新・政府専用機:機体側面の曲線で力強さも…外装デザイン
毎日新聞 2015年04月28日 19時06分(最終更新 04月28日 19時19分)
◇19年度から運用開始 日章旗の赤と白を基調に
政府は28日、2019年度から運用を始める新たな政府専用機の外装デザインを発表した。現行機と同様に日章旗の赤と白を基調としている。機体側面の赤のラインは現行機では直線だが、曲線を採用して力強さと躍動感を表現したという。
政府専用機は首相や皇族の外国訪問に使われ、現行機は1993年から運用している。政府は昨年8月に後継機を米ボーイング社の「777−300ER」型機に決定した。外装デザインは、機体の整備を委託する全日空から提示された複数案を基に、政府専用機検討委員会(委員長・杉田和博官房副長官)が安倍晋三首相の意見も聞いて決めた。【田中裕之】