北京=斎藤徳彦
2015年5月1日11時26分
昨夏日本でヒットした映画「STAND BY ME ドラえもん」が近く、中国で上映される見通しとなった。外国映画の上映に厳しい規制がある中国で日本映画の新作が上映されるのは、尖閣問題で日中関係が悪化した2012年秋以降初めてとみられる。
複数の中国メディアが4月30日までに、「上映の可能性が高まった」と報じた。中国の配給側からは京劇風に着飾ったドラえもんやのび太の宣伝用の画像もすでに配布されているといい、封切りを「5月20日」とする報道もある。北京紙・新京報は「一家で楽しめる内容。検閲で拒否されるリスクもない」とした。
中国では、外国映画は年間の本数制限がある。北京の日本大使館によると、日本映画が上映されたのは12年7月の「ウルトラマン」シリーズの作品が最後だとみられるという。中国でも幅広い人気を誇るドラえもんに、日中関係の「雪解け」を後押しする期待がかかる。
「STAND BY ME ドラえもん」は原作者の藤子・F・不二雄の生誕80周年記念作品として、3D・CGで映像化した。日本で興行収入80億円を超えたほか、世界59カ国・地域への配給が決まっている。(北京=斎藤徳彦)
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