2007年 08月 13日
【野洲高サッカー部】小阪杯4日目@丸岡スポーツランド(福井県) |
今日も行ってきました。丸岡スポーツランド。
略して丸岡SL。
昨日、下書きを終えてブログをアップしようとしたら、パソコンがフリーズ。
イチからやり直しで、結局、アップしたの朝の4時です。
仮眠を2時間程とって、またもや福井へGO。
我ながら元気です。
それで、今日も暑いわけですよ。
こんなに暑くなる必要があるのかと問いたい。
試合の後、13時頃、車の温度計で外気温度を見たら、
「41℃」
ですって。
摂氏です。華氏じゃなく。
【対東北高校戦】9:00~
みちのくの東北高校です。
やはり、東北の高校生は背が高いです。骨格も大きいです。
伸びしろがまだあるような体格をしています。
自分でも忘れかけているのですが、オイラは山形市内の高校を卒業しています。
クラスに190センチ超えているヤツが2人いました。
180超えているのが10人ぐらい。
「同じ種類の生き物でも北に生息している個体ほど大きくなる」
という生物学の鉄則があるらしいです。
マレーグマ<ツキノワグマ<ヒグマ<ハイイログマ<ホッキョクグマ
という塩梅。人間も同様です。
前半は東北高校の縦の攻撃に押され気味でした。
梅村エイジ選手が何度も右サイドからの突破を試みますが、抜くことができません。
逆に何度も右サイドを破られ、野洲は攻め込まれます。
逆に左サイドは弱く、木村選手が何回か突破しますが得点には至りません。
中央付近で東北高校がボールを支配しているため、右サイドからの突破を何度も仕掛けら
れます。そして、右サイドからの攻撃で1点を失ってしまいます。
後半に入ると序所に野洲ペースになります。
内久保選手、松永選手を投入したのが功を奏します。
ショートパスが何本もつながり、野洲らしい攻撃になってきました。
昨日の試合で何回か見られたロングボールを前線に蹴るような攻撃も少なく、ボールを大
事にして攻撃を組み立てていきます。しかし、得点には至らず試合終了。
野洲は0-1で負けてしまいました。残念。
この試合、山本監督からミヤザキ選手への激がたくさん飛んでました。
【1試合目と2試合目の間】
次の試合まで2時間程あったので、日程の確認をしていると、山本監督にご挨拶いただき
ました。いつも監督のほうからご挨拶いただきまして恐縮です。未だにオイラは、
「うわー、テレビといっしょやぁ。」
と正直思ってしまいます。気さくに声をかけていただいて、嬉しいです。
練習試合まで来てしまってゴメンなさい。決して怪しいものじゃありません。
単純に山本監督までを含めた「野洲スタイル」が大好きなだけなんです。
そのあと、丸岡の街を車でグルグルしました。立派なお城がありました。
←こんなお城
【対高川学園高校戦】
高川学園高校とは耳慣れない高校ですが、旧称は「多々良高校」です。
サッカーの強豪高として有名です。
選手のユニフォームは「TAKAGAWA」ですが、Tシャツとか備品には「多々良」の文字が残
っていました。ユニフォームの色もおなじみのオレンジです。
両軍ともテンポの速いパス回しです。見ていて非常に小気味のよい試合でした。
いつもの野洲の試合よりもファールが多く、互いの選手がちょっと熱くなる場面もあり、
けっこうハラハラでした。
そんななかで、内久保選手が相手選手の肩をポンポンとやって「悪いね」的なことを言っ
ていたのが印象的でした。内久保選手の気遣いでなんとなく場が和んでいました。内久保
選手自身も高川の7番の選手と激しく接触して倒れこんでいただけに、内久保選手のキャ
ラクターというか人間性が出ていたように思えます。非常にいい選手です。ちょっぴり生
意気なこといえば、「内久保くんっていいヤツやな。大人やな」と思いました。
青木選手のドリブル突破や、内久保選手が最前列までドリでボールを持っていったり(最
近、よく見るプレーです)と野洲らしいプレーが出ます。ヒールパスの数も多くなっています。
この試合で、前半は池田選手と坂本選手のツートップでした。
池田選手は中盤から供給される縦パスにおいついて、相手ディフェンスの裏をとるプレーが
多いです。対する坂本選手は中盤やや高めの混戦から抜け出すプレーや両ワイドからのク
ロスに合わせるプレーが多いです。タイプの異なるアタッカーです。
今日は近くで池田選手のプレーを見ることができました。池田選手、足が速いです。
両チームとも、決定的なチャンスを何度か掴みますが、得点には至らずゲーム終了。
0-0の引き分けに終わってしまいました。
【小阪杯の結果】
小阪杯上位リーグの野洲の戦績は
第一試合 対岡崎城西 2-0 ● 第二試合 対東福岡 1-1 △
第三試合 対東 北 1-0 ● 第四試合 対高 川 0-0 △
となり、2敗2分 と、やや残念な結果に終わりました。ただ、野洲らしいプレーの出る頻度が
高くなりました。ショートパスが何本もつながるようになってきています。
東福岡、高川は冬の全国高校サッカー選手権の常連高ということもあり、とくにガチの試合
になったように思います。この2試合の野洲は非常にいいゲームだっと思います。
【雑感】
連日の福井までの遠征本当におつかれさまでした。野洲から丸岡まで、毎日、野洲バスで
通ったと思います。4日間にあわたる小阪杯、ほんとうにおつかれさま。
そして、オイラ的には土日の2日間、本当に楽しかったです。野洲は選手がノビノビしている
んですよね。
ヨソの監督は、選手に対して「ボケェ」とか言っているんですよ。通常、学校教育で先生が生
徒に「ボケェ」なんて言葉を吐いたら問題になります。しかし運動部のなかではさほど問題に
なりません。先輩という理由だけで、少々、理不尽な要求を下級生にしても問題になりません。
このへんのズレがオイラはきらいです。運動部的バーバリズム、帝国陸軍式運動部が大キ
ライです。指導者が生徒に対して、ダメ出し的な指導ばかりをしていていると、選手間でのコ
ミュニケーションも同じようになります。事実、選手を「ボケェ」と言った監督のいるチームでは
3年生が2年生に「イイカゲンなプレーするなっ」と試合中に怒っていました。非常に高圧的に。
このようなコミュニケーションをやっていると、スタンドで見ているほうも、怖いというか、気にな
ります。楽しい雰囲気はなくなります。そんなチームのプレーを見ていても楽しくありません。
野洲の選手間コミュニケーションで、一方が非常に高圧的である場合はないです。監督の
指示もダメ出し的なものはなるべく避けています。テクニカルな指摘は、当然、山本監督
も行っていますが、選手に対して「ぼけぇ」等と言うことは考えられません。
野洲は、やはりスマートなチームだな、と思います。
「見ていて楽しい」サッカーです。
2日間ほんとうに楽しく過ごすことができました。
今後の野洲のプレーも期待しています。
(グランドの風景)
(丸岡スポーツランド周辺)
池田選手
上田選手
内久保選手

松永選手
暑ーい。

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略して丸岡SL。
昨日、下書きを終えてブログをアップしようとしたら、パソコンがフリーズ。
イチからやり直しで、結局、アップしたの朝の4時です。
仮眠を2時間程とって、またもや福井へGO。
我ながら元気です。
それで、今日も暑いわけですよ。
こんなに暑くなる必要があるのかと問いたい。
試合の後、13時頃、車の温度計で外気温度を見たら、
「41℃」
ですって。
摂氏です。華氏じゃなく。
【対東北高校戦】9:00~
みちのくの東北高校です。
やはり、東北の高校生は背が高いです。骨格も大きいです。
伸びしろがまだあるような体格をしています。
自分でも忘れかけているのですが、オイラは山形市内の高校を卒業しています。
クラスに190センチ超えているヤツが2人いました。
180超えているのが10人ぐらい。
「同じ種類の生き物でも北に生息している個体ほど大きくなる」
という生物学の鉄則があるらしいです。
マレーグマ<ツキノワグマ<ヒグマ<ハイイログマ<ホッキョクグマ
という塩梅。人間も同様です。
前半は東北高校の縦の攻撃に押され気味でした。
梅村エイジ選手が何度も右サイドからの突破を試みますが、抜くことができません。
逆に何度も右サイドを破られ、野洲は攻め込まれます。
逆に左サイドは弱く、木村選手が何回か突破しますが得点には至りません。
中央付近で東北高校がボールを支配しているため、右サイドからの突破を何度も仕掛けら
れます。そして、右サイドからの攻撃で1点を失ってしまいます。
後半に入ると序所に野洲ペースになります。
内久保選手、松永選手を投入したのが功を奏します。
ショートパスが何本もつながり、野洲らしい攻撃になってきました。
昨日の試合で何回か見られたロングボールを前線に蹴るような攻撃も少なく、ボールを大
事にして攻撃を組み立てていきます。しかし、得点には至らず試合終了。
野洲は0-1で負けてしまいました。残念。
この試合、山本監督からミヤザキ選手への激がたくさん飛んでました。
【1試合目と2試合目の間】
次の試合まで2時間程あったので、日程の確認をしていると、山本監督にご挨拶いただき
ました。いつも監督のほうからご挨拶いただきまして恐縮です。未だにオイラは、
「うわー、テレビといっしょやぁ。」
と正直思ってしまいます。気さくに声をかけていただいて、嬉しいです。
練習試合まで来てしまってゴメンなさい。決して怪しいものじゃありません。
単純に山本監督までを含めた「野洲スタイル」が大好きなだけなんです。
そのあと、丸岡の街を車でグルグルしました。立派なお城がありました。
←こんなお城
【対高川学園高校戦】
高川学園高校とは耳慣れない高校ですが、旧称は「多々良高校」です。
サッカーの強豪高として有名です。
選手のユニフォームは「TAKAGAWA」ですが、Tシャツとか備品には「多々良」の文字が残
っていました。ユニフォームの色もおなじみのオレンジです。
両軍ともテンポの速いパス回しです。見ていて非常に小気味のよい試合でした。
いつもの野洲の試合よりもファールが多く、互いの選手がちょっと熱くなる場面もあり、
けっこうハラハラでした。
そんななかで、内久保選手が相手選手の肩をポンポンとやって「悪いね」的なことを言っ
ていたのが印象的でした。内久保選手の気遣いでなんとなく場が和んでいました。内久保
選手自身も高川の7番の選手と激しく接触して倒れこんでいただけに、内久保選手のキャ
ラクターというか人間性が出ていたように思えます。非常にいい選手です。ちょっぴり生
意気なこといえば、「内久保くんっていいヤツやな。大人やな」と思いました。
青木選手のドリブル突破や、内久保選手が最前列までドリでボールを持っていったり(最
近、よく見るプレーです)と野洲らしいプレーが出ます。ヒールパスの数も多くなっています。
この試合で、前半は池田選手と坂本選手のツートップでした。
池田選手は中盤から供給される縦パスにおいついて、相手ディフェンスの裏をとるプレーが
多いです。対する坂本選手は中盤やや高めの混戦から抜け出すプレーや両ワイドからのク
ロスに合わせるプレーが多いです。タイプの異なるアタッカーです。
今日は近くで池田選手のプレーを見ることができました。池田選手、足が速いです。
両チームとも、決定的なチャンスを何度か掴みますが、得点には至らずゲーム終了。
0-0の引き分けに終わってしまいました。
【小阪杯の結果】
小阪杯上位リーグの野洲の戦績は
第一試合 対岡崎城西 2-0 ● 第二試合 対東福岡 1-1 △
第三試合 対東 北 1-0 ● 第四試合 対高 川 0-0 △
となり、2敗2分 と、やや残念な結果に終わりました。ただ、野洲らしいプレーの出る頻度が
高くなりました。ショートパスが何本もつながるようになってきています。
東福岡、高川は冬の全国高校サッカー選手権の常連高ということもあり、とくにガチの試合
になったように思います。この2試合の野洲は非常にいいゲームだっと思います。
【雑感】
連日の福井までの遠征本当におつかれさまでした。野洲から丸岡まで、毎日、野洲バスで
通ったと思います。4日間にあわたる小阪杯、ほんとうにおつかれさま。
そして、オイラ的には土日の2日間、本当に楽しかったです。野洲は選手がノビノビしている
んですよね。
ヨソの監督は、選手に対して「ボケェ」とか言っているんですよ。通常、学校教育で先生が生
徒に「ボケェ」なんて言葉を吐いたら問題になります。しかし運動部のなかではさほど問題に
なりません。先輩という理由だけで、少々、理不尽な要求を下級生にしても問題になりません。
このへんのズレがオイラはきらいです。運動部的バーバリズム、帝国陸軍式運動部が大キ
ライです。指導者が生徒に対して、ダメ出し的な指導ばかりをしていていると、選手間でのコ
ミュニケーションも同じようになります。事実、選手を「ボケェ」と言った監督のいるチームでは
3年生が2年生に「イイカゲンなプレーするなっ」と試合中に怒っていました。非常に高圧的に。
このようなコミュニケーションをやっていると、スタンドで見ているほうも、怖いというか、気にな
ります。楽しい雰囲気はなくなります。そんなチームのプレーを見ていても楽しくありません。
野洲の選手間コミュニケーションで、一方が非常に高圧的である場合はないです。監督の
指示もダメ出し的なものはなるべく避けています。テクニカルな指摘は、当然、山本監督
も行っていますが、選手に対して「ぼけぇ」等と言うことは考えられません。
野洲は、やはりスマートなチームだな、と思います。
「見ていて楽しい」サッカーです。
2日間ほんとうに楽しく過ごすことができました。
今後の野洲のプレーも期待しています。
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Tags:#野洲高サッカー部観戦記
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by sazanami226 | 2007-08-13 01:32 | 野洲高サッカー部