野洲高サッカー部ＯＢの活躍が続きますっ｡
いやー、本当に嬉しいなっ｡

１０月１３日カシマスタジアムで行われたナビスコ杯準決勝鹿島対Ｇ大阪（２試合目）に
野洲高サッカー部ＯＢの前ちゃんこと前田雅文選手が先発出場しました｡


前田選手が野洲にいたのは、おいらが野洲高校を意識するよりもかなり前です｡
しかし、なんか好きなんですよね｡前ちゃん｡
山本先生の講演会でも話が出ていたし、『野洲スタイル』でも前田選手については触れら
れています｡


○前田選手は才能があったものの、ドリブルでボールを持ちすぎることを嫌われ、滋賀県
　選抜にはなかなか選ばれなかったこと｡
○県選抜にもれたことで、意を決して、セゾンに中学２年生ではいった｡その後、野洲高へ｡
○前田選手の才能を見抜いた山本先生は、商店街からの寄付を集めて、ブラジルに短期
　留学させたこと｡
○高校三年生の選手権大会予選ではレッドカードをもらい、退場｡野洲高校は全国大会に
　は出場できなかったこと｡
○外車やブランド服に身を固めるＪリーグの選手が多いなか、プロになっても気取らず、エ
　ナメルバックをさげ自転車で野洲高のグランドで練習していたりすること｡
　（前ちゃんの実家は野洲高の近く｡）
○大学生の後輩と遊びにいっても、Ｊリーガーなのに「ワリカン」であること｡

と、いろいろな前ちゃん伝説を知るにつけ、前田選手に好感を持つようになりました｡
それに前ちゃん伝説には留学やセゾン、ドリへのコダワリ、と現在の野洲につながるような
要素があります｡

山本先生は著書のなかで、

「前田がいなければ、今の野洲はない」

とまで明言しているし、前田選手を絶賛しています｡
講演会でも絶賛していました｡

曰く、

「今のガンバの前のほうで、トップチームでやれているのはスゴイ」

確かに、Ｊリーグなんてほとんど見ないオイラでも、


遠藤、家長、橋本、播戸、明神、加地


の各選手の名前ぐらいは知っている｡
おいらが知っているということは、日本代表（候補）も多いはず｡
ガンバが

「Ｊリーグ随一の攻撃陣を誇る超攻撃的チーム」

であることも知っている｡
そこで攻撃的ＭＦまたはＦＷとしてやっている前ちゃん｡
やっぱりスゴイ人なんです｡
バリバリのＪリーガーです｡
その一方で、「ワリカン」だったり「エナメルバック下げて自転車で野洲Ｇ」だったり、なん
か素朴でいい｡

Ｊリーグ発足時、当時はバブルだったこともあって、Ｊリーガーといえば派手でお洒落で
スカしているイメージがあったけど、前ちゃんはそんなこと全然ない人みたい｡

「家の経済的負担を考えて、実家から関西大学に通学していた」
「ガンバのほかにもグランパス、ジェフにもオファーを受けていたけど『関西から出たこと
　ないから』という理由でガンバに入団」

というエピソードも人柄を感じさせる｡

素敵やね｡
前ちゃんって｡
勝手に親近感わいて、「前ちゃん」とか呼びたくなる｡


しっかし、ガンバっていつの間に強くなんたんやろね｡
Ｊリーグが始まったばかりの頃、おいらが大学生の頃なんて、弱かったように覚えている｡

「やっぱり関西は野球でサッカーは根付かない」

なんて言う人もいたし、友達はアントラーズを応援していたりした｡
応援の理由はアントラーズの母体が、

住友金属蹴球団

だから｡住金ー、つまりは大阪のチームだという理屈｡
実際住友金属蹴球団は１９７４年まで大阪にあったらしい｡

それがいまや「浦和対Ｇ大阪」は日本代表の選手が多いというので「ナショナルダービー」
と言われるまでになっている｡
いやすごいね｡
今のガンバって｡


前ちゃんは、２００５年ガンバに入団して、同年Ｊ初ゴールが、リーグ全体の１万ゴールと、
華々しい活躍を見せた｡しかし、右膝前十字靭帯断という大怪我に見舞われ長期戦線離
脱。２００６年に復帰して徐々に復活を図っててはいたが、攻撃陣の選手層の厚いガンバ
では、主にスーパーサブだった｡

前ちゃんが、長期戦線離脱したときに、ガンバサポのかたが、

前田選手に千羽鶴を。前田雅文選手へ千羽鶴を届けるための企画

という企画を行ったようです｡
こうゆうのんは、なんか、はええね｡
素敵やん｡




この試合では先発出場で８３分に交替だから、ほぼフル出場｡
しかも、試合開始４９分　右サイドからダイレクトプレーで中央前ちゃんへ｡前ちゃんはヒー
ルでラストパス｡最期は播戸選手が決めた｡

すごいぞ前ちゃん｡
いいぞ｡前ちゃん｡

前ちゃんのコメントはここ　→　前ちゃんのコメント｡

たぶん左端にいるのが前ちゃん　→　前ちゃんの喜ぶ姿｡


と、今週は、青木選手、乾選手、前ちゃん　と野洲ＯＢの勇姿がたくさん拝めました｡
ありがてぇ｡ありがてぇ｡

現役の野洲高サッカー部の選手の活躍も楽しみにしてますっ!！
選手権大会の予選を観にいけるおいらは、当然、野洲の全国大会出場を期待している｡
全国のサッカーファンも「野洲」という魅力的なチームが全国大会に出てきてくれるのを
待っているっ!！

がんばれ～　野洲｡　

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