(cache) こそこそアロフォン:禁煙して1ヶ月が経過し気づいたこと - livedoor Blog(ブログ)

こそこそアロフォン

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タバコを吸い始めて9年目になりますが、思い切って今年の4月よりタバコをやめてみました。 
1ヶ月が経ち、気づいたことが色々とあったので連々とその内容を書いてみます。 

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なぜやめたのか

やめてどうなったのか、の前にまず何故やめたのかという点について。
健康云々もそうなのですが、一番の理由としては「高い」ということからです。色々と事情があり、今年の2月ごろからせっせと自炊生活を送っているのですが、スーパーで食材を買うようになってタバコの値段の高さに気づくようになりました。3日分くらいの食料をまとめて購入するんですが、そこにタバコ1箱を加えると、会計の3分の1程度がタバコ代になるということに気づきました。つまり、1日の食費よりもタバコ1箱の料金の方が多いということです。
その後、スーパーで色んな野菜の料金とか見て、タバコ1本が玉ねぎ1玉と同じ値段ということがわかって、何だかアホらしくなり禁煙を決意しました。

どのようにやめたのか

とにかく自分の中で「新年度からやめる」と意気込み、3月31日に思う存分タバコを吸って、その日の23時ごろに部屋にあった自分のタバコ、もらったタバコ、人が忘れていったタバコを全てゴミ箱にポイっと捨てました。
4月1日からはとにかく我慢。仕事の休み時間も喫煙所に行かず我慢。帰路も喫煙所によらず我慢。飲み会で他人が吸っていても気にせずとにかく我慢。どれだけ我慢しても口元が寂しくなるというのは聞いていたとおりだったため、ボトルガムを常に携帯し噛んでおりました。 あとは、モチベーションをキープするために禁煙アプリを導入するなどしておりました。
そして、2週間ほど耐えると、ほとんどタバコを吸いたいと思うこともなくなりました。

やめて気づいたこと

で、やめて気づいたことですが、冒頭に書いたとおり色々とありました。

■飲食物の味が変わった
タバコのせいで舌が多少の麻痺をしていたのか、タバコをやめてから、食べ物・飲み物の味がかなり変わりました。何か味が濃くなったというか、舌が多感になったという感じです。
私は果汁100%のジュースをよく飲みますが、誰か砂糖を入れたんじゃねーか、というくらい甘く感じるようになりました。
あとは極端な例でいうと、焼き鳥屋では「塩」だと味が物足りなかったので「タレ」をよく頼んでおりましたが、塩でもしょっぱく感じるくらいになりました。タレに至っては辛く感じることがあるくらい。
自炊する中でも、使う調味料の量が半分くらいに減ったような気がします。

■目覚めがよくなった
もともと目覚めが悪く、朝食を食べたあとも出社するまでもう一眠りするような生活を送ってましたが、これがほとんどなくなりました。朝起きたら頭が凄いスッキリしており、今日も1日やったるでー、って気分になるように。

■気だるさが無くなった
よく「ダルいわー」とか「ダルすぎる」とか「ダルいんじゃボケ」とか口癖のように言ってましたが、タバコをやめてから、頻繁にあった体の気だるさとかやる気の無さというのがほとんどなくなりました。感覚的なものかもしれませんが、心なしかシャキっとするようになりました。あとはトピックとしてわざわざ挙げませんが、下の方も今まで以上にシャキってするようになった気がします。

■普段話さない人と話すようになった
上の2つとは少しニュアンスが変わりますが、会社の休み時間を喫煙所で過ごさなくなってから、非喫煙者の人々と休憩時間を過ごすように。入社したときはよくタバコミュニケーションは大事だ、と喫煙歴数十年の大先輩によく言われたものですが、タバコを吸わないことでとれるコミュニケーションがあるということを実感しました。もちろん、タバコミュニケーションで培った仲も今後大事にしていきたいです。

■タバコを吸ってる人が気になるようになった
自分がタバコを吸ってるときはあまり気にならなかったのですが、街などで喫煙スペース以外のところ(禁煙スペースは論外ですが、特に明文化されていない箇所でも)でタバコを吸う人が凄い目につくようになりました。

■離脱症状がでるようになった
唯一、タバコをやめてデメリットを感じたのはこの離脱症状です。禁煙後数週間続くのですが、とにかく突然眠くなるという症状が出るようになりました。しかもこの眠気が尋常じゃなく、脳に麻酔薬をスポイトで垂らされているかのような感覚でやってきます。
非喫煙者であれば、アセチルコリンっていう物質が体内で分泌されて脳を活性化させているみたいなのですが、喫煙者であれば、吸ったタバコのニコチンで脳を活性化させるようになり、アセチルコリンの分泌が抑制されるようになるようです。なので、禁煙後数週間はアセチルコリンがなかなか分泌されないことから、猛烈な眠気を感じるようになる、とのことでした。
タバコをやめて1ヶ月が経ち、この事象はほとんどなくなりましたが、この眠気だけは尋常じゃありませんでした。仕事に影響が出ないよう栄養ドリンク飲んだりミント系のガムをひたすら噛んで耐え忍んでおりました。

まとめ

タバコをやめて、色々とこの1ヶ月気付きがありました。離脱症状などは出ましたが、それも何とか耐えて、やめて良かったなーと思っております。
が、上記にもあるようにタバコを吸うことでとれるコミュニケーションなどもあることから、タバコ自体が「百害あって一利無し」っていうことは無いんじゃないかな、とも考えました。一利くらいあるやろと。…なので、他人に禁煙を強要しようとは思いません。

といっても、やはり良いことが多いことは確かなので今後禁煙するかどうかを悩んでる人がいれば進言はしていきたいと思います。何かきっかけがあれば、ぜひ禁煙してみてはいかがでしょうか。


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