トップ、2シャドー。
<先発>
10番@坂本選手
18番@潮入選手 19番@冨田選手
8番@木村選手 21番@藤野選手
6番@内久保選手 12番@上田選手
5番@西口選手 2番@青木選手 4番@松原選手
1番@青木選手
<交代>
後半 0分 19番@冨田選手 → 9番@池田選手
後半10分 4番@松原選手 → 15番@中野選手
後半17分 18番@潮入選手 → 16番@卯田選手
後半36分 10番@坂本選手 → 11番@吉岡選手
今日も、野洲は鬼プレスです。前半はピンチらしいピンチはありませんでした。
前半はCKから1点、後半も9番@池田選手のドリブルからの1点と2-0。
このへんで、オイラ的には楽勝ムードでした。ところが、後半20分過ぎから、伏見工業の怒涛の反撃が始まりました。
結局、終わってみれば2-4でまさかの敗戦・・・。
伏工の応援は、いままで野洲と対戦したどのチームより、素晴らしかったです。
大阪桐蔭もそうですが、同じ学校内に伝統を有するスポーツ部のある高校は、他の運動部の応援も統制がとれていて立派です。おそらく、おなじ学校内の伝統のある部活動の応援を模倣するんでしょうね。そういう意味では桐蔭も伏見も伝統高なだけに、すごいです。
とくに、2点目入ったあたりからの伏見側の応援はすごかったです。
3点目・4点目入ったときには伏工監督はガッツポーズをしていました。ああ憎たらしい。
伏見を応援しているオバサンらもうっさい。キャーキャー言ってました。ええぃ忌々しい。
伏工はヤサカ交通(本社:京都市南区吉祥院)の大きなバスで、控えの選手もきての応援です。野洲高は小さなYASUバスできて、ほぼレギュラークラスのみのようでした。マネさんも一人しか来ていない様子です。
伏見は今日の試合を勝たないとプリンスリーグの残留がなくなるということで、相当気合入っていたようです。それだけ、野洲とガチでやって勝つというのは難しいこと、という認識があるのでしょうね。まぁエエヤロ。喜ぶがいいさ。
試合内容に関しては、いつものように、以下のブログ参照願います。
『こちょうのゆめ』
『むうみぃの日記』
●試合内容
結果として負けてしまった野洲ですが、楽しい野洲らしいプレイが随所にありました。
ボランチ6番@内久保選手やDF5番@西口選手が前線まで上がって攻撃参加したり、
右サイドアタッカーの21番が左サイドから前線にパスを供給、といままでにない動きがみられました。野洲高サッカー部は、試合ごとに目標を持って臨んでいるのが伝わってきます。今日はどんなことしてくれんにゃろ、と思いながら野洲の試合をみているとワクワクです。野洲のサッカーがどんどんクリエイティブになっていきます。あとはこのクリエイティブさをお互いが理解できれば最高のチームです。これはチームとして経験を積むしかありません。今後、個人としてはクリエイティブさを、チームとしてはセクシーさを増していくことを期待させる内容でした。
鬼プレスも、洗練されていました。相手方一人に対して2人、ときには3人で挟み込みにいきます。ずいぶんと馴れてきた様子です。本当に毎試合成長しているので、オジサンとしてはウレしくなります。前述の全国高等学校ラグビーフットボール大会の決勝で、伏工ラグビー部が泥だらけになりながら愚直なまでに縦突進を繰り返す姿にも涙しました。
どうも、オイラは年少者が頑張っている姿に弱いようです。。。昔から。
後半になると鬼プレスがアダになったのか、野洲の動きが悪くなります。伏見は、「鬼プレス」対策を練ってきたのかもしれません。
前半から自陣内でボールを回して、野洲を走らせていたのかも。
後半から縦パスが多くなります。しかも、グランダーではなく浮かせたパスです。これは平均身長が比較的低く、前線と最終ラインをコンパクトにしている今の野洲は、効果的です。高さで競り負けて、さらには走りまけて、面白いように伏工の前線にパスが供給されます。
15番@中野選手、11番@吉岡選手と野洲では比較的大型の選手を投入しましたが、伏工の勢いを止めることはできませんでした。
この試合、山本先生は「横に動かせっ!」という指示をしきりに出していました。
●試合前の出来事
試合前になんと、両チームの監督を間近で見ることができました。
試合前、喫煙所にいくと、先客がいました。
タバコ吸いながらもイライラしているご様子。
短パンから見える足の筋肉が尋常でありません。とくにふくらはぎ。子持ちシシャモの子持ちの部分がものすごいのです。
ひと目みて「関係者やな」ということがわかりました。
それにしてもイライラしすぎやろ・・・・。
実は、この人が伏工のサッカー部の監督さんでした。
伏工にとって、当日はプリンス・リーグ残留のかかった試合。しかも相手はリーグ首位の野洲。現在、負け無し。1試合前に戦いかたをガラリと変えてきて、しかもバージョンアップしています。伏見の監督としては、いろいろなプレッシャーが掛かっています。
試合中も怒声に近い指示を飛ばしています。
こんなんで、選手は「心は熱く。頭は冷静に」とはいきません。
逆転の3点目・4点目が入ったときに、諸手をあげてのガッツポーズ。
野洲側には野洲側のドラマがあるように、相手チームにもそれぞれドラマがあるもんやな、と感じ入りました。
その後、観客席でヨメと試合開始を待っていると、
「こんにちは」
と声をかけられました。振り返るとなんと、山本先生ではないですか。
わーーー。ワーイ\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/ワーイ
「遠いトコ、どうもありがとうございます」
なんて、言っていただきました。本当に山本先生はメッサさわやかです。
「これからが本番なんでね」
とも、おっしゃっていました。もう高円宮杯関西地区予選に照準を合わせているようです。
そういえば、負けた今日の試合、7番@松永選手、14番@梅村選手、17番@横江選手といつものメンバーは出ていません。いろいろなフォーメーションや戦術を試していたのかもしれません。
とにかく、山本先生はほんとうに気さくでさわやかです。
思い起こせば1年半まえ、『ズームイン朝』に出演していた山本先生をみて、朝食のパンにバター塗りながら、
「あー、さわやかなやなー。ええのぅ。」
なんて言っていたオイラが、ご本人と話すことになろうとはっ(///∇//)照れます
人生とは斯くも数奇なものでしょうか。
もうっ。ほんとに爽やかやわーーー。山本先生ったら。
野洲高サッカー部も大好きなのですが、入り口は山本先生への尊敬(得にヨメが)だったサザナミチームとしては、本当に嬉しい出来事です。
あとは、今日も「勝ちパン」いただきました。
「今日は人数少ないんで、おっきめです」とのこと。
けっこう、うまかったりする。
●ヴィッセルユース
おいらの席の後ろのほうで、次の試合を控えたヴィッセルユースが観戦したいました。
「伏見ってドコ?三重県?」
なんて言っていました。大丈夫か?ヴィッセルよ。
鳥羽を三重県というならまだしも、伏見だよ。鳥羽伏見の戦いの伏見。
これには4年間伏見に住民票があった人間としては、ムカっときたね。
ボールばっか蹴ってないで、少しは勉強しろっ。ヴィッセルユースU18よ。
まわりも、
「おまえ、それ冗談で言ってんの?」
とすかさずツッコミますが、誰も
「京都やろっ」
とは言いません。三重県ではないにしても(三重県はプリンス・リーグ予選では東海地区になる)、誰もはっきり「京都市」とは確信を持っていえないようです。
たのむわ、ヴィッセルよぅ。
胸に書いてある「楽天」の文字が、なんだか間抜けに見えました。
21番@藤野選手をみて、ヴィッセルの選手が、
「21番ちっちぇな。うわ、ちっちぇーー」
と言ってました。しかし21番@藤野選手がドリで3人を抜くと
「21番はやいな。はぇぇっ」
と、野洲のドリブラーを一転、称賛です。ザマミロ。ヴィッセルよ。
あとはなぜか、5番@西口選手をみて
「あいつ、ヒョウドウに似てんなぁ。めっさヒョウドウとー。」
なんて言っていました。その後も何人かの選手が、
「うわ、ヒョウドウやん。ヒョウドウジャンプやん」
「ずいぶんヒョドってるなぁ。」
とか言って盛り上がっています。「ヒョウドウ」なる人物が誰かは知りませんが、何人も言っていたので、よっぽど似ているんでしょうな。そうとは知らない5番@西口選手はグランド内でがんばっています。5番@西口選手のひたむきさプレーのいっぽうで、「ヒョウドウと・・・」と盛り上がるヴィッセルの選手のコントラストが可笑しかったです。
それにしても「ヒョウドウ」って誰やねん。
●感想
今回も様々なことがありました。
いろんなことがあって、やはり野洲高サッカー部の観戦は楽しいです。
負けてしまいましたが、遠くまで行ったかいがありました。
来週も淡路島(佐野第二)へいくぞーーー。
山本先生が言ったように
「これからが本番」
です。
(アスパ五色メイン)

(勝ちパン(大きめ))

(山本先生。足長いです。スマートです。)


(6番@内久保選手)

(8番@木村選手のCK)

(21番@藤野選手、9番@池田選手、10番@坂本選手、2番@青木選手)

(伏工応援団。「プレーは熱く。頭は冷静に。 合言葉は100%」)

(伏工が乗ってきたと思われるヤサカのバス。運転手さんは試合の間、メンテ作業中)

←野洲高を知ってもらうためにもクリックをお願いします。
野洲が先制、1-0で前半を折り返す。後半に入って野洲の追加点。
しかし、後半20分ぐらいから伏工の怒涛の攻め。
結局2-4で●野洲○伏見工となる。
●リーグ戦結果
プリンスリーグは最終節。
明石南戦の7点差、大阪桐蔭戦の3点差がきいて、野洲高校がBリーグ制覇!!!
選手・関係者の皆様、おめでとうございます!
(* ̄∇ ̄)/゚・:*【祝】*:・゚\( ̄∇ ̄*)
来年も野洲高校はプリンスリーグに残留することになりました!!
しかも、滋賀からは野洲以外のチームも出られるようになるとのこと。
滋賀県の高校サッカーを牽引している感じが出ています。
オメデトウ 野洲高校。よくやった野洲高校。すごいぞっ野洲高校。
●相手高校について
本日の相手高校は「伏見工業高校」。
あのラグビーの名門「伏工」です。
ドラマ『スクール☆ウォーズ』のモデルになった高校です。
無名の公立高校(伏工)に一人の熱血教師(山口先生)がやってきて、ラグビーで全国制覇―。
無名の公立高校(野洲)に一人の熱血教師(山本先生)がやってきて、サッカーで全国制覇―。
よく似ています。
野洲もテレビドラマにならんへんかね。
BBCでもええしね。
っていうかやるべきやろ!BBC。
やってくれっ!!BBC
※「BBCとは「びわこ放送」(Biwako Broadcasting Co.Ltd)のことです。
「英国放送教会」(The British Broadcasting Corporation)のことではありません。あしからず・・・。
4年ほど伏見区に住んでいたので「伏工」には思い入れがあります。
大学卒業後、奨学金も無し、無職のオイラはアパートの家賃がはらえず、伏見を離れました。
泣く泣く家賃8千円アパートを見つけ左京区岩倉へ引越。
伏見が大好きだっただけに意気消沈。
その年の全国高等学校ラグビーフットボール大会の決勝に伏工が進出。勝てば3回目の全国制覇。
オイラは決勝戦をテレビで見ていて涙が出てきまいた。伏見に戻りたいという想い、無職になった不安、一生懸命走り回る伏工フィフィティーンへの感動がない交ぜになってあふれ出たのです・・・。
いまでも忘れません。
結果は準優勝。
そのあと、伏見のなじみの喫茶店にいくと、そこの大将が、
「いや~惜しかったね。でも伏見の子らがあっこまでやってくれると、うれしいわ」
と言っていました。「伏見の子」の一言に伏見の人々が、いかに伏工を愛しているかがにじみ出ています。
ピッチでラグビー部とほぼ同じ伏工サッカー部のユニフォームを見たときは鳥肌でした。
「おなじ赤いシャツに黒パン、黒ソックスやん」って
●試合経過
場所は淡路島のアスパ五色運動公園メイン。
前日の3時に岐阜を出発。休憩・朝食を採りながら会場に着いたのは試合開始2時間前の9時ぐらいでした。
いつもはぎりぎりだけに、早くつくのもたまにはいいもんだ。
スタメンは前節同様1トップ、2シャドー。
<先発>
10番@坂本選手
18番@潮入選手 19番@冨田選手
8番@木村選手 21番@藤野選手
6番@内久保選手 12番@上田選手
5番@西口選手 2番@青木選手 4番@松原選手
1番@青木選手
<交代>
後半 0分 19番@冨田選手 → 9番@池田選手
後半10分 4番@松原選手 → 15番@中野選手
後半17分 18番@潮入選手 → 16番@卯田選手
後半36分 10番@坂本選手 → 11番@吉岡選手
今日も、野洲は鬼プレスです。前半はピンチらしいピンチはありませんでした。
前半はCKから1点、後半も9番@池田選手のドリブルからの1点と2-0。
このへんで、オイラ的には楽勝ムードでした。ところが、後半20分過ぎから、伏見工業の怒涛の反撃が始まりました。
結局、終わってみれば2-4でまさかの敗戦・・・。
伏工の応援は、いままで野洲と対戦したどのチームより、素晴らしかったです。
大阪桐蔭もそうですが、同じ学校内に伝統を有するスポーツ部のある高校は、他の運動部の応援も統制がとれていて立派です。おそらく、おなじ学校内の伝統のある部活動の応援を模倣するんでしょうね。そういう意味では桐蔭も伏見も伝統高なだけに、すごいです。
とくに、2点目入ったあたりからの伏見側の応援はすごかったです。
3点目・4点目入ったときには伏工監督はガッツポーズをしていました。ああ憎たらしい。
伏見を応援しているオバサンらもうっさい。キャーキャー言ってました。ええぃ忌々しい。
伏工はヤサカ交通(本社:京都市南区吉祥院)の大きなバスで、控えの選手もきての応援です。野洲高は小さなYASUバスできて、ほぼレギュラークラスのみのようでした。マネさんも一人しか来ていない様子です。
伏見は今日の試合を勝たないとプリンスリーグの残留がなくなるということで、相当気合入っていたようです。それだけ、野洲とガチでやって勝つというのは難しいこと、という認識があるのでしょうね。まぁエエヤロ。喜ぶがいいさ。
試合内容に関しては、いつものように、以下のブログ参照願います。
『こちょうのゆめ』
『むうみぃの日記』
●試合内容
結果として負けてしまった野洲ですが、楽しい野洲らしいプレイが随所にありました。
ボランチ6番@内久保選手やDF5番@西口選手が前線まで上がって攻撃参加したり、
右サイドアタッカーの21番が左サイドから前線にパスを供給、といままでにない動きがみられました。野洲高サッカー部は、試合ごとに目標を持って臨んでいるのが伝わってきます。今日はどんなことしてくれんにゃろ、と思いながら野洲の試合をみているとワクワクです。野洲のサッカーがどんどんクリエイティブになっていきます。あとはこのクリエイティブさをお互いが理解できれば最高のチームです。これはチームとして経験を積むしかありません。今後、個人としてはクリエイティブさを、チームとしてはセクシーさを増していくことを期待させる内容でした。
鬼プレスも、洗練されていました。相手方一人に対して2人、ときには3人で挟み込みにいきます。ずいぶんと馴れてきた様子です。本当に毎試合成長しているので、オジサンとしてはウレしくなります。前述の全国高等学校ラグビーフットボール大会の決勝で、伏工ラグビー部が泥だらけになりながら愚直なまでに縦突進を繰り返す姿にも涙しました。
どうも、オイラは年少者が頑張っている姿に弱いようです。。。昔から。
後半になると鬼プレスがアダになったのか、野洲の動きが悪くなります。伏見は、「鬼プレス」対策を練ってきたのかもしれません。
前半から自陣内でボールを回して、野洲を走らせていたのかも。
後半から縦パスが多くなります。しかも、グランダーではなく浮かせたパスです。これは平均身長が比較的低く、前線と最終ラインをコンパクトにしている今の野洲は、効果的です。高さで競り負けて、さらには走りまけて、面白いように伏工の前線にパスが供給されます。
15番@中野選手、11番@吉岡選手と野洲では比較的大型の選手を投入しましたが、伏工の勢いを止めることはできませんでした。
この試合、山本先生は「横に動かせっ!」という指示をしきりに出していました。
●試合前の出来事
試合前になんと、両チームの監督を間近で見ることができました。
試合前、喫煙所にいくと、先客がいました。
タバコ吸いながらもイライラしているご様子。
短パンから見える足の筋肉が尋常でありません。とくにふくらはぎ。子持ちシシャモの子持ちの部分がものすごいのです。
ひと目みて「関係者やな」ということがわかりました。
それにしてもイライラしすぎやろ・・・・。
実は、この人が伏工のサッカー部の監督さんでした。
伏工にとって、当日はプリンス・リーグ残留のかかった試合。しかも相手はリーグ首位の野洲。現在、負け無し。1試合前に戦いかたをガラリと変えてきて、しかもバージョンアップしています。伏見の監督としては、いろいろなプレッシャーが掛かっています。
試合中も怒声に近い指示を飛ばしています。
こんなんで、選手は「心は熱く。頭は冷静に」とはいきません。
逆転の3点目・4点目が入ったときに、諸手をあげてのガッツポーズ。
野洲側には野洲側のドラマがあるように、相手チームにもそれぞれドラマがあるもんやな、と感じ入りました。
その後、観客席でヨメと試合開始を待っていると、
「こんにちは」
と声をかけられました。振り返るとなんと、山本先生ではないですか。
わーーー。ワーイ\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/ワーイ
「遠いトコ、どうもありがとうございます」
なんて、言っていただきました。本当に山本先生はメッサさわやかです。
「これからが本番なんでね」
とも、おっしゃっていました。もう高円宮杯関西地区予選に照準を合わせているようです。
そういえば、負けた今日の試合、7番@松永選手、14番@梅村選手、17番@横江選手といつものメンバーは出ていません。いろいろなフォーメーションや戦術を試していたのかもしれません。
とにかく、山本先生はほんとうに気さくでさわやかです。
思い起こせば1年半まえ、『ズームイン朝』に出演していた山本先生をみて、朝食のパンにバター塗りながら、
「あー、さわやかなやなー。ええのぅ。」
なんて言っていたオイラが、ご本人と話すことになろうとはっ(///∇//)照れます
人生とは斯くも数奇なものでしょうか。
もうっ。ほんとに爽やかやわーーー。山本先生ったら。
野洲高サッカー部も大好きなのですが、入り口は山本先生への尊敬(得にヨメが)だったサザナミチームとしては、本当に嬉しい出来事です。
あとは、今日も「勝ちパン」いただきました。
「今日は人数少ないんで、おっきめです」とのこと。
けっこう、うまかったりする。
●ヴィッセルユース
おいらの席の後ろのほうで、次の試合を控えたヴィッセルユースが観戦したいました。
「伏見ってドコ?三重県?」
なんて言っていました。大丈夫か?ヴィッセルよ。
鳥羽を三重県というならまだしも、伏見だよ。鳥羽伏見の戦いの伏見。
これには4年間伏見に住民票があった人間としては、ムカっときたね。
ボールばっか蹴ってないで、少しは勉強しろっ。ヴィッセルユースU18よ。
まわりも、
「おまえ、それ冗談で言ってんの?」
とすかさずツッコミますが、誰も
「京都やろっ」
とは言いません。三重県ではないにしても(三重県はプリンス・リーグ予選では東海地区になる)、誰もはっきり「京都市」とは確信を持っていえないようです。
たのむわ、ヴィッセルよぅ。
胸に書いてある「楽天」の文字が、なんだか間抜けに見えました。
21番@藤野選手をみて、ヴィッセルの選手が、
「21番ちっちぇな。うわ、ちっちぇーー」
と言ってました。しかし21番@藤野選手がドリで3人を抜くと
「21番はやいな。はぇぇっ」
と、野洲のドリブラーを一転、称賛です。ザマミロ。ヴィッセルよ。
あとはなぜか、5番@西口選手をみて
「あいつ、ヒョウドウに似てんなぁ。めっさヒョウドウとー。」
なんて言っていました。その後も何人かの選手が、
「うわ、ヒョウドウやん。ヒョウドウジャンプやん」
「ずいぶんヒョドってるなぁ。」
とか言って盛り上がっています。「ヒョウドウ」なる人物が誰かは知りませんが、何人も言っていたので、よっぽど似ているんでしょうな。そうとは知らない5番@西口選手はグランド内でがんばっています。5番@西口選手のひたむきさプレーのいっぽうで、「ヒョウドウと・・・」と盛り上がるヴィッセルの選手のコントラストが可笑しかったです。
それにしても「ヒョウドウ」って誰やねん。
●感想
今回も様々なことがありました。
いろんなことがあって、やはり野洲高サッカー部の観戦は楽しいです。
負けてしまいましたが、遠くまで行ったかいがありました。
来週も淡路島(佐野第二)へいくぞーーー。
山本先生が言ったように
「これからが本番」
です。
(アスパ五色メイン)
(勝ちパン(大きめ))
(山本先生。足長いです。スマートです。)

(6番@内久保選手)
(8番@木村選手のCK)
(21番@藤野選手、9番@池田選手、10番@坂本選手、2番@青木選手)
(伏工応援団。「プレーは熱く。頭は冷静に。 合言葉は100%」)
(伏工が乗ってきたと思われるヤサカのバス。運転手さんは試合の間、メンテ作業中)
Tags:#野洲高サッカー部観戦記
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by sazanami226 | 2007-07-04 01:05 | 野洲高サッカー部