2007年 08月 12日
【野洲高サッカー部】小阪杯3日目@丸岡スポーツランド(福井県) |
【試合前】
野洲高サッカー部から近江高野球部へ鞍替えかよっ
との突っ込みが入りそうなので、野洲高サッカー部について書きますよ。
やはり、野洲高サッカー部です。夢中なのは。
場所は「福井県坂井市丸岡町」
「小阪杯」という大会があり、全国から強豪高が集まるとのこと。
東福岡とか、東北とか、韮崎とか。
酷道303号を抜けて木之本インターから北陸道乗りました。
木之本インター入口ではETCなし車両を5台ごぼう抜きです。
快感です。われながら小さい男ですが、ETC用入口から入って、一般入口の車両
を抜くのは気持ちがいいです。
9時前に入って走行距離が100キロ未満なので、ETC割引で
2400円 → 1200円 です。 5割引。
ビバ! ETC
グラッチェ! 国土交通省道路局。
おつかれさん! オレ
毎日、這いツクばって働いているお陰で、車に乗って、ETCなんか取り付けちゃって、ナビに
従って走行しています。1リットル1ドル以上もするガソリン入れて。
本当に日本はいい国です。オイラみたいなボンクラでも、真面目に普通に働いていれば、年
収が5万ドルを超えるわけです。目標は10万ドル。
と太平洋戦争に散った英霊たちに感謝です。
日本は戦争には負けはしまたが、国は繁栄しております。
戦後60年、世界でもっとも経済的に豊かな国のひとつになりました。
会場の丸岡スポーツランドは噂では土グランドとのこと。
えぇーーっ!
おいらの密かな楽しみ「内久保スライディング」が炸裂しないじゃないですかっ。
実際に行ってみると、野洲が試合をやるグランドは芝生(たぶん天然)でした。
スタンドもありましたが、ただ暑い。あつい。アツイ。ATUI。(気温が)
遮蔽物もなく、炎天下での観戦です。
たぶん、日なたは、40度超えています。
福井県の予想最高気温は36度ですが、あれは日陰の無風の状態なんですよ。
おそるべしフェーン現象。
【対岡崎城西戦】
本日1試合目は愛知県の岡崎城西戦
予選Aリーグ1位通過とのこと。
野洲はAリーグ2位通過。
試合は野洲ペースに思われましたが、カウンターを巧く決められてしまい、結果は2-0で
野洲の負け・・・。
そんなに強いとは思わなかったのですが・・・。
攻撃の要潮入選手、守護神横江選手は国体関係で欠場。
坂本選手、西口選手、藤野選手 は温存でした。(坂本選手は途中から出場)
近くで岡崎城西の父兄のかたが観戦していました。
「野洲は背番号が大っきいで、レギュラーやないもんでいかんわ」
と言っていましたが、いやいや、レギュラークラスですよ。
ただ、あまり気合は入っていない様子でした。
暑さと連日試合のハードスケジュールのせいでしょうか。
野洲の選手はここ3日ほど丸岡スポーツランドに通ってきているのだと思います。
岡崎城西は泊まりなのではないしょうか?
その辺のコンディションの違いもあるかも。
岡崎城西の父兄のかたは、声の大きなかたが多かったです。
3メートルぐらい離れていましたが、何言っているかすべて聞こえてしまいました。
地域性でしょうかね・・。元気でいいです。
あと、東海地区のかたは「金ぴか」の方が多いです。
バックとかクツが「金ぴか」の方が多いんですよね。
父兄の方にも女性用のサンダルが「金ぴか」のかたがいました。
ちなみに、職場でおいらの隣に座っているアルバイトさん(岐阜県羽島郡在住)もクツが「金
ぴか」です。昨年まで隣に座っていたアルバイトさん(各務原市在住)もバックが「金ぴか」で
した。
「金ピカ=大阪」のイメージですが「金ピカ=名古屋」のほうが正確だと思います。
心斎橋や梅田では「金ぴか」の人は見たことありませんが、名古屋の栄や名駅(地名ですよ)
にいくと「金ぴか」の方をよく見かけます。
岡崎城西の父兄さんたちはスタンドにテント風のもの(ターフと言うのでしょうか)を設営して準
備万端でした。
試合の内容等については、いつものように
『むうみぃの日記』
を参照願います。
むぅさま、本当にお世話になっています。m(_ _)m
この試合、密かに楽しみにしている「内久保スライディング」が炸裂しましたっ!!
ただ、相手選手の後ろからのスライディングだったのでファールをとられてしまいました。
【対東福岡戦】
1時間ほど、間を空けて、第2試合は赤のユニフォーム東福岡との対戦です。
練習試合とはいえ、野洲と東福岡のガチの試合が観とは幸せです。
高校サッカー選手権なら準決勝ぐらいのカードでしょうか。
この試合は西口選手、藤野選手がスタメンで出ていました。
野洲の中では、こちらの試合にウェートがあったのでしょう。
内容はかなりのガチでした。激しい試合です。
野洲はショートパスとドリを中心とした「野洲スタイル」です。
ヒールパスやノールックパスなどもあり、僅かながらも「セクシー」でした。
対する東福岡は「高校総体サッカー」。縦パスで野洲ディフェンスの裏を狙います。
かなり激しい試合で、いつもは冷静な選手(名前は秘密です)もかなりエキサイトしていま
した。上田選手がユニフォームを引っ張られてコカされた直後、野洲は失点してしまいまし
た。いつも熱い(今日は殊更熱かった)選手(名前は秘密です)が、
「審判、ちゃんと見てろやぁ」
とスタンドにまで聞こえる声で言っていました。
退場にはならずに良かったです。
野洲が後半、1点を失ったあと、松永選手が投入されました。
その松永選手のFKは相手の壁の間を抜けゴールマウスへ。キーパーが弾いたところを詰
めてい冨田選手たが決めました。同点です。
その後もいい形にはなりますが、結局追加点は得られず、1-1で引き分けでした。
この試合、内久保選手が中盤からドリで上がっていってそのままシュートしたり、青木選手
がシュートを放ったりと、野洲の進化の手ごたえがありました。
ヒールパスあり、ノールックのパスありと、随所にセクシーさが垣間見えました。
相手が強いと、野洲のプレーのレベルも上がるようです。
この試合でオイラ的に収穫がありました。野洲の10番坂本選手についてです。
松永選手・藤野選手のドリやテクニック、潮入選手のようなセンス溢れるパス、木村選手の
FKは、ド素人のオイラが見ても「凄さ」がわかります。
でも、正直、
「坂本選手の凄さって何なんやろ」
と思っていました。U―17日本代表候補には選ばれたし、野洲の得点王でもあります。野洲
で2年生ながら10番を背負うことも大変なことだということは分かるのですが、ド素人のおい
らには、もうひとつ坂本選手の凄さがわかりませんでした。あえていえば、体力的にタフなの
かな、なんて思っていました。
今日、坂本選手の凄さが少し分かったような気がします。
タフなんです。フィジカルが。
東福岡の選手とガンガンに当たって、東福岡の選手は吹っ飛んだんですが、坂本選手は、全
然足元がグラついていないんです。
ストライカーとしてはゴール前でのフィジカルの強さというのは非常な武器です。
そーいえば、坂本選手が倒されている姿というは、めったに見ません。
ゴール前で倒れずにゴリゴリとボールをゴールマウス内に入れるというのが、ストライカーの
仕事のはず。日本人は「キャプテン翼」ではないですが、ミッドフィルダーでキレイにゴールで
きる選手はたくさんいるのでしょうが、ゴール前でフィジカルの強さを発揮できる選手は少ない
のだと思います。
坂本選手、やはり凄い選手です。
「平原-乾-坂本」
と伝承された野洲の10番は伊達じゃあありません。
今日は、山本監督の指示が殊更、激しく、
「顔を出してやれやっ」
「もらってから考えんなよっ」
「ボールを持っているヤツを追い越せっ」
「(ボール預かったら)すぐに動かせ」
「ボールを預かる前に考えとけっ」
など激しい口調でおっしゃっていました。バリバリ関西弁です。
山本監督はワンタッチですぐ動かしてショートパスやドリが高速でつながるサッカーを目指し
ているようです。そのためには、ボールを預かっている選手の意図を周りの選手が即座に理
解して連動して動けるように考えなくてはならない、そのように考えておられるのでしょう。それ
が出来れば、野洲のサッカーは非常にセクシーです。
それに対して東福岡の監督はなぜか関東弁です。
「そこで見てるだけかよっ」
「なんでそっちに蹴るかな~」
「そんなんじゃダメじゃん。むこう自由にできちゃうじゃん」
と、思わず聞いていてニヤニヤしてしまいました。
「さま~ず」とか「とんねるず」の突っ込みに聞こえてしまいます。
東京風のツッコミ。
【雑記】
対戦相手の「東福岡高校」
生徒数:3000人
教員数:180人
だそうな。野洲の10倍の生徒数です。
教員数だけで、野洲高の生徒数の半分を超えています。
私立なので部活関連の予算も潤沢でしょう。サッカー部はメジャースポーツなので尚更です。
選手も九州を中心に集めているはずです。
まさに「大企業」です。
そんな「大企業」相手に「中小企業」の野洲が互にして戦っているのです。
「オール・メード・イン・シガ」の野洲が。
体育学科すらない公立高校の野洲が。
監督は、土日もお盆もありません。
部活動自体には僅かなお手当てが出るだけ。
時給計算したら、物凄く安いはずです。
無給、無休でがんばっておられます。
ほんとに凄い情熱ですね。
ヨメが尊敬するのも分かります。
**************************************
まわりにいた福井の方の話し方は、イントネーションが東北とかに近かったです。
いつも行っている敦賀とか小浜(嶺南)の方は、関西弁に近い言葉で話しています。
小浜出身の友人曰く、
「高校総体で福井市行ったら、福井市のヤツの言っていることがわからなかった。」
「福井市・嶺北よりも高島や今津・京都のほうがよっぽど親近感を覚える」
「買い物は京都。福井も京都も同じぐらいの距離。それなら人口30万人の福井より130万人
の京都」
とのこと。同じ県内でも嶺北と嶺南は随分と違うものです。実感しました。
**************************************
会場は暑かったです。
オイラ、帽子がないので、海上自衛隊舞鶴基地で買った手ぬぐいを頭にかぶってました。もう
汗ぐっしょり。シロポチャのヨメもすっかり日焼け。しかも土方焼けです。
実は、夫婦揃って直射日光が大嫌いなので、お互い、ここ十年ほど日焼けなんてしていません。
今年の夏は野洲高サッカー部を追いかけて、日焼けしています。
直射日光嫌いのオイラが、この炎天下でサッカー観戦なんて、我ながら信じられません。1年
前のオイラが今日のオイラのことを知ったら、にわかには信じないと思います。
本当に野洲高サッカー部は素敵です。
ヨソの高校のサッカー部を見ると余計に思ってしまいます。
オイラは職場の同僚の中でも焼けているほうです。コゲコゲ。
「さざなみさん、ずいぶん焼けているね。どうしたの」
「いやースポーツマンだし、当然です。せっかく夏だし」
「あはは。さざなみさんの体型でスポーツマンはないでしょ」
「いや、外でね、テッポウとか股割りですよ。あとぶつかり稽古」
なんて会話を5回ぐらいやりました。持ちネタ化しています。
明日も福井いくどー。
野洲の10番、坂本選手。これからも頼んまっせー♪
上田選手。今日はマネージャーさんがいないため、スポーツドリンクを選手が自ら集めていました。
上田選手。
西口選手。
みんなからは「にしぐっ」と呼ばれています。彼のロングフィード(西口キック)がピンチをチャンスに一瞬で、変えます。
内久保選手。相手のGKからも「51番っ、51番っ」と相当、警戒されていました。
岡崎城西の監督。短パンをされにズリ上げて、かなりのセクシーさです。
山本監督。
ほんとうにセクシーです。
暑いのでグランドキーパー(?)さんが、芝生に水をまいていました。涼しそう。
汗びっしょりで乾かしているのでしょうか。お疲れさま。
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丸岡スポーツ公園。
日除けつきのスタンドもなく、炎天下での応援でした。
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野洲高サッカー部から近江高野球部へ鞍替えかよっ
との突っ込みが入りそうなので、野洲高サッカー部について書きますよ。
やはり、野洲高サッカー部です。夢中なのは。
場所は「福井県坂井市丸岡町」
「小阪杯」という大会があり、全国から強豪高が集まるとのこと。
東福岡とか、東北とか、韮崎とか。
酷道303号を抜けて木之本インターから北陸道乗りました。
木之本インター入口ではETCなし車両を5台ごぼう抜きです。
快感です。われながら小さい男ですが、ETC用入口から入って、一般入口の車両
を抜くのは気持ちがいいです。
9時前に入って走行距離が100キロ未満なので、ETC割引で
2400円 → 1200円 です。 5割引。
ビバ! ETC
グラッチェ! 国土交通省道路局。
おつかれさん! オレ
毎日、這いツクばって働いているお陰で、車に乗って、ETCなんか取り付けちゃって、ナビに
従って走行しています。1リットル1ドル以上もするガソリン入れて。
本当に日本はいい国です。オイラみたいなボンクラでも、真面目に普通に働いていれば、年
収が5万ドルを超えるわけです。目標は10万ドル。
と太平洋戦争に散った英霊たちに感謝です。
日本は戦争には負けはしまたが、国は繁栄しております。
戦後60年、世界でもっとも経済的に豊かな国のひとつになりました。
会場の丸岡スポーツランドは噂では土グランドとのこと。
えぇーーっ!
おいらの密かな楽しみ「内久保スライディング」が炸裂しないじゃないですかっ。
実際に行ってみると、野洲が試合をやるグランドは芝生(たぶん天然)でした。
スタンドもありましたが、ただ暑い。あつい。アツイ。ATUI。(気温が)
遮蔽物もなく、炎天下での観戦です。
たぶん、日なたは、40度超えています。
福井県の予想最高気温は36度ですが、あれは日陰の無風の状態なんですよ。
おそるべしフェーン現象。
【対岡崎城西戦】
本日1試合目は愛知県の岡崎城西戦
予選Aリーグ1位通過とのこと。
野洲はAリーグ2位通過。
試合は野洲ペースに思われましたが、カウンターを巧く決められてしまい、結果は2-0で
野洲の負け・・・。
そんなに強いとは思わなかったのですが・・・。
攻撃の要潮入選手、守護神横江選手は国体関係で欠場。
坂本選手、西口選手、藤野選手 は温存でした。(坂本選手は途中から出場)
近くで岡崎城西の父兄のかたが観戦していました。
「野洲は背番号が大っきいで、レギュラーやないもんでいかんわ」
と言っていましたが、いやいや、レギュラークラスですよ。
ただ、あまり気合は入っていない様子でした。
暑さと連日試合のハードスケジュールのせいでしょうか。
野洲の選手はここ3日ほど丸岡スポーツランドに通ってきているのだと思います。
岡崎城西は泊まりなのではないしょうか?
その辺のコンディションの違いもあるかも。
岡崎城西の父兄のかたは、声の大きなかたが多かったです。
3メートルぐらい離れていましたが、何言っているかすべて聞こえてしまいました。
地域性でしょうかね・・。元気でいいです。
あと、東海地区のかたは「金ぴか」の方が多いです。
バックとかクツが「金ぴか」の方が多いんですよね。
父兄の方にも女性用のサンダルが「金ぴか」のかたがいました。
ちなみに、職場でおいらの隣に座っているアルバイトさん(岐阜県羽島郡在住)もクツが「金
ぴか」です。昨年まで隣に座っていたアルバイトさん(各務原市在住)もバックが「金ぴか」で
した。
「金ピカ=大阪」のイメージですが「金ピカ=名古屋」のほうが正確だと思います。
心斎橋や梅田では「金ぴか」の人は見たことありませんが、名古屋の栄や名駅(地名ですよ)
にいくと「金ぴか」の方をよく見かけます。
岡崎城西の父兄さんたちはスタンドにテント風のもの(ターフと言うのでしょうか)を設営して準
備万端でした。
試合の内容等については、いつものように
『むうみぃの日記』
を参照願います。
むぅさま、本当にお世話になっています。m(_ _)m
この試合、密かに楽しみにしている「内久保スライディング」が炸裂しましたっ!!
ただ、相手選手の後ろからのスライディングだったのでファールをとられてしまいました。
【対東福岡戦】
1時間ほど、間を空けて、第2試合は赤のユニフォーム東福岡との対戦です。
練習試合とはいえ、野洲と東福岡のガチの試合が観とは幸せです。
高校サッカー選手権なら準決勝ぐらいのカードでしょうか。
この試合は西口選手、藤野選手がスタメンで出ていました。
野洲の中では、こちらの試合にウェートがあったのでしょう。
内容はかなりのガチでした。激しい試合です。
野洲はショートパスとドリを中心とした「野洲スタイル」です。
ヒールパスやノールックパスなどもあり、僅かながらも「セクシー」でした。
対する東福岡は「高校総体サッカー」。縦パスで野洲ディフェンスの裏を狙います。
かなり激しい試合で、いつもは冷静な選手(名前は秘密です)もかなりエキサイトしていま
した。上田選手がユニフォームを引っ張られてコカされた直後、野洲は失点してしまいまし
た。いつも熱い(今日は殊更熱かった)選手(名前は秘密です)が、
「審判、ちゃんと見てろやぁ」
とスタンドにまで聞こえる声で言っていました。
退場にはならずに良かったです。
野洲が後半、1点を失ったあと、松永選手が投入されました。
その松永選手のFKは相手の壁の間を抜けゴールマウスへ。キーパーが弾いたところを詰
めてい冨田選手たが決めました。同点です。
その後もいい形にはなりますが、結局追加点は得られず、1-1で引き分けでした。
この試合、内久保選手が中盤からドリで上がっていってそのままシュートしたり、青木選手
がシュートを放ったりと、野洲の進化の手ごたえがありました。
ヒールパスあり、ノールックのパスありと、随所にセクシーさが垣間見えました。
相手が強いと、野洲のプレーのレベルも上がるようです。
この試合でオイラ的に収穫がありました。野洲の10番坂本選手についてです。
松永選手・藤野選手のドリやテクニック、潮入選手のようなセンス溢れるパス、木村選手の
FKは、ド素人のオイラが見ても「凄さ」がわかります。
でも、正直、
「坂本選手の凄さって何なんやろ」
と思っていました。U―17日本代表候補には選ばれたし、野洲の得点王でもあります。野洲
で2年生ながら10番を背負うことも大変なことだということは分かるのですが、ド素人のおい
らには、もうひとつ坂本選手の凄さがわかりませんでした。あえていえば、体力的にタフなの
かな、なんて思っていました。
今日、坂本選手の凄さが少し分かったような気がします。
タフなんです。フィジカルが。
東福岡の選手とガンガンに当たって、東福岡の選手は吹っ飛んだんですが、坂本選手は、全
然足元がグラついていないんです。
ストライカーとしてはゴール前でのフィジカルの強さというのは非常な武器です。
そーいえば、坂本選手が倒されている姿というは、めったに見ません。
ゴール前で倒れずにゴリゴリとボールをゴールマウス内に入れるというのが、ストライカーの
仕事のはず。日本人は「キャプテン翼」ではないですが、ミッドフィルダーでキレイにゴールで
きる選手はたくさんいるのでしょうが、ゴール前でフィジカルの強さを発揮できる選手は少ない
のだと思います。
坂本選手、やはり凄い選手です。
「平原-乾-坂本」
と伝承された野洲の10番は伊達じゃあありません。
今日は、山本監督の指示が殊更、激しく、
「顔を出してやれやっ」
「もらってから考えんなよっ」
「ボールを持っているヤツを追い越せっ」
「(ボール預かったら)すぐに動かせ」
「ボールを預かる前に考えとけっ」
など激しい口調でおっしゃっていました。バリバリ関西弁です。
山本監督はワンタッチですぐ動かしてショートパスやドリが高速でつながるサッカーを目指し
ているようです。そのためには、ボールを預かっている選手の意図を周りの選手が即座に理
解して連動して動けるように考えなくてはならない、そのように考えておられるのでしょう。それ
が出来れば、野洲のサッカーは非常にセクシーです。
それに対して東福岡の監督はなぜか関東弁です。
「そこで見てるだけかよっ」
「なんでそっちに蹴るかな~」
「そんなんじゃダメじゃん。むこう自由にできちゃうじゃん」
と、思わず聞いていてニヤニヤしてしまいました。
「さま~ず」とか「とんねるず」の突っ込みに聞こえてしまいます。
東京風のツッコミ。
【雑記】
対戦相手の「東福岡高校」
生徒数:3000人
教員数:180人
だそうな。野洲の10倍の生徒数です。
教員数だけで、野洲高の生徒数の半分を超えています。
私立なので部活関連の予算も潤沢でしょう。サッカー部はメジャースポーツなので尚更です。
選手も九州を中心に集めているはずです。
まさに「大企業」です。
そんな「大企業」相手に「中小企業」の野洲が互にして戦っているのです。
「オール・メード・イン・シガ」の野洲が。
体育学科すらない公立高校の野洲が。
監督は、土日もお盆もありません。
部活動自体には僅かなお手当てが出るだけ。
時給計算したら、物凄く安いはずです。
無給、無休でがんばっておられます。
ほんとに凄い情熱ですね。
ヨメが尊敬するのも分かります。
**************************************
まわりにいた福井の方の話し方は、イントネーションが東北とかに近かったです。
いつも行っている敦賀とか小浜(嶺南)の方は、関西弁に近い言葉で話しています。
小浜出身の友人曰く、
「高校総体で福井市行ったら、福井市のヤツの言っていることがわからなかった。」
「福井市・嶺北よりも高島や今津・京都のほうがよっぽど親近感を覚える」
「買い物は京都。福井も京都も同じぐらいの距離。それなら人口30万人の福井より130万人
の京都」
とのこと。同じ県内でも嶺北と嶺南は随分と違うものです。実感しました。
**************************************
会場は暑かったです。
オイラ、帽子がないので、海上自衛隊舞鶴基地で買った手ぬぐいを頭にかぶってました。もう
汗ぐっしょり。シロポチャのヨメもすっかり日焼け。しかも土方焼けです。
実は、夫婦揃って直射日光が大嫌いなので、お互い、ここ十年ほど日焼けなんてしていません。
今年の夏は野洲高サッカー部を追いかけて、日焼けしています。
直射日光嫌いのオイラが、この炎天下でサッカー観戦なんて、我ながら信じられません。1年
前のオイラが今日のオイラのことを知ったら、にわかには信じないと思います。
本当に野洲高サッカー部は素敵です。
ヨソの高校のサッカー部を見ると余計に思ってしまいます。
オイラは職場の同僚の中でも焼けているほうです。コゲコゲ。
「さざなみさん、ずいぶん焼けているね。どうしたの」
「いやースポーツマンだし、当然です。せっかく夏だし」
「あはは。さざなみさんの体型でスポーツマンはないでしょ」
「いや、外でね、テッポウとか股割りですよ。あとぶつかり稽古」
なんて会話を5回ぐらいやりました。持ちネタ化しています。
明日も福井いくどー。
みんなからは「にしぐっ」と呼ばれています。彼のロングフィード(西口キック)がピンチをチャンスに一瞬で、変えます。
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ほんとうにセクシーです。
丸岡スポーツ公園。
日除けつきのスタンドもなく、炎天下での応援でした。
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Tags:#野洲高サッカー部観戦記
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by sazanami226 | 2007-08-12 03:22 | 野洲高サッカー部