今日は、こちらの本を読みました。
話し方で、他人をイラつかせている、怒らせてしまう。
そういうことはあるでしょう。
この本では、そんな話し方をしないで、信頼されるような話し方をする方法が書かれています。
自信がない人の共通点。マイナスの言葉で相手をイラつかせている。
採用面接の場で「・・・・・・させられていた」と他責の言葉で話す人を見かけますが、これは典型的なマイナスの言葉です。
「前の会社では毎日7件の新規訪問をさせられていたんです」
という発言は、責任が全うできず自分の自尊心を守るために相手のせいにしているというメッセージに聞こえます。
たしかに、このようなことを言う人や、言ってしまうことはあるでしょう。
他責にしている人の言葉は、仕事だと、それは違うと思われてしまうこともあるでしょう。
だから、この場合などでは、「新規訪問をしていた」というように、事実だけを話すなどすると良いということです。
「だって」・「でも」・「それは」
こう言い出すと、次に続くのは相手に対する批判。こうした言葉は、これからあなたを批判しますよという前ぶれだと聞こえ、相手に不要な警戒感を与えてしまうことになるのです。
警戒心の強い人にとっては、これらの言葉は、自分を批判する言葉が続くのではと思ってしまうかもしれません。
否定しないで、肯定する。
ここから始めると良いということです。
他人に対しても、そうでしょうけれど、自分の頭のなかの言葉でもそうでしょうね。
「だって」と言い始めたら、できない言い訳を考えてしまいそうです。
できる方法を考えて、「だって」をやめたいですよね。
ものごとのよい面を口にする習慣を身につける
「忙しくてもうクタクタですよ」ではなく、
「おかげ様で大忙しで、ありがたいことです。まあ、たまには休みたいと思うこともありますけど」
同じことでも表現を変えると印象はこれだけ大きく変わります。
言っている内容は、同じようなことでも、表現で印象は変わりますよね。
「◯◯がダメ」というのと「◯◯すると良い」は、要は、良くないから改善しようということですが、印象が違います。
他人に対してもそうでしょうし、自分の考え方にも影響があるでしょう。
考え方が変われば、行動も変わって、結果も変わってくる可能性があります。
悪い面ばかり言うのではなく、よい面を口にしたいものです。
人間関係は、怒りの感情で変わってくる
こちらの本で、怒りが人間関係に影響してくると書かれていました。
自分の怒りが、他人の怒りを誘発する。
だから、怒りをどうにかしたいところで、その方法についても、書かれています。
やはり、考え方というか言葉も変えると良いのでしょうね。
内容は同じでも表現が違うと感じ方や考え方も変わります。