京福電気鉄道は30日、嵐電北野線に新駅(京都市右京区)を設置すると発表した。新設する「太秦新駅(仮称)」は同線の帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅と常盤駅の間で、東映太秦映画村が隣接する東映京都撮影所側に設けた入り口のすぐ近くに位置する。2015年秋に着工して16年春の開業を目指す。
新駅はJR山陰本線の太秦駅からも約200メートルの距離にある。京都駅からJRに乗ってくる観光客の乗り継ぎ需要を見込む。
全長約35メートルのホームで2両編成の車両が収まる。約4000万円を投じ、京福電鉄が所有する土地に建設する。新駅は08年の嵐電天神川駅(右京区)の開設以来。手すりや点字ブロックなども設けバリアフリーに対応する。1日あたり1000人の乗降客を見込む。
北野線沿線には世界文化遺産の金閣寺や龍安寺など、観光客に人気のスポットが点在する。JR京都駅からの乗り換えルートが確立できれば、新たな観光需要の開拓につながるとみている。
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